3人家族に贈るオススメファミリーテント!

あごひげあざらし

2010年05月20日 13:39

お父さん・お母さん・お子さん1人の3人家族という家族構成。多いんですよね。
1人+1人=1人、これじゃ人口が増えるわけがないんですが、昨今の経済状況や教育費などの問題を考えると、1人で精一杯という家があるのも致し方ないことなんでしょうね。
もちろん、一人っ子がいけないというわけじゃありませんよ。何人だろうと大事なお子さんであることに変わりはありませんしね。

今回はそんな少子化を考える、というわけじゃなく、そういったご家庭向きのテントをいくつかご紹介したいなぁ、というのがコンセプトです。ファミリーテントの基準というか、一般的なサイズってフロアサイズが270cm×270cmというものが多いんですよね。これがスタンダードサイズという感じです。

大人2人子供2人のご家庭なら、このフロアサイズがジャストサイズです。5人用テントと記載されていますが、テントの収容人数って、カタログの人数マイナス1人で考えた方が寝るときだって余裕をもてますから。収容人数ギリギリだと、ラゲッジスペースが不足したり、就寝する際はパズルのようにシュラフを並べることになったりしますね。できれば、同じ向きに並べたいもんです。その方が快適ですしね。

でも、3人家族というご家庭では、この270サイズがちょっと大きいんです。余裕がたっぷりあった方が良い、というのなら話は別ですが、テントサイズが大きくなれば、収納サイズも大きいし設営も手間がかかることが多いです。お父さん1人で設営を担当するような状況だと、大きいテントは設営が大変です。幕体を広げるだけで一苦労だったりして。

そんなわけで、3人家族であればもう少しサイズダウンさせた方が便利です。3人が横になってさらにインナーテント内にラゲッジスペースも確保したい場合、フロアサイズは240cm×240cm程度あれば十分でしょう。そんなわけで、そのくらいのサイズでテントをチョイスしてみます。
でも意外とこのサイズくらいのテントって少ないんですけどね。


Coleman(コールマン)2ルームドーム/240

さすが、品揃え豊富なコールマン、240サイズのテントも用意されてます。2010年にマイナーチェンジを受けたニューモデルですね。
とはいえ、このモデルは2ルーム。コンパクトサイズですが、設営に関しては一手間かかります。もちろん、テントを立ててスクリーンテントを立てて、と2つの幕体を立ち上げるよりは素早くできるでしょう。ただし、1人で立ち上げるよりも2人で立てることをオススメしますね。

インナーテントは吊り下げ式ではなく、スリーブにポールを通して立ち上げます。リビングルームとなるスクリーンが連結されているフライシートをインナーに被せる時だけ、もう1人欲しいところなんです。1人でできないことはないと思いますが、作業効率はよくないですね。

立ち上げてしまえば、240cm四方のフロアを持つインナーは3人なら十分広く感じるはず。3人並んでもラゲッジスペースを確保できます。着替えや小物など、テントに持ち込みたいアイテムは結構ありますからね。そういったものが収納できる広さがあるのは便利なんですよね。

インナーの高さは最大160cmと大人の男性が立ち上がって歩くのは厳しいですが、お子さんなら問題ないでしょうし、就寝スペース・着替えスペースと割り切れば十分じゃないでしょうか。場合によっては多少の圧迫感を感じる可能性もありますが、狭いながらも楽しい我が家!と思えばいいと思います。

前室、ではなくリビングスペースも3人で使用するなら問題ない広さがあります。テーブルとイス3脚を並べて食事をしたり、くつろいだりすることができますよ。リビング正面のパネルはメッシュドアがあり、広いメッシュパネルを持ってます。両サイドには小ぶりな窓で、こちらもメッシュパネル付き。ドアパネルをオープンにすれば開放感のある空間になりますし、風が冷たいときや日差しが強いときは、パネルを閉じたりすることで対応可能です。
これ、個人的にイチオシなんです。
定価¥33075のところ、¥29768 9%割引

ロゴス(LOGOS)Plasαビッグキャノピードーム250FR-I-Z

こちらは品揃えの豊富さではコールマンに迫るロゴスのテントです。
250cm四方のフロアサイズです。フロアサイズではコールマンの2ルーム240を凌ぎますが、サイドウォールの傾斜がコールマンより強いので実質の広さは同等になりますね。

インナーテントを立ち上げてから、アウター式の前室用ポールを取り付けたフライシートを被せて設営します。設営の容易さでは2ルームより上です。比較的簡単に立ち上がるテントですね。
インナーは大人2人子供1人なら就寝スペースとしては十分な広さを持ってます。インナー後ろ側の傾斜が強いので入り口側に頭を向けて寝ると圧迫感を感じないですみますよ。

こちらは2ルームではありませんが、前室のドアパネルが2段階に展開可能です。広げてポール立ち上げ・ローピングでヘキサタープのように使用可能です。2ルームテントがテントとスクリーンタープの合体だとすれば、こちらはテントとヘキサタープの合体モデルですね。開放感の高さではスクリーンテントよりも魅力的なヘキサタープ、このテントも開放感のあるリビングスペースを確保できますよ。

テントの他に、タープ類があった方がもちろんいろいろと重宝しますが、荷物の減量化・軽量化を狙うならこれ1つでまかなっちゃうのもありかと思います。
ただ、就寝時はもちろんテントを閉じることになり、ヘキサタープとしては使用できません。テーブルやイスなどが夜露に塗れてしまうことになりますので、それがイヤなら別途、タープを用意したりカバーをかけたりする必要がありそうです。
¥22575

ロゴス(LOGOS)クイック2ルーム 2455-J-Z

同じくロゴスのテントですが、こちらは即効設営が魅力のクイックシリーズですね。
ポールと幕体が一体になっているので、設営が簡単です。ポールを伸ばしてロックしていくだけでフライシートが立ち上がってしまいますからね。フライシートが立ち上がったら、吊り下げ式のインナーテントを中に取り付ければ終了です。

インナーテントの広さはちょっと微妙な220×210cmです。大人2人子供1人だと、寝るだけでラゲッジスペースはほとんど期待できません。その分、リビングスペース確保に振った設計なので、3人のためのリビングスペースとしては広々使えますよ。なので、インナーに入れる荷物は最低限に抑えて、入りきらないものはリビングに置くという使い方が可能です。

リビングスペースはメッシュパネルも充実、ベンチレーターもしっかりしているので快適性・通気性は高いです。幅240cm・奥行き250cmほどのスペースがあるのでゆったり使うことができますね。またインナーテントを取り外せばスクリーンタープとしての単体使用も可能です。設営・撤収ではインナーテントを極力濡らすことなくできるのも魅力の一つででしょう。
定価¥34650のところ、¥31185 10%割引

ロゴス(LOGOS)デカゴン リンクドーム N240-J

こちらロゴスの2010年ニューモデルです。ロゴスのデッカイスクリーンテント、デカゴンに連結可能なテントなんですが、もちろん単体での使用も問題ありません。
インナーサイズは240cm四方です。立ち気味のテントウォールを持っているので比較的広々感じる室内になってます。ベンチレーション・メッシュパネルが多数採用されているので、通気性が高く結露もしにくく、快適なテントの一つですね。

前室は奥行き110cmありますが、傾斜が強いのであくまでラゲッジスペースとして使用するのが現実的でしょう。タープを別途用意するのがオススメ。スタンダードなドームテントといった感じですね。

設営はロゴス自慢のクイックセット式を採用。ポールを伸ばしてロックしていくだけで設営できるので、1人でも十分立ち上げられます。これは小さなお子さん連れのご家族の場合便利でしょう。奥さんがお子さんを見ている間に、お父さんが1人で頑張るだけで良いんですからね。
定価¥36750のところ、¥33075 10%割引

ユニフレーム(UNIFLAME)レボ250

ユニフレームの独創的なテント、レボにもコンパクトモデルがあります。フロアサイズは250となってますが、台形の独特な形状ですね。
開放感・通気性を重視した、というだけあって、ベンチレーターやメッシュパネルがふんだんに使用されているのも特徴の一つでしょう。インナーのルーフ・ドアだけでなくサイドの下側にもメッシュパネルがあり、こちらは寝たままでも室内から開閉可能な親切設計です。
フライシートにもWフライ・Wメッシュと通気性を損なわず、雨風にも対応できる機能が取り入れられてます。

前室は広くはないものの、出入りがしやすい構造でキャノピーも可能ですね。また、グランドシートとスタンディングテープが標準装備で、こちらを使用すればフライシート単体で立ち上がります。インナーテントは吊り下げ式なので、雨天時にもインナーを濡らさずに設営撤収ができますよ。
¥69800

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ヴェルタ4

カタログ上、インナーサイズが260×250cmとなってる小川のヴェルタ4ですが、実質の広さとしては240cm四方程度になりますから、ここで紹介しておきます。
変形8角形のインナーはサイドの辺が短くなります。なので、川の字で寝るなら3人がちょうど良いでしょう。

2段階に張り出すフロントパネルは、他のメーカーでも見た覚えが。。。。。。こちらが元祖ですけどね、この形状。2人用テント、シャンティとして登場したこのパネルですが、シャンティが廃盤となり、サイズアップされたヴェルタ4が登場した、という次第です。
エクステンションルーフを張り出せば、ヘキサタープをテントに取り付けたような形状になります。開放感のあるリビングとして使用可能です。アレンジの幅はロゴスのビッグキャノピーよりもありそうですから、多彩な使い方という点ではこちらの方が上かな。

設営に関しては独特な形状のため、慣れを必要とします。慣れちゃえばパーツ点数もそれほど多くないので素早く立てられるでしょう。
前室もこのクラスとしては比較的広く、高さもあります。キャノピーにすることでリビングスペースには十分な広さを確保できますね。さらにもう1段階、広げられるというのはあると便利な装備になります。常に使う、ということにはならないかもしれませんが、イザッというときは、広くなるというのは精神的にも余裕をもてますね。

耐水性の高さや作りのしっかり感など、さすが小川とうならされる高品質なモデルです。ファミリーキャンプでもこの安心感は魅力ですね。
定価¥78750のところ、¥63000 20%割引

3人家族で使えるオススメモデルとしてはこのくらいになりますね。このサイズのテント、重ねて言いますが選択肢が少ないんですよね。

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