廃盤ですか!?短命でした、ユニのカイト。。。。。

あごひげあざらし

2009年02月07日 08:43

思えば、出だしからつまずいたのが、ユニフレームの2007年新製品のテント。
レボ250・レボ270は、発売してすぐに回収対象になり、販売延期。。。。。。。なんとなく残念な感じのテントになっちゃった。。。。。

同時に発売された「カイト」はそんなことはなく販売してたんですが、2007年登場で2009年に廃盤。。。。。これまたホントに残念なテントになっちゃいましたね。実売期間約2年の短命モデルです。

ユニフレーム(UNIFLAME) カイト


ということで、廃盤決定になったカイトはセール対象になりました。
このカイト、使っている人は少ないですが、結構よくできたモデルです。廃盤は残念です。コールマンのアビアーといい、カイトといい、管理人が良いなぁ、と思うテントはなぜか廃盤に。。。。。。管理人がマイナー志向ってことなのかなぁ。。。。。

で、カイトです。
独創的なテントなんですが、インナーテントの形状と広さがネックになってしまったのか、不人気。奥行きこそ160cmと2人用テントとしては平均的ですが、幅がちょっと少なめ。入り口側は215cm程度ありますが、奥に行くほど狭くなる台形。一番狭いところで200cmです。背の高い人にとっては、200cmは狭く感じますよね。
2人で使用する場合は、奥に背の低い人、手前に大きい人という縛りが発生します。これ、ちょっといただけないかも。もちろん、ソロユースであれば問題ないと思いますけどね。
インナーの高さは最大130cmとかなり良い数字です。圧迫感はあまり感じないですむでしょう。

カイト=凧?なのかな。前室正面から見ると、たしかに凧のように見えないこともないですね。正面のオレンジ部分が凧のような形ですもんね。
で、その前室。ほぼ3角形です。奥行き最大120cm、底辺の幅は230cm。決して狭くないけど、それほど広くも感じません。ルーフに2本装備された左右のリッジポールのおかげで、高さ方向は広く感じますけどね。
前室の広さだけなら小川のアーディンのような台形のほうが有効に使用できます。やっぱり価格的にも大きさ的にもアーディンが直接のライバルでしょうから、ここが敗因?アーディンはポールが長いこともあって、重さ的にはカイトよりもあるけど、パッキングサイズはほぼ同じ。バイクやクルマでのキャンプであれば、携帯性は大差ありませんものね。

カイトをけなしているようになっちゃいましたが、ルーフに備えられたベンチレーターはかなり有効ですし、収納バッグも使いやすく余裕があるので、ペグハンマーやグランドシートなども押し込められて実用的です。居住性もソロユースであればまったく問題なく、たまに2人で使用する、程度であればこれでも十分だと思いますよ。
また、標準でシームシーラーや応急用フレームが装備されているのも親切です。長期間のツーリングなどで使用する場合は頼もしい限りです。緊急時でも自分で何とかできそうですもん。
廃盤セールの価格で購入するなら、かなり満足感のあるテントといえますね。

定価¥39800のところ、¥24800 37%割引

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