デッキシューズにロウ引きしてみた!パリッとします

あごひげあざらし

2019年06月13日 10:02


ちょっとくたびれてきている管理人のトップサイダー デッキシューズ。履きやすいので愛用してるんですけどね。
コットンキャンバスがクタッとしてきてます。

そんなわけで、ちょっとDIY。
このコットンキャンバス地にロウ引き加工をしちゃおう!と。
ロウ引きは昔からある防水加工で、生地にロウをしみ込ませて撥水性を持たせる、というやつですね。撥水性のほかにロウがしみ込むことで生地に張りが出ます。バリッとゴワつくような感じの生地になりますね。
今回は撥水性よりもこのバリッとした感じを出すのが目的。撥水性はそれほど重視してませんが、結果的に撥水性も持たせることができますね。

準備はこちら。

使いかけのろうそくとドライヤー、でもこのドライヤー、ちょっとパワー不足でした。最後は娘のパワーのあるドライヤーを借りて仕上げてます。パワーのあるドライヤーの方が短時間でロウを溶かせますね。

作業は簡単。まずシューズ全体にろうそくを塗りこみます。
上がロウを塗ったもの、下は塗る前です。

これくらいだとちょっと足りないようで、結局2回、ロウ引きを行うんですけど。ちょっと塗り残しもあったので、2回目はたっぷり塗ってみましたが、画像はありません。

ドライヤーを当ててロウを溶かしていきます。ドライヤーは先端のカバーを外した方が使いやすいですね。全体を一気に溶かすのではなくちょっとずつ溶かしていくように。というか、パワーのあるドライヤーなら1秒くらい当てると溶けるんですけど、この小さなドライヤーでは5秒くらい当てていないと溶けませんでした。効率悪しです。それと火傷にも注意です。手が熱いですから。

で、左が一回目のロウ引き加工をしたもの、右は加工前です。

あまり変わりませんね。。。。。でも質感はかなりパリッとしましたよ。

約30分で左右の2回のロウ引き加工が終了。2回目は娘のドライヤーに交換したのでさくさくと作業できました。

画像ではあまり伝わりませんが、かなり張りのある生地になりました。ロウによるツヤ感も出てちょっとビンテージっぽいデッキシューズになりましたね。

撥水性ですが。多少水は弾きます。が、水滴コロコロという感じではないですね。そこまでするならもっとロウ引きする回数を増やさないといけないのかも。
今回の目的は生地に張りを持たせる、ということだったのでこれで十分です。

ロウ引き加工すると、擦れたりすることで独特の白っぽい筋が出てきます。これはチョークマークというんですが、これはロウ引きの特徴ですね。これがビンテージっぽい風合いでもありますが、気になる場合はドライヤーで温めると消えますよ。

ロウ引きのキャンバスというと、アソビトの製品もロウ引きキャンバスですね。防水帆布です。

asobito(アソビト) ツールボックス(防水帆布)

ここまでの風合いを持たせようと思ったら、もっとロウをしみ込ませないといけないんでしょうね。
使い込んでいくと柔らかくなりますし、チョークマークで風合いも変化します。自分だけの個性的なバッグに仕上がってくれますよ。

アソビトの製品はこのほかにも。
asobito(アソビト) ポールケース(防水帆布)

asobito(アソビト) コンテナトート(防水帆布)

asobito(アソビト) ツールボックス(防水帆布)

asobito(アソビト) 薪ケース(防水帆布)

asobito(アソビト) テーブルトートバッグ(防水帆布)

asobito(アソビト) クックセットケース(防水帆布)








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