2010年新製品のお話、今回は職人集団、小川キャンパルです。
小川キャンパルは高品質のキャンプ用品・アウトドアグッズブランド。国内テントメーカーの名門でもあります。
その小川キャンパルの新製品で、今年気になったのがピスタ5というドームテントです。最近主流になってきている2ルームテントではなく、シンプルなドームテントですね。
見た目は小川らしいカラーリングのほかは、特にこれといった特徴は見受けられませんけど、それが逆に魅力的です。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピスタ5
テントとスクリーンテントが一体化した2ルームテントは、確かに快適性は高いです。気温の下がるシーズンでもフルクローズすれば暖かく過ごせるし、寝室スペースとリビングスペースの行き来もしやすいですしね。
とはいえ、旧来からのキャンプの魅力、「開放感」という点ではイマイチだと思うんですよね。特に暑くもない、寒くもないというキャンプのベストシーズンであれば、スクリーンのメッシュパネルはない方が開放感がありますよね。
ドームテントにヘキサタープの組み合わせの方が、季節の風を感じられると思うんですよ。虫の多い真夏は蚊帳代わりになるスクリーンの恩恵が欲しいですけど。
また設営の自由度という点でも、ドームテント+タープの組み合わせの方が上ですよね。キャンプサイトの形状や広さによっては、実は2ルームテントは不便だったりします。
と前置きが長いですが、そんな風潮の中登場した小川のピスタ5は完成度の高いドームテントとしてオススメできますね。季節に合わせて、スクリーンと組み合わせても、タープと組み合わせてもOKですし。
フロアサイズは270cm四方の正方形。グランドシートやインナーシートの選択は小川純正以外からもチョイス可能です。いたってスタンダードなフロアです。フロア素材は完全防水のライトPVCではなく、普通のナイロンクロス210Dです。耐水性は十分そうですが、フロアシートの傷み防止にグランドシート・インナーシートはぜひ欲しいところですからね。
ベンチレーターは必要最小限ながら、十分機能するものを採用。インナーテント上部に2箇所のベンチレーターと、フライシートのベンチレーターでテント内の湿気や熱気を排出します。ドアのメッシュパネルと合わせれば、通気性は必要十分ですね。
キャノピーにもできるので、サイトアレンジもしやすいです。
シンプルなのはフレーム構造も同じです。クロスフレームと前室ポールだけの3本構成、初めてでも設営がわかりやすく、吊り下げ式なので短時間で設営が可能です。
こういったシンプル&ベーシックなテントって、実は万能選手だったりするんですよね。さすが小川品質らしく、手抜きもありません。キャンプ入門にはもちろん、スペースの制限があるサイトにもオススメです。
定価¥49875のところ、¥39900 20%割引
ヘキサタープやウィングタープと組み合わせる場合は、タープのブランドを選ぶことがありませんし、設営箇所はアイデア次第、状況次第でOKですが、スクリーンと組み合わせるなら、同じ小川のモデルがオススメですね。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ドームシェルターラナ
こちらも小川の2010年ニューモデルになる、スクリーンタープ、ドームシェルターラナです。
ピスタ5との接続も簡単ですね。
接続のための装備もよく考えられていて、接続部のカーテンは2段階に可変します。テントとの密着性を高められますね。
また、テントの前室ポールと接続するコネクティングテープも備わっているため、しっかりと接続可能です。
クロスフレームのドームテント型シェルターですが、ポールは3本を組み合わせます。変形6角形のフロアになってますね。もっとも短い2辺は出入り口として使用可能です。小さめの出入り口ですが、タープ内の暖まった空気を逃がさずに中に入れるため、冬キャンプでは重宝すると思いますし、夏なら虫の侵入を最小限に抑えられますね。
フロアサイズも十分あるので大人4人で使用しても狭苦しさは感じないで済みそうです。
定価¥61950のところ、¥49560 20%割引
もうワンサイズ大き目のスクリーンも登場してます。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ドームシェルターファーロ
ラナ同様、こちらも2010モデル。接続もラナ同様、よくできてます。
フロアサイズが大きくなり、大人6人程度で使用しても大丈夫なくらいです。
定価¥99750のところ、¥79800 20%割引
この他にも魅力的な新製品をリリースした小川キャンパル。下の検索ワードから特設会場へ入れますよ。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)
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