シマノのニューモデル、コンプレックス発売開始!

あごひげあざらし

2009年06月04日 10:37

バスフィッシング専用と銘打たれたシマノのニュースピニングがリリースされました。フィッシングショーでも注目を浴びた1台ですね。コンプレックスです。
2500番ボディにサイズ違いの3種類のスプールを装備した3タイプがラインナップされてます。バスフィッシングでもっとも使用されてるサイズですね。

ベースは09ツインパワーMg2500、全モデルギア比6.0:1のハイギアモデルです。
素早い巻き取りが可能になるハイギアは、ラインスラックも素早くとることができます。ラインテンションをかける場合でもハンドルの回転が少なくて済むんですね。
巻きあわせをする場合でも、ルアーの移動距離が長くなるので確実に口元にフッキングできる特性です。

ツインパワーMgとの違いは、ギア比のほかにドラグがあげられます。「ラピッドファイヤドラグ」といわれるドラグ機構はドラグが一発で締め込めます。ドラグを緩めに設定した状態でアタリを感じたらキュッとドラグを締めて確実にフッキングパワーを伝えることができます。
この秘密はメインシャフトに刻まれたネジピッチとドラグノブにあります。シャフト先端部からボディ側に近づくにつれてネジのピッチが荒くなります。そのため、ドラグノブは少ない回転数でもしっかりドラグを締め込めるようになります。
バスに違和感なくワームを咥えさせるためにドラグを緩めに、いざ咥えたら確実にフッキングという使い方が可能ですね。

少ないチャンスを確実にものにするための、よりトーナメンター性を高めたモデルということでしょうね。


シマノ(SHIMANO)コンプレックス2500HG-F6

感度と直線強度の高さから、ライトリグではナイロンよりもフロロカーボンユーザーが多くなっています。だから、スプールの基準はフロロです。F6はシリーズ中もっとも太いラインに対応するスプールを装備してます。フロロカーボン6lbを100mストックできるスプールです。
一般的なスピニングタックルの釣りをこなせるスタンダードモデルですね。
スプール径はツインパワーMgなどと同じ46.5mmです。

シマノ(SHIMANO)コンプレックス2500HG-F4

こちらはフロロ4lbが100mストックできるモデルです。スプール径はF6と同じで、溝がより浅くなってます。
フィネスリグの主流となる4lbのフロロにマッチしているので、フィネスリグ専用にオススメですね。

シマノ(SHIMANO)コンプレックス2000HG-F3

共通ボディにスプール径の小さなものを搭載してフロロ3lbにアジャストさせたのがF3です。
以前のシマノ2000番シャロースプールモデルはこのタイプでした。2500番に直径の小さなスプールを搭載する形ですね。最近はC2000Sといって、1000番がベースになってますけど。
3lbフロロというと、超フィネスリグになりますね。ハイプレッシャーレイクなどでの釣りではよりラインは細くなる傾向がありますから、そういったシチュエーションにはまります。

個人的には、このリールとトラウトロッドを合わせて、渓流のミノーイングも良いなぁ、なんて思ってるんですけど、どうでしょう。

まだナチュラムさんでは入荷待ちですが、夏前にはデリバリーが安定すると思われます。バス用タックルをお考えなら、少し待ってみてもいいのでは?

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