コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ!4シーズン対応封筒型シュラフ!

あごひげあざらし

2019年10月22日 19:02


キャンプに欠かせない寝具、シュラフ。シーズンや気温に合わせてサマーシュラフ、3シーズンシュラフ、ウィンターシュラフと使い分けするのが一般的ですね。
でも通年キャンプを楽しみたいとなると、最低でも2つのシュラフを持たないといけません。ファミリーキャンプの場合は掛ける人数分。結構収納スペースを圧迫しますよね。できれば1つのシュラフでオールシーズン対応できたら、それが無理なら秋から春まで1つで済ませることができたら、なんて思ってしまいます。夏はシュラフがなくても何とかなりますからね。

そんなニーズに応えてくれる可能性を持つシュラフがコールマンからリリースされてます。2019年の新製品として登場したマルチレイヤースリーピングバッグがそれです。極寒の冬には対応できませんが、氷点下に下がらないくらいの気温まで対応可能。これ、ヒットする予感がします。

Coleman(コールマン) マルチレイヤースリーピングバッグ

マルチレイヤーの名前通り、3つのパーツからできているシュラフですね。

アウターバッグ(外側)とインナーバッグ(内側)は袋状になってます。そしてフリース製のアジャスタブルレイヤーは袋状ではない1枚もの、ブランケットのようなものですね。

この3つを組み合わせることで幅広い気温に対応できるわけです。アウターバッグはインナーバッグより厚みのある仕様ですね。
カタログスペックでは3レイヤーで使用した場合、快適使用温度はマイナス5度、使用下限温度はマイナス11度となってます。寒さの感じ方は人それぞれですが、氷点下になるかならないかくらいまでの温度までなら対応可能でしょう。

アウターバッグとアジャスタブルレイヤーでの2レイヤーでは快適使用温度5度、使用下限温度0度となってます。これも余裕を持って使用するなら7~8度くらいの外気温までと考えるくらいがいいと思いますね。

そしてインナーバッグとアジャスタブルレイヤーの2レイヤーでは快適使用温度12度、使用下限温度6度となってます。最低気温が15度くらいまでと思った方がいいでしょう。

レイヤー同士のずれを防止する連結パーツも付いているので、就寝中にグチャグチャになることもありませんよ。

この3つのパターンを基本としながら、アジャスタブルレイヤーを着脱することでより細かく保温性を調節できますね。これなら初夏から晩秋くらいまで1つで対応可能でしょう。さすがに真冬はダウンジャケットやニットキャップなどを着込んで対応することになるでしょうね。もしくは電気毛布やホットカーペットなどを使用できる電源付きサイトが理想かな。

とはいえ、マミーシュラフに比べ保温性能では劣ってしまうレクタングラーシュラフでここまで対応できるのは便利です。車中泊やキャンピングカーなどで使用するならオールシーズンいけそうなシュラフです。
サイズはゆったり、約90×200cmです。

ネガティブといえば、収納サイズの大きさと重さでしょう。収納サイズは約55×40×37cm、重量は約4.9kgと大きさ、重さともにありますね。車ベースのキャンプ専用になりますね。
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同様の構造のシュラフも過去にはありましたが、ここまで保温性を持たせたものは少なかったと思います。ちょっと注目です。







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