インフィート月下美人のドラグチューン

あごひげあざらし

2008年11月05日 15:34

チョコチョコといじっている管理人のインフィート月下美人、本日はドラグのベアリングチューンです。
フェルトワッシャーが一枚だけ入ったフィネスドラグを採用しているインフィート月下美人ですが、サラにスムーズなドラグの滑り出しを期待して、またまたベアリング追加です。

インフィート月下美人のドラグを分解するとこんな感じです。

上部左端に写っているのは、スプールカラーといわれるパーツ。軽量なアルミ製のカラーです。これをベアリングに交換することで安定した滑りが期待できる、ということで。どこまで効果があるのかは、使ってみないことには(ドラグをガンガン引き出してくれる魚を掛けないことには?)わかりません。


左端のカラーを、上に写っているベアリングに交換します。ただ、実測でカラーの厚みは2mm、ベアリングの厚みは2.5mmとちょっと厚みが違います。でもまぁ、構造上、ここで0.5mm違っても大差ないだろう、ということで気がつかなかったことにします。
ちなみに使用したベアリングは、ダイワの純正品でなく社外品のステンレスベアリングです。外径11㎜×内径7㎜×厚み2.5㎜のものですね。シールドタイプを探したものの、オープンベアリングしか見つからなかったので仕方ありません、これで納得して作業します。

まずは、ドラグワッシャーを固定している6角スプリングを外します。比較的大きいので外しやすいです。小さな6角スプリングでは気をつけないと「ピューン!」と飛んでいってしまうこともありますからね。(独身の頃、自室でベイトリール分解整備中にやらかしてしまい、真夜中に部屋の床を這いずり回ったことがあります。結局見つからず、釣具屋さんに注文しました)。

スプリングを外したらあとは簡単。ワッシャーを外せばスプールメタルが見えてきます。しっかりはまっているので、スプール下側からドライバーで押し出します。これで外れます。外したらそこにベアリングを入れるだけ、なのですが、しっかりはめ込む必要があります。上から指で強く押したあと、木製の丸棒などをあててかる~くコンコンと金槌でたたいて終了。強くたたくとエアスプールは割れちゃうかも。気をつけましょう。
で、はまりました。

オープンベアリングを下向きに(開いてる方が下)セット。あとは外した手順の逆で装着して終了です。
工具類の準備をしっかりしておけば、実質1分のお手軽チューンですね。


ダイワ(Daiwa)I’ZE ファクトリー RCS ボールベアリング ドラグチューンキット S/M

純正にこだわるなら、こちらのキットもありなんですが、ドラグオイルは必要ない、という人には薦めにくいんですよね。このベアリングは耐塩性の高いCRBB、サイズはおそらく管理人が使用したものと同じサイズだと思うんですけど。。。。。。ダイワHPのベアリング互換表を見ても、外径11×内径7mmのものは厚み2.5mmまでしかありませんから。2mmがあればそちらの可能性もありますが、一番薄いもので2.5mmなので多分、同じサイズでしょう。

アルミ製カラーからステンレスベアリングに交換したことで、おそらく重量的にはコンマ数グラム重くなったでしょうが、その違いがわかることはまず、ないでしょうね。それよりも安定した滑り出しを期待しています。

さらに、スプールメタルベアリングを組み込む予定なので、ドラグだけなら上位機種と同等になった、はずのインフィート。さあ、どうなるでしょう。ちなみに、リールチューンはあくまで自己責任で行いましょう。メーカーサポートは当然受けられなくなりますから、覚悟も必要ですね。

ハンドル交換についてはこちらで
スプールメタルベアリングは、パーツが届き、作業完了次第アップするつもりです。事前の語りはこちらです

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