シマノのバス専用スピニングリールとして登場したのが、「COMPLEX(コンプレックス)」シリーズ。
昨年登場したコンプレックスは’09ツインパワーMgをベースに、ハイギア(6.0:1)やラピッドファイアドラグを搭載したバススペシャルでした。
シマノ(SHIMANO)コンプレックス2500HG-F4
こちらがその中でも一番人気のF4というバージョン。多分、FはフロロカーボンのFなんでしょうね。4lbのフロロカーボンラインがジャスト100mストックできるスプールです。
フィネスゲームの主流になったフロロカーボンラインにアジャストさせてます。もちろん、ナイロンやPEにも使用できますけどね。
ハイギア化されたコンプレックスは、ストラクチャー周りでヒットしたバスにも主導権を与えずに引きずり出すことが可能。また、巻き合わせでも巻き取り距離が長いため、確実にフッキングさせることができるのが魅力ですね。
バス専用とはいえ、フレッシュウォーター専用チューンというわけではないので、ソルトウォーターでも使用可能です。根に潜られる前に引っ張り出したいロックフィッシュが相手なら、リールの真価を発揮できそうですね。
そんなコンプレックスシリーズに、弟分ともいえるリールが登場します。それが、
コンプレックスCI4です。
まだリリース直後ということで、デリバリーは安定してませんが、今後ナチュラムさんにも並ぶことでしょう。
名前からも分かる通り、カーボン素材CI4を使用したカーボンボディ&ローターのスピニングです。シマノのカーボンボディスピニングというと、
シマノ(SHIMANO)レアニウムCI4 2500S
こちらのレアニウムや、
シマノ(SHIMANO)08 セフィアCI4 C3000SDH
セフィアCI4などでおなじみです。が、今回登場したコンプレックスCI4は次世代(?)モデルということのようです。
レアニウムやセフィアCI4のボディ・ローターの金型は、先代のナスキー・エルフと同じです。ボディの素材こそ違うものの、デザインや形状は同じでしたからね。こちらですね。
シマノ(SHIMANO)ナスキー 2500S
レニウム系のカーボンリールは07ナスキーがベース(?)なんですね。
で、今回登場するコンプレックスCI4は!
10ナスキーと同じボディ形状となりました。10ナスキーは、
先日ちょっと記事にしましたが、若干クロスギアなども見直されているようで、耐久性もアップしているみたい。そちらが今回のコンプレックスCI4のベースとなってます。
シマノ(SHIMANO)10ナスキー 2500S
とはいえ、コンプレックスの名前を冠している以上、ナスキーから素材が変更されただけではありません。
ギア比はコンプレックス同様、6.0:1のハイスピードギアを搭載。ドラグもラピッドファイヤが搭載されてます。
また、ギアにも変更があり、それに伴って共回りハンドルのナスキーと異なるねじ込み式ハンドルとなってますね。
結果、コンプレックスよりも軽量なスピニングとなったコンプレックスCI4、価格も安めに抑えられてます。もちろんバスフィッシングにオススメなんですが、錆とは無縁のカーボンボディ、SA-RBも採用しているのでソルトウォーターでも活躍してくれそうです。
ちなみに、スプールはドラグ部以外はナスキーと共通のようで。。。。。。管理人の10ナスキー1000Sに、コンプレックスCI42000HGS F3のスプールは搭載可能、かもしれません。純正パーツチューニングにいいかも!
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2010/4/29追記
ナチュラムさんのサイトにも入荷したようですね。