シマノのニューモデル、レアニウムって?

あごひげあざらし

2009年04月17日 12:34

ミレニアムじゃあない(古いか?)レアニウム
今年シマノがリリースしたばかりの新型スピニングリールのことです。こんな感じ。

価格帯としては、08バイオマスターと08ツインパワーの中間になりますね。正式な名前はレアニウムCI4、名前でお分かりかもしれませんが、カーボンボディ&カーボンローターを採用した軽量なモデルです。先行販売としてエギングモデルのセフィアCI4としてリリースされてますね。

シマノ(SHIMANO)08 セフィアCI4 C3000S

発売の順番は逆ですが、まずレアニウムがあって、その派生機種としてセフィアCI4があるわけですね。最近シマノでよく見る方法。まず最初に○○専用を出しておいてその後にベースモデル発売、みたいなね。

で、このレアニウム。ボディもローターもカーボン樹脂でできてます。昔あったカーボマチックとかは樹脂にガラス繊維を入れたような素材で、カーボンは使ってなかった、なんて話もありますがこちらはほんとにカーボン樹脂だそうです。
だから、もちろん軽量に仕上がってます。2500Sで200g、C3000は195gとクラス最軽量の部類ですね。重量だけならステラを超えてますもん。耐久性や使用フィールでは劣るでしょうが(勝ってたらそれはそれで問題ですから)。

それでもセフィアCI4の使用フィールから想像すれば、かなり期待できるでしょう。セフィアCI4もなかなかスムースな回転フィールで、ローターが軽いためか巻き始めはステラ並の軽快感がありますからね。
価格を考えたら、結構好評になるんじゃないか、と期待させるニューモデルです。

ただ、重箱の隅系の管理人的に言うと、ちょっと気なるところもあります。シマノ自慢のAR-Cスプール絡みで。
レアニウムのスプールにはAR-Cライトスプールというのが採用されてます。肉厚を極限まで薄くすることで大幅な軽量化を実現した、ということで。
重さに関しては良いと思いますが、スプールのエッジが気になる。。。。。。スプールエッジもアルミにアルマイト処理のようです。バイオマスターで採用されてるチタンコーティングスプールリングが採用されなかったんですね。これが残念。このスプール、アルテグラアドバンスやセフィアBBと同じ仕様で、互換性まであります。
せめて、バイオマスター並みのスプールを与えて欲しかったかな。

実はアルテグラアドバンスのスプール、護岸で擦ってしまい傷つけてしまった管理人。チタンコーティングだったら大丈夫だったかも?チタンでも無理?アルマイトよりは被害は少なかったんじゃないか?なんて思っているんですよ。ここだけ残念ですね。

カーボンボディ&カーボンローター、というと、良いライバルになりそうなのがこちらですね。

ダイワ(Daiwa)ルビアス 2506

価格帯はすこ~し上になりますが、数千円の差です。こちらもカーボンボディにカーボンローターを採用。アルミ製のボディカバーが付いてるので、カーボンむき出しではありませんが。
重量でみても2506で200gと同等です。ダイワとシマノ、フィーリングは違うでしょうが実用上良いライバルになるでしょうね。

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シマノ(SHIMANO)レアニウムCI4 1000S


シマノ(SHIMANO)レアニウムCI4 C2000S


シマノ(SHIMANO)レアニウムCI4 2500S


シマノ(SHIMANO)レアニウムCI4 C3000


シマノ(SHIMANO)レアニウムCI4 4000


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