キャンプや釣り、登山などで厄介なのが虫ですよね。今の季節は様々な害虫が登場してますよ。
刺されてかゆいだけで済めばいいですが、昨今はダニが媒介する病気には命に関わる感染症があります。
生息域がかなり広がっているヤマビルは病原菌の媒介はしないとされてますが、吸血されると血がなかなか止まりません。
ブヨ(ブユ)は強烈なかゆみが厄介。放置すると化膿したりして長期間に渡って傷口が治りませんね。
蚊はかゆいだけでかわいく思えてしまうほど。でも蚊が媒介する病原体もありますし、やぶ蚊は強烈にかゆいです。
そんなわけで防虫・虫除けアイテムも様々なものが登場してます。
基本的なところとしては極力肌を露出させないことが大切ですよ。
ダニや蚊対策となるアンダーウェアもあります。
アブガルシア(Abu Garcia) バグオフ アイスインナーシャツ
アブガルシア(Abu Garcia) バグオフ アイスタイツ
ダニや蚊が嫌がる繊維を採用したアンダーシャツとアンダータイツです。肌に近い場所に着るアンダーウェアで対策しておくと被害を軽減できますね。
生地表面にとまったカやマダニなどが、触角と足の先にある感覚器で感知して逃げていく成分を配合した繊維を使用します。
洗濯しても効果が落ちにくい半永久的に効果が持続する繊維です。
接触冷感素材でもあるので気温の高いシーズンのやぶ漕ぎなどでダニ対策が可能ですよ。
またダニも蚊と同じくディートなどの虫除け成分を嫌います。どうしても肌が露出してしまう部分には虫よけスプレーを使用することでダニの被害軽減に効果がありますね。
エーワン パウダーイン 虫よけスプレー
臭いが気にならない無香料タイプ。パウダーインなので汗に強くべたつきも少ないサラッとした感じですね。
ただし目など粘膜に近い部分は危険なので注意してください。またできるだけ吸い込まない方が安全です。
ディート系虫除けは蚊、ダニのほかブヨ、ヤマビルにも効果があるとされてます。
アブやブヨはハッカの香りも嫌うとされてます。
下野(しもつけ) アブ寄らず
強烈なハッカ臭のアブ寄らず。帽子やベストなどウェアに吹きかけて使用します。肌に直接つけると刺激が強いのでご注意ください。
またハッカの香りの持続時間はあまり長くないので香りが弱くなったと感じたら追加で使用してくださいね。
川や湖など水辺に多いブユ。釣りやウォーターレジャーで被害が多いですね。
住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社(sumika) Thermacell アウトドア用ブユ虫シールド
ブユなどの忌避剤を浸潤させたマットを加熱して成分を拡散させるブユ虫シールドです。こちらは携帯型になりますね。
肌に薬剤を付けずに忌避できるアイテムです。
虫除けマット1枚で約4時間使用可能です。ブタンガスで加熱するのでガスの補充が必要です。ガスカートリッジ1本で約12時間使用できますよ。
住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社(sumika) Backpacker アウトドア用ブユ虫シールド
据え置き型のブユ虫シールドは広範囲に効果が広がります。キャンプなどではこちらがオススメですね。
ヤマビルは虫ではないので蚊やブユとは違う対策が必要です。
EVERNEW(エバニュー) ヤマビルファイター
こちらはディートを主成分とするヤマビル除けですが、肌に直接つけるのではなくシューズやキャップなどウェアに吹きかけて使用します。
ウレタン系の塗料も含むので効果の持続期間が長いですよ。
ヤマビルが這い上がってくる可能性があるシューズやパンツの裾、アームカバー、キャップなどを中心に使用してください。
ノーブランド ヒルまず進め
ヤマビルは塩を嫌いますが、こちらは天然のニガリ成分を使用したヒル除けのヒルまず進め。
こちらも肌ではなくシューズなパンツの裾などウェアに吹きかけて使用します。
ディートを含まない天然成分のヒル除けですね。
タオルや手ぬぐい、バンダナなどに吹きかけて首元に巻いておくと首周りのヒル対策になりますよ。
ヤマビルの生息が多いエリアではトレッキングシューズにゲイターを組み合わせるのも効果的です。
足首への攻撃を軽減することができますね。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) HYVENT SHORT GAITER(ハイベント ショート ゲイター)
透湿性を備えたハイベント製ショートゲイターです。出来れば上部はガムテープなどで塞いでおくとなお効果的です。
わずかな隙間でも入り込んでくるヤマビル対策は肌の露出を極力少なくするのが重要ですよ。
パンツの裾のわずかな隙間からでも入り込んできますからね。
これをすれば絶対に被害に遭わない、というものはないようですが最小限の被害に抑えることは可能です。
これ蚊のシーズン、虫対策をお忘れなく。