一長一短?ルーフラックとルーフボックス!

あごひげあざらし

2021年06月15日 19:02


軽カーやコンパクトカーはもちろんミニバンでも積載量が足りない、という人、少なくないですよね。
キャンプ道具沼にはまるとキャンプ用品がどんどん増えていきます。そんなわけでラゲッジはフル積載。ルームミラーでの後方確認が難しいくらいになってしまうこともありますし、荷崩れも怖い。
安全にキャンプ場まで移動するのが困難になってしまう人もいますよね。

そんな時はラゲッジスペース拡大がオススメ。拡大する場所は屋根の上、です。ルーフラック(ルーフキャリア)やルーフボックスですね。

どちらもルーフ上に積むという意味では同じ。
まず、どちらにも共通のデメリットとしては車体の重心が高くなりやすいので高速時や連続したカーブでの安定性が落ちる可能性が高いです。特にもともと車高の高いミニバンやSUVで顕著ですね。

デイリーユースでは車高が高くなるので高さ制限のある場所で気を使います。もともと背の高い車ではなおさらで、通れなくなる道も出てくるかもしれません。タワーパーキングはまず無理ですし、立体駐車場でもスロープの高さ制限は気になりますね。

高速走行をした際には風切り音も増します。形状によっては静かなものもありますが、取り付け前よりも音が出やすいのは一緒ですね。

また荷物の積み下ろし。背の高い車では脚立などがないと届かないです。重量のあるものは載せるだけで一苦労だったりもします。

そういったデメリットはありながらも、積載量が増えるのは便利ですし、アウトドアテイストを醸しだすカスタマイズという側面もありますよ。


ということで。まず管理人も愛用してますルーフラック。
INNO(イノー) スタンダード ラック110

このタイプです。シンプルで軽量なルーフラックですね。若干ビジネスライク過ぎる感はあります。脚立がよく似合う
あまり重量のあるものを積載するのは危険ですが、カーゴボックスなども余裕で載せられます。またキャリアの長さを超えるものも前後のバーを下げることで積載できますよ。

ルーフラックに共通のデメリットとしては、荷物が汚れる・濡れる。なので防水できるボックスやケースに入れておく必要がありますね。

また荷物の固定にも気を使います。走行中にずれたり落下したりすると事故の原因にもなりかねません。ゴムネットだけで済ませる人もいますがゴムネットは伸縮するのでしっかり固定するには不向きです。ナイロンベルトでしっかりと締めこんで固定した後に落下防止にゴムネットを掛けるようにしてください。

盗難の心配もあるので、防犯用にチェーンロックを使用したりそもそも盗まれそうなものを積まないなどの工夫が必要ですね。

ということで代表的なルーフラックを載せておきます。
INNO(イノー) XA569 シェイパー100 エアロベース用

Thule(スーリー) Canyon XT(キャニオン XT) ルーフラック TH859XT


ルーフボックスもラゲッジ拡大に効果的です。
Thule(スーリー) Motion XT モーションXT ルーフボックス TH6292

その昔、スキー全盛期はルーフボックスを載せた車が多かったですね。管理人もその一人ですが。
ルーフボックスはしっかりフタが閉められるので荷物を汚れ・濡れから守ってくれます。濡れて困るものもそのままボックスに放り込めますね。また荷物が見えませんし、ロックも掛けられるので盗難の心配が少なくなります。
ボックスのサイズにもよりますが長物の積載もしやすいです。スキー板やスノーボードも収納できるくらいのスペースがありますよ。

デメリットとしてはカーゴボックス類の収納は難しいです。ルーフボックスの形状に合ったものしか入りませんね。モデルによってはフタの開閉方向が限定されるので積み込む際の駐車位置にも注意が必要。
空荷の状態でも高さは下がらないので高さ制限についてはラック以上に慎重になります。
走行中の風切り音も大きめになります。ラックよりも低周波のような音が出やすいですよ。

ということで、代表的なルーフボックスを載せておきます。
INNO(イノー) ROOF BOX33 BRQ33BK ルーフボックス【指定日不可・クレジットカードのみ】

Thule(スーリー) Touring M ツーリングM ルーフボックス TH6342

Thule(スーリー) RANGER 90 レンジャー90 折りたたみ可能なソフトルーフボックス


メリットも大きいですがデメリットもあるルーフラックやルーフボックス。それでも必要なキャンプ用品を持参するためにはあると便利なアイテムですね。






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