O+V=C!ゼファーボート ZF-123C
O型フローターのメリットは、旋回性の高さ。小さな野池なんかでは、このクルクル旋回できる小回りの良さが便利ですよね。
その気になれば一箇所にステイして、360度キャスト!も楽々決まる、規模の小さい野池やリザーバー向きです。体をぐるりと一回り、浮力体で囲まれているので安定感もありますしね。
V型・U型のフローターは、乗り降りがしやすいのが魅力です。足場のあまりよくない場所からのエントリーでも、チューブを跨ぐ必要がないので、コケる心配が少ないです。
ランディングの時も、体の前にはバーとエプロン程度しかないので、キャッチしやすいんですよね。進行方向がシャープになっていて水の抵抗が少ないから、フィンで移動する時も疲れにくいのも魅力です。
とはいえ、O型・V・U型共に、長所もあるけど短所もありました。で、そんな中、ハイブリッドモデルともいえるC型フローターがゼファーボートから登場です。
ZephyrBoat(ゼファーボート)ZEPHYR BOAT ZF-123C
パッと見はO型?に見えますが、船体前部に切れ込みが。Oが切れてるから、C型、ですね。
V型の乗り降りのしやすさは、この切れ込み部分で継承しています。V型ほど広く開いていないので、フローターに腰掛けるような乗り込み方はできませんが、切れ込みから体をフローターの中に入れてから腰掛けるようにすれば、チューブを跨ぐ必要がありませんね。これなら入水時に転ぶ可能性は少なくなります。足場の良い場所からのエントリーなら、O型のように跨いで乗り込むこともできますしね。
エントリーしやすくなっている上に、形状はO型に近いので、安定性は犠牲になってません。O型とほぼ同じ程度の安定性と360度キャストが可能な囲まれ感もそのままですね。フローターに不慣れな人にとっては、この安定感は安心感になりますね。
また、船体の大きさもO型とほぼ同じ程度、小回りの良さでランガンにも適してます。
完全な丸ではなく、前後に長さをとった楕円形は移動スピードの点では若干O型よりも早くなりそうですね。とはいえ、V型にはかないませんが。コンパクトなので、こちらのメリットの方が実感しそうです。
シートには高圧エアクッションが標準装備になってます。ポジションが高くなるのでキャストしやすく、初心者にこそオススメの装備ですね、腰までは浸からないのでトイレの心配も少なくなりますよ。
タックルもタップリ収納できるサイドバックは好みもあるかもしれません。管理人的には、キャスト時に若干邪魔に感じるので、右側は取り外したいところですが、タップリ持って行きたい人には便利な装備ですね。
2009年モデルの先行発売ですが、野池めぐりや小規模ポンドでは特に威力を発揮しそうです。大き目のポンドやリザーバーでもO型よりは移動時の疲労も少なそう、ですね。
¥38000
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●サイズ:1230X1070mm(内寸 450X510mm)
●気室数:チューブ本体2気室・高圧エアーチェアー1気室
●素材:PVC
●標準装備:本体・高圧エアークッション・サイドバッグ2個・アルミオール・ジョイント式ポール・フロントテーブル高圧フットポンプ9HP・リペアキット・キャリーバッグ(リュックタイプ)
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