ナチュラムさんに「ジール」の専用ページができました。言わずと知れた、偏光サングラスブランドですが、今回始めて知ったのは、偏光サングラスは日本専用モデルだ、ということ。アメリカ製かと思ってたら、すべて日本製、メイドイン ジャパンだったんですね。
日本の国産メガネの一大産地、福井県の鯖江市で作られてるそうです。鯖江の地場産業ですから、技術には定評がありますもんね。
近視用のメガネにも使用されるプラスチックレンズ、ＣＲ－３９を使用したジールのサングラスは確かに軽いです。管理人の使用しているサイトマスターもレンズ性能が高くお気に入りなんですが、こちらはガラスレンズ。フレームは軽量でもレンズの重さがあるため、慣れないうちは重さを感じたもんです。
やっぱりレンズ性能の良い偏光サングラスを一度使ってしまうと、もう安い物には戻れません。クッキリしていて、長時間使用しても違和感のない視界を確保できます。
偏光サングラスといっても、レンズカラーにはバリエーションが多く、初めて購入する時はどんなレンズカラーが良いか、迷うところだと思います。ということで、ザクッとレンズの特性をご紹介しときますね。
ＣＲ－３９を使用した偏光レンズのカラーでは、トゥルービュー（スポーツ）が有名ですね。レッド系やイエロー系とは違う、ナチュラルな色彩のレンズです。
もっともベーシックで汎用性の高いレンズカラーです。真夏の晴れた日中ではちょっと明るすぎる感がありますが、それ以外ならほぼ通年使用できるカラーですね。光量の少ない朝マズメや夕マズメではもう少し明るくても良さそうですが、使えないことはないですからね。
最初の１本には、これがイチオシです。釣り以外でも、ドライビングサングラスとしても使用できるし、ゴルフで芝目を見るのも問題ありませんからね。使い回しも効くカラーです。
zeal optics(ジールオプティクス)Ｖａｎｑ（ヴァンク）
アクションコパーは「赤色強調」と言われるレッド系のレンズカラーです。光のあたる部分と影になる部分のコントラストが強く出るカラーですね。サイトフィッシングで、魚影やストラクチャーを確実に視認したいときに使うと効果的ですね。
トゥルービューに比べると、コントラストが強く出るため、長時間使用すると疲れやすいカラーでもありますが、ここぞ！という場面で使用すると好結果につながりやすいです。距離のある場所でもボトムやストラクチャーを確認できますからね。
可視光線透過率はトゥルービューと同じ数値ですが、ちょっと暗く見える傾向があります。
zeal optics(ジールオプティクス)ＮＡＫＩＤ（ネイキッド）
ブラウン（ラスターブラウン）もレッド系ですが、コパーに比べると可視光線透過率が高いため、ローライト時でも使いやすいです。
こちらも赤色強調系なので、赤い色をはっきり浮かび上がらせます。マーカーやウキ、赤系のラインなどもクッキリ見えるレンズですね。偏光度が若干落ちるので、日差しの強い時では少し物足りない感じもしますが、サイトフィッシングではなくマーカーフィッシングなどなら十分水面のギラツキをカットします。
コパーよりも自然に見えるため、目の疲労は少なく、これも最初の１本にオススメのカラーですね。
zeal optics(ジールオプティクス)ＶＥＲＯ（ヴェロ）Ｔｉｅｒａ（ティエラ）
イーズグリーンは朝マズメ・夕マズメといった光量の少ない時に最適です。可視光線透過率・偏光度も最も低く、一番明るく見えるレンズです。
通年オールマイティーに使用できるカラーではありませんが、高活性になるマズメ時を狙うためには欠かせないカラーですね。マズメ時以外でも、光の少ない曇りの日や、木々の生い茂った軽量などではちょうど良い明るさですね。
最初の１本というより、２本目に選びたいカラーです。
zeal optics(ジールオプティクス)ＡＲＭＡＺＩＲＯ（アルマジロ）１３
トゥルービュー（フォーカス）は、真夏の炎天下でも水面のギラツキをカットする最も可視光線透過率の低いカラー。夏のボートフィッシングやフローターフィッシングなど、光量の多いシーンで出番のくるカラーです。真夏にはぜひ持っていたいカラーではありますが、曇りなどの日には暗すぎるカラーです。こちらも、２本目から揃えたいカラーですね。
zeal optics(ジールオプティクス)ＶＥＲＯ（ヴェロ）
この他のバリエーションとしては、ミラーコート系があります。ミラーコートは若干可視光線透過率が落ちますので、曇りや雨天でも使用したい、というひとはベースレンズの可視光線透過率を考慮してチョイスしたほうが良いですね。
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