一時期の車中泊ブーム、道の駅などでのトラブルから宿泊場所が制限されるようになったことで、若干の下火になったのかな、と思ったんですけどね。
コロナウィルス禍によってまた再燃してきたようです。
車中泊のメリットは、観光スポットやレジャー施設の近くに停車して寝られることで時間を無駄にしなくてすみます。宿泊施設が近くにないようなところでも車に泊まってしまうのならその心配はありませんよね。
でもこのところの車中泊人気はそれとはちょっと違うようです。
できるだけ他人と接触せずに旅行ができる、ということらしいですね。
移動中は車内は家族や身内だけで済ませられます。
宿泊も場所を選べば他人との接触は最低限です。
ちょっと寂しい楽しみ方に感じてしまいますが、ソーシャルディスタンスをキープしながら楽しめるという点では確かにその通りかもしれませんね。
宿泊場所や宿泊地でのマナーなどに課題はありますが、レジャーの手段としてはありといえばあり、なのが車中泊です。
そんなわけで、少しでも快適な車中泊をするためのグッズをいくつかご紹介しておきます。
まずは今の季節、就寝中はエンジンオフがナマーですのでカーエアコンは使用できません。標高の高いエリアであれば窓を開けておくだけでもかなり涼しいですが、虫の侵入も。
で、車用の網戸があるといいですよ。
カーメイト(CAR MATE) 防虫ネットVer.2 フロント用
カーメイト(CAR MATE) 防虫ネットVer.2 リア用
汎用タイプの車用網戸、カーメイト防虫ネットです。
ドア枠の上から被せてマグネットでボディに固定するだけの簡単取り付け。車体側の改造も不要なので手軽に使用できますね。ボディがアルミやFRPの車、特殊なドアの車には使用できませんが、そういった車は少数派ですからね。基本はスチールボディなのでほとんどの車に固定可能ですよ。
汎用タイプなので車のドア枠によっては多少弛みが出たりすることもありますが、コストを考えれば許容範囲?
ネットを装着すれば虫は入ってきませんが、風はある程度入ってきます。パーソナル扇風機などを組み合わせればさらに涼しくすごせるでしょう。
NNINE LUMENA(ルーメナー)携帯用扇風機
こういったモバイルファンを窓から車内に向けて風を送れば、外の涼しい空気が流れてきます。車内の熱気を排出したい場合は窓の方向に向けておけば排気ができますよ。
車中泊は車の中で寝ること。寝床はシートやラゲッジスペースになりますね。快適に寝るにはシートやラゲッジの凸凹を解消することが大切です。
シートは走行中の体を支えるためにサポートの出っ張りがありますし、フルフラットといわれるシートでも背もたれと座面に段差ができますよ。大きな隙間はタオルや衣類、クッションなどでできるだけ平らにし、さらにマットを使用すればより快適になりますね。
Hilander(ハイランダー) スエードインフレーターマット(枕付きタイプ) 9.0cm
厚み9cmのインフレーターマットは車中泊を想定したマット。シートの凹凸を感じさせにくくなりますよ。車種や使用する人数でマットのサイズは変わりますから、車やニーズに合ったマットを選んでください。
枕は好みの高さもあるでしょうから、タオルやクッションで調整してください。また足元を高くして寝るというのも一計ですよ。
車には室内灯がありますが、いちいちスイッチを探るのも面倒です。枕元には小さなランタンを置いてけばすぐに照明を点けることができます。意外と忘れがちですが、あるとかなりストレスが少なくなりますね。
UCO スプラウト ハングアウトランタン
吊り下げ、据え置きどちらでも使用できる直径6.4cmのコンパクトなランタン。単3乾電池3本で最長50時間使用可能です。
あまり大きなランタンだと置き場所に困りますが、このサイズならその心配はありませんね。
このほかに、朝日や駐車場所の照明などが気にならないようサンシェードを。
また寝ている間に水分を失うので、水分補給のために飲み物を用意しておくこともお忘れなく。
駐車場所にもよりますが、道の駅などに駐車する場合はテントやタープを出すのは迷惑行為になるので止めましょう。例外的に許可されているところも少数ではありますがあるそうですが、ほとんどの道の駅ではテントタープの使用、火器の使用もNGですよ。
旅行のスタイルも今回のコロナ禍で変化しているようです。快適に、周囲に迷惑をかけずに車中泊を楽しんでください。