今年のコールマン新製品にまたまた気になるやつがいた。
個人的にお気に入りだったアビアーX2が廃盤商品となって、代わりにちょっと似た名前のテントがデビューです。それが、「タビト X2」
Coleman(コールマン)タビト X/2
アビアーシリーズとはもちろん別物、まったく違うモデルです。X/2という名称も、2人用テントの意味です。アビアーは自立しませんでしたが、タビトは自立式のテントになってます。
このタビト、アビアーよりもずっとグレードが高いモデルです。おそらく、現在のコールマンの小型テントの中でもハイグレードモデルという位置付けだと思いますね。
旧来からあるクロスフレームを使用したドームテントとは
フレーム構造からして別物です。どちらかというと、「パラタープ」のフレーム構成に似てます。メインフレームがクロスしてませんから。
パラタープでは、両サイドの下のほうにあったサブフレームが、このタビトではルーフ上にもっていってます。フレーム同士のジョイントはシンプルで簡単なものに。設営も簡単そう。こうすることで、フレームは井型に組まれるようになり、クロスポイントが4箇所に。強風に対しては、こちらの方が強いでしょう。太くはありませんが、直径9mmのアルミ製ポールが4本です。フレーム構造といい、フレーム素材といい、風に対する安心感は高いですね。
クロスフレームだと、どうしてもルーフトップがすぼまった形状になってしまうんですが、このタビトはフレームがクロスしないのでづ上の開放感が高そうです。とはいえ、高さが110cm程度ですから広々!というわけにはいかないでしょうが、圧迫感が少ない室内になりますね。この辺もパラタープ譲りかな。
通気性や快適性にも配慮されてますね。まず、フライシートは入り口側の上部にベンチレーター付です。このサイズのテントであれば、1箇所のベンチレーターでもそこそこの効果が期待できます。
さらに、前後のドアにはもちろん、サイドにもメッシュパネルを装備した窓がついてます。真夏のキャンプサイトでは、小型のテントほど温度上昇が早くなりますが、前後・横をメッシュにして使用すれば通気性がかなり高くなるので快適度も高そう。
ヨーロッパやアメリカのサイトにも今のところ掲載されてないので、日本国内専用?蒸し暑い日本の夏にアジャストした設計ですね。
高温多雨な日本。撥水性も重要ですが、このタビトのフライシートは2000mm耐水圧と十分以上のレベルですね。国内に流通しているテントの中でも1800~2000mmというとグレードが高いほうになります。フロアも3000mm撥水と高いレベルです。
で、居住性ですが、2人用としてはミニマムなサイズです。インナーの奥行き135cmというと、2人ではラゲッジスペースは期待できません。ホント、寝るだけ。お子さんと2人で、というのならまだ許容範囲かもしれませんけど、大人2人では。。。。。。
1人用と割り切ったほうが、快適ですね。
インナーの入り口には、ほんの少しだけグランドシートが。その奥行き、20cmほど。。。。。。何に使いましょう???靴でも置いておきましょうか。。。。。。
ただ、このグランドシートのおかげで、フライシートとインナーテント本体の隙間が広くなってます。通気性の点でも有利ですし、雨天時にフライとインナーが接触しにくくなるので浸水の危険も少なくなって、良いんじゃないでしょうか。
と、かなり快適度の高そうなこのタビト、気になるのはパッキングサイズと重さ。
やっぱり快適性重視のモデルは、大きくなりがちですね。このタビトのパッキングサイズは約φ18×53cmと決してコンパクトではないです。重量も約4kgあるので、1人用テントと思うと重いですね。積載スペースの少ない小排気量のバイクでは荷が重いかな。大型のバイクやクルマで使用するなら許容できると思います。
用途が合えば、これは結構良いかもしれません。
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