投げ釣り入門に!ダイワ投げ専用 ニューファインサーフ

あごひげあざらし

2010年08月13日 11:28


個人的な感想なんですが、投げ釣り愛好家の方の間では、シマノのリールのほうが比率が高いような気がします。
もちろん正確に数えたわけじゃないけど、そんな印象があるんです。昔からシマノは投げ釣りに力が入ってましたし、投げ釣り用のロッドも好評ですしね。

とはいえ、ライバルダイワも手を抜いてたわけじゃない、と思います。ロングセラーとなったエントリーモデル、ファインサーフなどがありますしね。
かなりのご長寿モデルでした。

ダイワ(Daiwa)ファインサーフ 30

実売価格5000円程度で購入できる投げ専用リール、エントリーモデルといいながらも投げ専用リールに要求される機能はしっかり抑えたリールです。
もちろん、上位機種に比べれば劣るところはたくさんありますが、汎用スピニングから買い換えると飛距離が出しやすく、巻き上げも十分なパワーを実感できました。
決して多くを語られることの無いモデルでしたが、このリールから投げ釣りをスタートしたという人も多いでしょうね。
で、今年。モデルチェンジを果たしてます。

ダイワ(Daiwa)10ファインサーフ35 

ニューファインサーフです。
基本をしっかり抑えた堅実な作りは旧ファインサーフと同様。入門にオススメできるエントリーモデルという性格です。
上位モデルにあたるウィンドサーフとボディ・ローターの金型を共有することで、コストを抑えてますね。
旧モデルから大きく変わったのはストロークとスプールサイズです。旧ファインサーフが30mmストロークだったのに対して、ニューファインサーフは35mmストロークに。それに従ってスプールも長くなりました。

ストローク変更のメリットは、「飛距離アップ」と「巻き上げスピードアップ」です。
ロングスプールになることでラインの放出抵抗が少なくなり、今までと同じロッド・同じ仕掛けでも確実に飛距離がアップします。今万で届かなかった距離まで到達させることが可能になりますね。投げ釣りでは飛距離が釣果に直結することが多いのでこの改良は大歓迎。
また、ストロークが5mm伸びたことでハンドル一回転あたりでの巻き上げ距離が長くなります。旧モデルでは1回転あたり82cmでしたが、ニューファインサーフは86cmと4cmアップしてます。わずか4cmと思うかもしれませんが、ロングキャストする投げ釣りでこの差は大きいですね。単純計算で、150m投げたとして、巻取りに必要なハンドルの回転数は旧モデルが約183回転。ニューファインサーフなら約174回転となります。一日中キャストしたと考えると、この9回転の差はかなりの負担軽減になりますよね。

スプールはロングになっただけでなく、従来モデルがナイロンラインの使用を前提にしていたのに対して、現在主流のPEラインの使用を前提にしたのがニューファインサーフ。そのため従来モデルよりも浅溝のスプールとなり、PEラインを使用しても下巻きが不要になりますよ。時代にあった変更点ですね。
ラインナップは細糸と太糸の2タイプ。細糸はPE1号が約200m、太糸はPE2号が約200mストックできますよ。

エントリーにオススメのニューモデルです。
¥7860

カゴ釣り遠投モデルのクロスキャストもモデルチェンジしています。

ダイワ(Daiwa)10クロスキャスト 4000

こちらもボディ形状はニューファインサーフと同じですが、用途が違うためサイズは大ききなります。35mmストロークの正テーパーロングスプールですが、溝も深溝になってます。メインで使用するのはナイロンラインという設定ですね。
ベアリングがファインサーフより1つ増やされてます。
最も小さい4000番で
¥9050

このほか投げ釣り専用リールはこちらにも
フィッシングタックルならこちらからも
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ダイワ(Daiwa)10ファインサーフ35 細糸
●標準巻糸量(ナイロン):1.5号~200m
●標準巻糸量(PE):0.8号~250m、1号~200m
●巻取り長さ(ハンドル1回転):86cm
●ギヤー比:4.1
●自重:580g
●インフィニット
●ベアリングボール/ローラー:2/1
●実用耐力:8kg

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