フェザー多めのダウンフェザーシュラフがハイランダーから登場!

あごひげあざらし

2021年09月05日 10:02


ハイランダーの新しいシュラフが7日火曜日から発売になるらしいです。
コストダウンのためダウン(羽毛)とフェザー(羽)の配合比を50:50に変更したダウンフェザーシュラフです。


Hilander(ハイランダー) ダウンフェザーシュラフ400(保管用ストレージバッグ付き)


Hilander(ハイランダー) ダウンフェザーシュラフ600(保管用ストレージバッグ付き)

もともとダウンシュラフやダウンジャケットにはダウンとフェザーを混ぜて使用します。
ダウンは芯のないフワフワの水鳥の羽毛で保温性能に優れますが、ロフト(膨らみ)を回復させるためには硬い芯のあるフェザーをある程度含ませる必要があるんですね。

そのため一般的なシュラフでは80:20~90:10の割合でフェザーを含みます。
ダウンとフェザーの価格はまったく異なりフェザーは安価ですね。なのでフェザーの割合を増やせば確かに安価なダウンシュラフができあがります。

でもフェザーには保温性能はほぼ期待できません。そのため保温レベルは同じ重さで比べれば下がってしまうんですね。

で、個人的な感想ですが、フェザー多目のダウン製品はあまり好きじゃありません。
どうしても硬い芯がチクチクと肌に当たる感触が好きになれないんです。80:20程度の配合比でも結構フェザーの存在を感じるので、50:50はどうなんでしょう?と思ってしまいます。

そう考えると今回のダウンフェザーシュラフは管理人の好みにはならないだろうな、と。
ハイランダーの製品は安価ながらよくできたものが多いので好きなんですけどね。

とはいえ、コンセプトの化繊中綿シュラフよりコンパクトに収納でき、ダウンシュラフよりも安価、というのは支持できます。
またフェザーを多くすることによるデメリット対策も施してますね。

硬く尖った芯がシェルを突き破りにくくするためにシェルのクロスを400Tから420Tへ厚く丈夫にしてます。
コンパクトに圧縮した状態で保管するとやはりシェルを傷めやすいため、保管用のストレージバッグが標準で付属するのもフェザー対策ですね。

昨今、高品質な羽毛の仕入れ価格がとても高騰しているそうです。中には粗悪な羽毛を高値で売りつける悪質な業者もいるとか。
世界中で高品質羽毛の奪い合いのような状況が起きているそうなのでこういった配合比を変更するのも安定供給の手段の一つとして理解できますね。

でも個人的に寝るときはあのチクチクを感じたくないので少し高くてもダウンの配合比の多いものを選ぶ、かなぁ。。。。。

ダウンフェザーシュラフは400gと600gが用意されてます。どちらも3シーズンシュラフになりますね。
保温レベルは400が使用下限温度7度のシングルキルト構造、600は使用下限温度5度のシングルキルト構造となってます。
秋口くらいまでは使用できるマミーシュラフですね。

もし管理人が使用するとしたら、インナーシュラフやインナーシーツを組み合わせてチクチク感を和らげるような工夫をすると思います。
ハイランダーのシュラフinダウンシュラフを組み合わせるのがいいかもしれません。

ダウンフェザーシュラフは7日火曜日から順次発送だそうです。

400は
¥6980(税込)
600は
¥7980(税込)


追記
ダウンフェザーシュラフ800もあります。
Hilander(ハイランダー) ダウンフェザーシュラフ 800(保管用ストレージバッグ付き)

¥12800(税込)

ハイランダーにはリーズナブルな価格設定のダウンシュラフも用意されてますよ。

Hilander(ハイランダー) ダウンシュラフ

こちらはシングルキルト構造の3シーズンダウンシュラフでダウンの量は400gと600gが用意されてます。

ダウンとフェザーの割合は80:20ですね。
保温レベルは400が使用下限温度5度、600が使用下限温度0度となってます。ドラフトチューブやショルダーウォーマーは採用されていないので冬季の使用は厳しいですね。
登山用ではなくキャンプユースのダウンシュラフです。このカテゴリーの中ではかなりリーズナブルな価格となってますよ。

400は
¥9999(税込)
600は
¥15999(税込)


Hilander(ハイランダー) ダウンシュラフ 200

こちらはサマーシュラフのダウンシュラフ200。使用下限温度の表示はないですが単体使用では12~15度くらいまででしょう。
その分コンパクトに収納できるので夏のツーリングキャンプなどギアのコンパクト化にオススメですね。
¥7980(税込)


Hilander(ハイランダー) シュラフinダウンシュラフ 150

こちらはインナーに特化したシュラフinダウンシュラフ150です。ハイランダーのダウンシュラフ400や600の中に入れて使用することで保温レベルをアップさせられます。また夏なら単体での使用も可能ですね。
収納サイズも直径約12.5×25cmとコンパクトです。

ウィンター仕様となっていて、ショルダーウォーマーやドラフトチューブも採用されヒートロスを軽減してますよ。3シーズンシュラフの保温レベルをチョイ足しでアップできるアイテムです。
ダウンフェザーシュラフに組み合わせれば芯の硬さも和らぎますからオススメですね。
¥6999(税込)

現在入荷待ちですが、冬用シュラフのダウンシュラフ800もありますよ。

Hilander(ハイランダー) ダウンシュラフ 800

ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ搭載のダウンシュラフ800はボックスキルト構造を採用し使用下限温度マイナス5度となってます。
秋から冬、早春のキャンプ向きなシュラフです。








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