サイクルパーツメーカーのトピークのラインナップにはテントも用意されてます。
サイクルパーツメーカーらしく、自転車でキャンプをすることを前提に開発されたテントです。結構珍しい存在かもしれませんね。
居住性は高いとはいえませんが、横になって寝る、というシチュエーションには十分応えてくれるシェルターですね。
topeak(トピーク)バイキャンパー
こちらは以前からラインナップされていた、元祖(?)
バイキャンパー。このテントにはフレーム、ポールといったものは装備されてません。
テントのポールの代わりを務めるのは、自分の愛車。前輪のホイールとフレームで前後を支えてペグで固定して立ち上げます。
テントのパッキングが大きくなってしまう要因の一つ、ポールがないということで非常にコンパクトに収納できるし、重量だってもちろん軽量。
積載スペースの少ないバイクにとっては、これは便利なテントになりそうです。
画像からもお分かりの通り、居住性はそれほどでもありません。簡易シェルター程度の居住性になりますが、横になって寝られれば良い、と割り切ってしまえば十分役割を果たしますよ。
撥水加工が施されたインナーテント、というかメインのテントにハーフフライシート(レインカバー)を被せる構造ですので、多少の雨なら十分対応できそうですね。
テントの設営についてはこちらの画像で説明されてます。フロントホイールがクイックリリースになっている700C、26インチMTBのホイールに対応しているから、使用できる自転車も豊富ですね。
テントの長さは200cmとミニマムですが、横になるだけのスペースは作り出せてます。背の高い人ではちょっと窮屈かも。
インナーテントにはサイドから入る形に。小さいながらもメッシュの窓が付いているので通気性も期待できます。撥水インナーでできがちな結露もある程度抑制できるでしょう。
設営に関しては慣れが必要かもしれませんが、慣れてしまえばかなり速攻設営も可能になりそう。ペグダウンで立ち上げるので、舗装された場所では設営ができません。
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topeak(トピーク)バイキャンパー EXP
こちらは今年リリースされたニューモデル、
バイキャンパーEXPです。元祖バイキャンパーよりも簡素化されたシングルウォールテントですね。
バイキャンパーはバイクのホイールを外す必要がありましたが、こちらはその必要がありません。といって、ポールも使用しません。テントを立ち上げるのは前後に取り付けられた自転車チューブです。チューブを膨らませることとペグダウンでテントを立ち上げます。
サイクルツーリングでは必携のポンプを使用するわけで、余分な装備を必要としません。
テントへの出入りはひさしの付いている側から縦に入ります。こちらには26インチチューブを使用しているので、入りやすくはありませんが大人が一人入るだけの空間はありますね。
後ろ側には16インチのチューブを使用して高さを抑えるとともに軽量化にも貢献します。
バイキャンパーに比べると、左右の余裕は少なくなりますが、全長が20cm長くなり、背の高い人でも無理なく入れそうです。
フライシートを持たないシングルウォールテントなので、クロスの素材は2500mmと高い撥水性能を持ったものが使用されます。結露対策に小さいベンチレーターが備わってますね。メッシュパネル等は装備していないので、真夏の暑い時にはちょっと厳しいかもしれません。
パーツ点数が少なくシンプルな作りなので、チューブへの空気注入さえすばやくできれば設営はかなりすばやくできますね。チューブには空気圧の上がりすぎを防ぐ
オーバープレッシャー リリースバルブが付いてる米式を採用してます。
簡易シェルターとして使用するには十分なスペックでしょう。
キャンプをメインに移動するというより、ユースホテルやビジネスホテルなどの宿泊施設をメインに、緊急時にはテントといった使い方なら良いんじゃないでしょうか。
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どちらもトピークらしい独創的なアイデアですね。自転車を知り尽くしたメーカーだからこそ生まれた発想じゃないかと思います。
フレームに自転車のホイールやチューブを使う、なんていう発想は一般的なアウトドアメーカーからは決して生まれないんでしょうね。
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