7月です!そろそろ夏モードに突入でしょう。
ということで、今回は夏のソロキャンプにオススメしたい、通気性の高いツーリングテントをご紹介しておきます。
コンパクトなツーリングテントは、太陽に温められて室温上昇が早い、という特徴があります。
気温の低い時期ならこの特徴はプラスに働きますが、真夏となればマイナス方向に。日が昇るとともにジリジリとテント内が暑くなり、暑くて寝てられない!という状況になることもしばしば。
そんな時期には通気性の高いテントがオススメ。昔はそんなテント、なかなか選べなかったんですが、今は種類も豊富になってますからね。冬は使用しないという前提なら、オススメです。
アライテントDOMA DOME Mesh 2(ドマドームメッシュ 2)
まずは個人的に好きなブランドのアライテントのモデル。土間付きのテント、ドマドームのメッシュバージョンです。
ドマドームの由来になる「土間」とは、前室の両サイドに取り付けられたグランドシートの間に生まれる三角形のスペースを指していると思うんですけどね。ツーリングテントとしては広めの前室で快適性の高いテントです。
ドマドームには、このメッシュパネルを装備したメッシュと、メッシュパネルを省略してある軽量モデルのライトがありますが、今回はメッシュをご紹介。
前室がメッシュで囲われるこのテント、フライシートをクローズすればオールシーズン使用できる性能を持ってますが、今回強調したいのは夏での使用ですね。前室のフライシートを開けてしまえば、メッシュパネルだけの前室が出来上がります。インナーのフロントドアを開けて、さらに前室フライの三方のドアも開けちゃえば通気性抜群です。インナーテントリア側にもメッシュウィンドウがあるから、そこも開けちゃえばスースーと風が通り抜けていきますよ。
メッシュパネルだから、不愉快な蚊の侵入もありません。まさに夏に最高!なテントです。
通気性・居住性だけじゃなく、耐風性や設営も考慮されてます。山岳テントで有名なアライテントですから、手抜きなしですもんね。
3本のクロスしたポールで構成されるフレームは、3箇所のクロスポイントで全体の強度がアップ。ペグダウンを確実に行えばかなりの耐風性を発揮しますね。山岳テント並みのスペックを持つエアハーキュリーフレームも高い強度を持ってますしね。
そのポール、3本とも同じ長さなので取り付け位置の指定がありません。どのポールをどのスリーブに通してもOKなので、ポールを間違えて通しちゃうことがありませんからね。袋状のスリーブは、インナーテント前側のところからスルスルと入れていけばテントが立ち上がります。速攻設営が可能なんです。よくできてますよね。
ドマドームメッシュ 2は一応2人用ですが、快適に使用するなら1人がオススメ。奥行き120cmのインナーなら1人でゆったり使うのが良いですね。2人で使用した場合はスペースはミニマムです。もっとも、ギアは前室に置くことができるのでその点は便利です。
¥59850
アライテントDOMA DOME Mesh 1(ドマドームメッシュ 1)
奥行き75cmのソロモデルもあります。インナーの奥行きは少なめですが、前室があるので狭苦しい感じはしませんね。重量で200gほど、収納サイズも一回りコンパクトになるので収納性も重視したいならこちらがオススメです。
¥52500
アライテントカヤライズ1 SCフレーム付
こちらもアライテント。フロアシート以外はすべてメッシュ!通気性は抜群です。
ただ、こちらのカヤライズにはフレーム・フライシートが付属しません。「エアライズ」・「ゴアライズ」のものと共通なので、すでにそれらを持っている方ならそのまま流用できますし、別途フレームだけを購入するのもありです(値は張りますが)。
タープの下にカヤライズを張れば、暑い海岸でも快適です。
ただし、メッシュなので撥水性はありません。雨が降ればもちろん雨も通しますからね。
¥22470
MSRハバハバ
こちらも有名所、MSRのハバハバです。ソロ用がハバで、2人用がハバハバというネーミングです。さらに大きいのはマザハバですが。
上のカヤライズ同様、インナーテントはフロア以外がメッシュになってます。なので通気性はもちろんバッチリです。フライシートを一部開けておけば寝苦しさとも無縁(?)。
独創的なテントで知られるMSRですが、キワモノではなく軽量・コンパクト・最低限以上の居住性と完成度が高いテントをラインナップしてます。
このハバハバのポールは、1ポールテントが進化したような構成で、軽量でありながら強度も高くなっています。リッジポール状のフレームも追加されているので一般的なワンポールテントに比べると入り口に余裕があり、居住性も犠牲になってません。
決して広くはないけど、前室・後室もありますから、ギアの収納も十分できちゃうんですよね。
フライシートをつけなければ「蚊帳」のように使えるし、フライシートとフットプリントだけでも自立します。アレンジも多彩ですね。
そして何より、抜群の軽さと収納性。ラゲッジスペースに限りのあるバイクツーリングやバックパッカーさんに人気なのもうなずけますよね。
¥40950
MSRのモデルには、インナーテントにメッシュを採用したモデルが他にもあります。さらに軽量に仕上げられたカーボンフレームのモデルですね。
MSRカーボンリフレックス2
¥65100
ロゴス(LOGOS)クイックミリタリーソロテント FR(難燃加工)
リーズナブルな価格で手に入れられるモデルというと、このロゴスのモデルですね。現在ナチュラムさんで販売中ですが、ロゴスの今年のカタログには載ってません。おそらく廃盤?
とはいえ、このモデルのインナーテントはフロア以外、オールメッシュです。通気性はかなり高いです。フライシートにもベンチレーターが付いているので、そこを開ければ涼しく寝られますよ。
インナーテントの奥行きは狭いながらも90cm以上あるし、幅は240cm!もあるので1人で使用するなら必要十分です。ギアもインナーの中に入れられますね。前室はありませんが、一応靴程度は置けるだけの隙間があります。
収納時の長さがあったり、フライシートの固定が甘かったりと若干、ツメの甘いところも指摘されているモデルですが、結構使えるテントです。通気性の高さでは文句ありませんしね。
定価¥17325のところ、¥12109 30%割引
タープと組み合わせて使用することが前提なら、このテント(?)もいいですよ。
ロゴス(LOGOS)モスキートベッドテント
テントというか、蚊帳ですけど。ポップアップテントなので、設営は速攻で終了します。ただ、フロアの防水性は微妙なので、しっかりしたグランドシートと組み合わせたいところです。
強度的にもそれほど高いものではないので、悪天候下ではオススメしませんけど。。。。。。
定価¥8925のところ、¥2980 66%割引
今年の夏は暑くなるんでしょうか?一時、冷夏との予想も出てましたが。暑くなったら、こういった通気性の高いモデルが快適でいいんですよね。
このほかツーリングテントはこちらにも
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