管釣りブームも多少下火になったかな、という感もあります昨今。
楽しみ方も多様化してきて、釣りのスタイルも様々になってますね。
ということで、少しの時間でチョイ釣りという方も多いようです。平日釣行すると、およそ釣り場に似合わないようなスーツ姿の方や、作業着姿の釣り人もちらほら。
仕事の空き時間を利用して１～２時間釣りをして帰るようです。
そういった釣りのスタイルの場合、タックルもできるだけコンパクトにしたいんじゃないでしょうか。基本的にタックルの量が少なめの管理釣り場。スプーンワレット１つとリール１台にロッド１本、そのほかは小物程度で済みますから、仕事の車に積んでおいても邪魔になりにくいですよね。
でもロッドだけは２ピースでも８０ｃｍ以上あるものがほとんど。収納性の最も悪いものがロッドなんですね。さらにもっとも扱いにデリケートさが必要なのもロッド、特に極細ティップのトラウトロッドは雑に積載するのは禁物です。なかなか適当な積載場所が見つからない場合もあるんじゃないでしょうか。
という前置きが長くなったところで、昨年末に登場したメジャークラフトのモバイルロッドです。
メジャークラフトトラウティーノ ＴＴ－６３４ＵＬ
２タイプのラインナップのうち、レングスが６．３ｆｔのウルトラライトパワーがこちら。
スプーンから小型クランクまで対応できるバーサタイルロッドですね。ロッド１本でスプーンからプラグまでこなしたい場合にオススメのロッドです。
マルチピースというと、振り出しロッドと継ぎ竿がありますが、トラウティーノは継ぎ竿です。
振り出しロッドではどうしてもバット径が太くなりがちで、ロッドの張りが強くなります。トラウトロッド、それも管理釣り場で使用するロッドの場合だとちょっと強すぎるなぁ、という印象が強くなっちゃうんですが、継ぎ竿ならその心配が少なくなります。
もちろん、フェルールが多くなるから、同じ太さを持つ２ピースのブランクスに比べてしまえば張りの強さは感じますが、十分使える範囲内に収めてますよ。４ピースロッドにしては、スムーズな曲がりを見せてくれます。テーパーも管理釣り場で使いやすいレギュラーテーパーです。ティップだけが柔らかいテレスコタイプよりスプーンのキャストもしやすいですよ。
仕舞い寸法は記載されてませんが、ショップで確認したところ、６０ｃｍあるかないか程度になりますね。６０ｃｍの隙間があれば収納可能でしょう。
付属のロッドケースもおまけ的な感じのしないしっかりしたものです。車のトランクに入れたり、バイク釣行などでもロッド破損の心配が少ないですよ。
スプーンからプラグまで、１本で済ませることができるモバイルロッドです。
￥１５５４０
メジャークラフトトラウティーノ ＴＴ－６０４ＳＵＬ
スプーニングメインで使用するなら、スーパーウルトラライトパワーのモデルもオススメです。エリアフィッシングでもっとも使用されるルアーがスプーンですからね。
こちらはＵＬモデルと違い、スローテーパーになってます。だからマイクロスプーンなどの軽量ルアーも十分重さを乗せてキャスト可能です。
モバイルロッドは、張りが強いため、マイクロスプーンのような超軽量ルアーのキャストは苦手なものが多いいんですけどね。４ピースの継ぎ竿ならではのしなやかなアクションがＳＵＬです。
６ｆｔロッドは仕舞いサイズも若干短くなりますが、多分収納ケースは共通のはずなので６０ｃｍと見ておけば大丈夫です。こちらは
￥１５０１５
格安のモバイルロッドじゃちょっと不満がある、とはいえ、サブロッドであればあまり高価なものは手が出せない、そんな管理人みたいな人には、かなり魅力的に映るロッドですね。
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