リールの新メーカーへ!ZPIのベイトリール アルカンセ

あごひげあざらし

2019年06月20日 14:02


現在国内で使用されるリールのメーカーというと、シマノ、ダイワ、アブガルシアといったところでしょう。もちろんそのほかにもリールメーカーはありますが少数派になりますね。

そしてこのリールシーンに新たなリールメーカーが登場しました。リールのカスタマイズパーツではすでに定評のあるZPIがそのメーカー。
今年4月、ZPIがリリースしたベイトリールが「ALCANCE(アルカンセ) 」です。


ZPI(ジーピーアイ) ALCANCE(アルカンセ) NS 右

ZPI(ジーピーアイ) ALCANCE(アルカンセ) NS 左

ZPI(ジーピーアイ) ALCANCE(アルカンセ) HS 右

ZPI(ジーピーアイ) ALCANCE(アルカンセ) HS 左

ZPI(ジーピーアイ) ALCANCE(アルカンセ) XS 右

ZPI(ジーピーアイ) ALCANCE(アルカンセ) XS 左

機種は全部で6機種。ノーマルギア比のNS(6.6:1)、ハイギア比のHS(7.3:1)、エクストラハイギア比のXS(8.1:1)にそれぞれ左右ハンドルが用意されます。

ZPI初のリールということで、まずはバーサタイルに使用できるミドルグレードのモデルから発売となったそうです。ということは今後第2弾、第3弾も用意されている、のかも。

ZPIのアフターパーツといえば、スプールやハンドル、ハンドルノブなどがおなじみ。
このアルカンセに搭載されるスプールもアフターパーツで鍛えた技術で仕上げられてますね。スプール径はオーソドックスな34mmを採用。重量は11.4gと軽量ですよ。ブランキングを施すことなく軽量・高剛性となってます。

そしてブレーキにはマグネットブレーキ。アルカンセのコンセプトがオールラウンダーということで調整幅を広く取ったセッティングとなってますね。サイドプレートの外ダイヤルで調整できます。ダイワのような可変式インダクトローターでなく固定式のマグブレーキです。マグネットは計6個搭載され、マグネットの交換や着脱はできない設計になってますね。
調整幅が広いことで、メモリ1~2の調整でもブレーキパワーの変化が感じられるとのこと。初心者でもわかりやすいセッティングにしているようです。

ボディ重量は現代のリールとしては平均的とも言える184gです。超軽量なベイトリールが登場している昨今では190gアンダーでは超軽量とはいえません。とはいえ、タックルとのバランスを考えると納得でしょう。フィネスロッドのような超軽量ロッドとの組み合わせでもない限り、軽すぎるリールはティップヘビーに感じやすいですからね。バーサタイル機としてしっかり設計されているようです。

ハンドルは軽くオフセットされてますね。ハンドル長はNS、HSには86mm、XSには90mmが使用されます。
ノブにはオリジナル形状のセミロング丸型ノブを。掴みやすくパワーゲームにも対応できます。またハンドル側を細く仕上げているので指でつまんで巻く場合も使いやすそうですね。

ボディカラーは若干ZPIのイメージとは異なるシックなマットブラックです。とはいえ、このカラーなら大抵のロッドと組み合わせてもマッチしますね。
直接のライバルとなりそうなのはダイワのスティーズA TWやシマノの16メタニウムMGLあたりになるでしょう。

各サイズ共に
定価¥39852(税込)のところ、¥35866(税込) 10%割引

アルカンセにはロッドも用意されてます。現在ナチュラムさんでは1機種のみ掲載されてますね。
ZPI(ジーピーアイ) ALCANCE(アルカンセ) ロッド ALC-JW69MHST

ジグ&ワームモデルのJW69MHSTです。もちろんアルカンセとの相性もばっちりです。
¥35964(税込) 10%割引






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