2018年11月15日
インクスレーベル!港湾ライトゲームベイトロッド!
ライトゲームフィッシングのパイオニアとして知られるLEONこと加米匠氏が立ち上げたブランドがインクスレーベル。やはりライトゲームに特化したラインナップを持つブランドに新たにロッドが加わってますよ。
LEONとフィッシュマンロッドのコラボレートで生まれた港湾ライトゲームベイトロッドシリーズです。それがFXB-TS67UL Tres SABIA(サビア)とFXB-TS79UL Tres SABIO(サビオ)です。バス用のベイトフィネスロッドを代用するのではなく、専用のライトソルト向けベイトフィネスロッドを、というコンセプト。より使いやすく楽しいロッドに仕上げてますね。
インクスレーベル(INX.label) FXB-TS67UL Tres SABIA(サビア)
インクスレーベル(INX.label) FXB-TS79UL Tres SABIO(サビオ)
6.7ftのULパワーロッドがサビア、7.9ftのULパワーロッドがサビオになります。もちろんどちらもベイトキャスティングロッドですよ。
ロッドはノーバックラッシュを標榜するベイトロッド専門メーカー、フィッシュマン。代表の赤塚氏はベイトロッド作りへの熱量と感性に溢れたアングラーでもありますよ。
バス用ベイトフィネスロッドとソルト用ベイトフィネスロッドとはその要求される機能・性能が異なるというスタンスでインクスレーベルとコラボしたそうです。確かに狙うターゲットも釣り場の状況も異なるので、同じロッドでは満足できない、というのはわかる気がしますね。
ということで、ロックフィッシュ界の先駆者LEONと組んだわけですね。
求めたのはキャストの正確さ、そして軽量なルアーをより遠くへキャストできること、だそうです。さらにソフトルアーからハードルアー、サーフェイスからボトムまで、ライトリグを戦略的に扱えるバーサタイルな操作性も。かなり欲張りなコンセプトですが、それを実現してしまうのがすごいところです。
ブランクには特殊なベンディング設計を施した4軸カーボンを使用。極軽量なルアーの遠投性能に欠かせません。また設計通りのアクションとするための3ピース構造を採用しています。
フロントスクリューはフィッシュマンの証、アルミ削り出しを。グリップにはインクスレーベルこだわりの形状が採用されてます。ガイドフレームはKガイド、材質はチタンとステンレスを使い分けるこだわりです。
6.7ftのサビアは5~8gのプラグをメインに使用するために設計されたロッドです。とはいえ取り回しのしやすいレングスでボートからの穴撃ちなどにも対応しますよ。尺メバルクラスを想定したロッドではありますが、シーバスやチヌのパワーにも対応できるトルクもあるようです。
ヘビージグヘッドやメタルリグでボトムを取ることもできるよう、従来のフィッシュマンロッドよりも張りを持たせた仕上げとなります。
7.9ftのサビオは3~5gの軽量プラグを遠投する設計ですね。しなりを利用してより軽量な1~2gクラスのジグヘッドリグにも対応しますよ。
しなやかなロッドアクションは和竿のような戻りを見せます。ドラグ勝負が難しいシーンでもロッドワークでいなせる、そんなロッドに仕上げてますね。
どちらもULパワーですが、長さだけでなくキャラクターも異なる2本です。
サビアは
¥53784(税込)
サビオは
¥59292(税込)
ライトソルトの世界にもベイトリールの波が押し寄せてます。とはいえ、まだ成熟した分野ではないので新しい個性あるロッドが続々登場しますね。