この秋注目の1台!月下美人AIR TW!

あごひげあざらし

2021年08月14日 10:02


技術の進歩なのでしょう、以前のベイトリールといえばある程度の重さのあるルアーやリグでないとキャストが難しい、というかできないといわれてました。
ところがベイトフィネスというフィッシングスタイルが確立するほどリールの進歩は著しく早い。いまや3g未満の軽量なルアーやリグもそれなりのリールとロッドさえ使用すれば十分実用になる飛距離を出すことが可能です。

ベイトフィネスリールの走りとなったのはダイワのアルファスだったと思います。もともとベイトフィネスなんて言葉がなかった頃で当時のベイトリールの中ではコンパクトなボディとスプールを持ったアルファスは比較的適してたんですね。
ノーマルでは難しいですが、チューニングを施すことで5g以下のルアーでも実用になる飛距離を出せました。とはいえ、結構ピーキーでキャスト技術は要求されましたけど。

前置きが長くなりましたが、ダイワから新しいベイトフィネス機がこの秋登場します。
21月下美人AIR TWです。

ネーミングからもお判りかと思いますが、ベースモデルは20アルファスAIR TWです。
28mmという小径スプールは軽量ルアーでも初速の立ち上がりが速く、実用に足りる飛距離を出せます。

ベースモデルのアルファスAIRTWと月下美人AIRTWの違いはブレーキのセッティングとより回転性能を高めた12BBの採用でしょう。

ブレーキは糸ふけの出やすいPEライン用にセッティングを変更しているそうです。おそらくキャスト後半でブレーキを強めにする方向で調整しているのでしょう。
ナイロンラインよりもきちんと飛べば飛距離の出るPEです。ブレーキを若干強くする味付けでも20m程度のキャストは十分可能だと思います。
ブレーキシステムは基本的に変わらず、軽量インダクトローターを採用したエアブレーキシステムです。

ベアリングはアルファスAIRTWの6個から12個へ倍増。どこに採用されたのかはまだわかりませんが、より滑らかな巻き心地になっていると思われます。

スプールはアルファスAIRTWと同じくG1ジュラルミンスプール。PE専用のためより薄く軽くなってますね。そのためナイロンやフロロの使用はNGとなってますよ。

キャスト時はベアリングのみでスプールが保持されるスピードシャフト改めゼロシャフトです。回転性能に優れたシステムですね。

UTDドラグはMAX3.5kgとアルファスに順じます。滑らかなドラグですね。ドラグ作動時にはクリック音が鳴りますよ。ナイトゲームではクリック音をヒットした魚のサイズの目安にすることもできますね。

ボディのフレームにはアルミ製のハイパーアームドハウジングを採用しています。またサイドプレートもアルミを採用し、軽量で強度の高いリールとなってます。重量は165gとアルファスAIRTWより5g重くなっているのはベアリング追加のためでしょうか。

21月下美人AIRTWは9月発売予定です。もう少し登場までお待ちください。

ベースモデルとなっている20アルファスAIRTWもソルト・フレッシュ対応のベイトフィネスリール。ナイロン、フロロを使用するならアルファスをオススメします。バスフィッシング、トラウトフィッシングはもちろん、ソルトのライトゲームにもオススメできますね。


ダイワ(Daiwa) 20 アルファス AIR TW 8.6L 左ハンドル

ダイワ(Daiwa) 20 アルファス AIR TW 8.6R 右ハンドル

¥31254(税込) 34%割引

SVコンセプトの21アルファスSV TWもあります。フィネスではなくオールラウンドに使用するならこちらをオススメします。
コンパクトなボディに32mm径スプールを採用。軽量ルアーから重量のあるルアーまで対応しますよ。


21ALPHAS(アルファス) SV TW800H 右巻き

21ALPHAS(アルファス) SV TW800XH 右巻き

21ALPHAS(アルファス) SV TW800HL 左巻き

21ALPHAS(アルファス) SV TW800XHL 左巻き








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