焚き火の炎を眺めて楽しむなら焚火台がオススメです。これは普通の話。
でも調理をメインに考えるともう少し適したタイプがありますね。それが二次燃焼するタイプの焚火台やグリルです。
二次燃焼の何が適しているかといえば、まず煙や煤が圧倒的に少なくなること。
未燃焼ガスとなる煙や煤まで燃やすのが2次燃焼ですからね。煙が少ないので調理中も目に沁みることも少なくなります。
さらに煤が少ないのでクッカーが真っ黒になってしまうことも少ないですね。
網焼きしたときに食材に煙臭さが移りにくいのもメリットです。
煙や煤として出てしまう未燃焼ガスまで燃やすので少量の薪でも強い火力も得られますよ。薪を完全燃焼させることができるからほぼ全てが灰になります。後片付けも楽ですね。
その反面よく燃えるので燃料(薪)の消費は多くなります。長時間燃焼させ続けると薪がたくさん必要になりますね。
薪で調理をしたい場合には二次燃焼タイプ、のんびりと炎を眺めたい場合には二次燃焼しない焚き火台。そんな使い分けができるといいんじゃないでしょうか。
ということで二次燃焼タイプの焚火台をご紹介しておきます。
DOD(ディーオーディー) めちゃもえファイヤー
二次燃焼型の焚火台は内壁が2重構造になっているものがほとんどです。
DODめちゃもえファイヤーも
二重壁を採用した焚火台です。
この内壁と外壁の間を未燃焼ガスが通り
噴出口から炎が噴き出すように燃えるわけですね。
薄型のボディながら横幅があるので
40cmクラスの薪もすっぽり収まります。
本体サイズは
W43×D14×H24cmで付属のテーブルに載せて使用することで使いやすい高さになりますね。
13cmほどかさ上げされるのでテーブルや
地面への熱の影響は軽減できます。焚き火シートなどを併用しておけば落ちた灰の処理もしやすいですよ。
また本体には引き出し式の
アッシュトレイが採用されてます。灰の処理がしやすいです。
調理に使用する場合は
別売りのゴトクがあると使いやすくなりますね。
¥14835(税込)
DOD(ディーオーディー) ぷちもえファイヤー
めちゃもえファイヤーの弟分、ソロユースサイズの焚火台が
ぷちもえファイヤー。小さくてもこちらも
二次燃焼する焚き火台です。
国語辞書サイズの
W21×D6.5×H12cmボディは大きな薪は入りません。小割した薪や拾った小枝などを燃料にします。
付属のゴトクはシェラカップなどを載せられるコンパクトサイズ。大きなクッカーは無理ですが湯沸かしなどには使用可能ですね。
¥5789(税込)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ファイアブーストストーブ
キャプテンスタッグの
ファイアブーストストーブも
二次燃焼します。
こちらは
240×160mmの焼き網が付属します。BBQも可能です。
また燃焼効率が高く熱量も大きいので付属のゴトクを使用して調理も可能です。
グリルプレートを使用したり
ダッチオーブンを載せたりすることもできます。フライパンやクッカーも使用できますね。
折りたたんで
コンパクトに収納できるソロからデュオで使いやすい二次燃焼ストーブです。
¥5784(税込) 56%割引
tab. タブ 缶ストーブSE
田中文金属の
tab.缶ストーブSEにも二次燃焼機能が採用されてますね。
防災備蓄品というイメージがありますがアウトドアシーンでも活躍するストーブです。
木質燃料全般に対応できるので薪だけでなく拾った枝や炭も使用できますよ。
強く二次燃焼は謳っていませんが外筒と内筒の2重構造は二次燃焼をします。このSEから新たに搭載された
フィックスストリームベースと呼ばれるパーツが燃焼効率を高めてますね。
ゴトクと焼き網を標準装備しているので
BBQはもちろん
スキレットなども使用できます。
¥5940(税込)
ONOE(尾上製作所) CAMBiII
一見するとただのバケツのようなスタイルの
ONOE CANBiⅡ。
別体式になっている外カバーを被せることで二次燃焼します。この
外カバーにゴトクを組み合わせれば煮炊きも可能になりますね。
外カバーを外して使用すれば
バケツ型の焚火台に。煙突(チムニー)効果で燃焼効率の良い焚き火台になりますね。
¥7489(税込)
煙が少ないのでテント内に煙が充満してしまうなんてことも起きにくいのが二次燃焼焚火台。
ご使用のニーズに合わせてチョイスするといいですよ。