ハイランダー大型シェルター!A型フレームグランピアン登場

あごひげあざらし

2021年01月15日 19:02


ハイランダーから全長6.5mの大型シェルターが登場しますね。A型フレームを採用したことでスペース効率にも優れる大型幕です。
しかもさすがにハイランダー、同等の大型シェルターと比べてもかなりリースナブルな価格設定となってますよ。


Hilander(ハイランダー) A型フレーム グランピアン

2対のA型フレームを採用するグランピアン。ウォールに沿ったポール配置になるので、スペース内にポールがなく効率良く使用できるのが魅力ですね。
最大幅650cm×奥行き330cm×高さ250cmのスペースを無駄なく使用できますよ。

で、ハイランダーにはすでにA型フレーム ネヴィスというテントがありますね。これは2又ポールを使用したティピー型テントですが、グランピアンはこのネヴィスを2つ連結させたようなスタイルのテントになるんです。
そのため、テントフロア形状は横に長い8角形になるわけです。かなり広々した空間です。

ただ2つを繋げて大きくしただけじゃありません。フロントには大きな開口部を持つドアを備えます。このドアは2分割されていて、それぞれにメッシュパネルが備わりますね。片側をメッシュに、片側をクローズに、というスタイルもできますし、もちろん両方をメッシュにすることも、フルクローズすることもできますよ。
ポールを別途用意してキャノピーにすることも可能で、多彩なアレンジができるシェルターとなってます。

さらに側面両側にも開閉可能なメッシュパネル付ドア、背面には2箇所のメッシュパネルも備えます。背面のメッシュは開閉はできませんので、メッシュ・クローズのみの調整になりますね。

幕の材質はポリコットンのネヴィスとは異なり、75Dポリエステルになってます。これは重量増を嫌ってのことのようです。大型幕になるのでポリコットンを使用すると相当重くなる、ということですね。でももしかしたら、ポリコットンバージョンも登場する、かもしれません。
遮光性や通気性ではポリコットンに劣りますが、撥水性が高い上に軽量化できるのはメリットでしょう。焚き火幕として使用したい場合は火の粉や熱に注意が必要ですね。
幕には全周スカート付で裾からの冷たい空気の侵入も軽減されてます。

インナーテントやフロアはありません。フロアレススタイルで使用したり、カンガルースタイルでインナーテントを入れたりといった使い方が可能です。センターポールがないのでインナーテントも入れやすいですよ。

収納サイズは約W67×H35×D35cm、重量約14.2kgとサイズの割りに軽量コンパクトにまとまりますね。ポールは22mm径のスチールポールです。

大型シェルター購入をお考えなら、グランピアンの発売を待つ、というのもいいかもしれませんね。
価格はこのサイズとしてはかなりリーズナブルな
¥39980(税込)

他社製のシェルターでライバルになりそうなモデルはこちらでしょうか。

ogawa(小川キャンパル) ツインピルツフォーク

ツインピルツフォークLは全長700cm×奥行き400cm×高さ225cmとフロアサイズはグランピアンより一回り大きくなります。ただしこちらはワンポールベースでスペース内に2本のポールが立ち上がってます。オプションの2又フレームを使用するとこれは解消しますけどね。
幕の材質には75Dポリエステルを使用、サイドウォール付です。
¥99000(税込)


ユニフレーム(UNIFLAME) REVOタープII L+REVOポール240(2本組)+REVOポール180(2本組)【3点セット】


ユニフレーム(UNIFLAME) REVOメッシュウォールII

ユニフレームの名作タープ、REVOタープLにメッシュウォールL、さらにREVOルームやREVOフラップを組み合わせればグランピアンと同等の広さのシェルターとして使用できます。こちらはポリエステル幕のほかポリコットン幕を選ぶことも可能です。
別個の幕が多くなるので多彩なアレンジが可能になりますが、パーツ点数が増えてしまうのは悩むところではありますね。
また総額は10万円を超えてしまいます。

グランピアンの発売は1月20日が予定されています。予約販売でなく通常販売なので、初回入荷は早い者勝ちになりそうですね。
また同時購入にキャノピーポールやインナーテントもオススメです。
Hilander(ハイランダー) 自立式インナーテント(ポリコットン)


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