スノーピークから焚き火対応幕が登場してますね。2019年モデルとして発売された
TAKIBIタープ オクタです。
スノーピーク(snow peak) TAKIBIタープ オクタ
焚き火対応幕はポリコットンなどの難燃性素材を使用した幕のことです。火の粉が落ちでも溶けて穴が開くことがありません。とはいえ、燃えない素材ということではないので焦げ跡はできてしまうですけどね。故意に燃やさない限り茶色く焦げた跡が残る程度で済むという材質になります。
このTAKIBIタープは「幕の下で焚き火が楽しめる」というコンセプトで、逆に幕の外での焚き火には弱かったりします。幕下での焚き火専用というところが個性的、かもしれませんね。
というのもこちらのタープは
アウタールーフとインナールーフの2重構造を採用しているから。インナールーフに難燃性素材を使用し、アウタールーフには防水性の高いPUコーティングポリエステルを採用しているんですね。なので、雨が降っても雨漏りを気にせず幕下で焚き火ができるわけです。新しい?
この2重構造は防水性のほかに遮光性も向上するメリットがありますね。焚き火シーズンでなくても重宝しそうです。
動線などの安全性を確保するため幕のサイズは大きめ。変形8角形の独特の形状で日陰になるスペースを大きく取ってますよ。狭いスペースで無理に焚き火をすると事故の危険が高まりますので、安全性も含めて余裕を持ったスペースが作れる設計なんですね。
両翼を跳ね上げたり、ポールを追加したりとアレンジも多彩にできるマルチユースなタープに仕上げてますよ。
幕の形状は独特ですが、基本は2本のポールで立ち上げるオープンタープ。設営は他のタープと大きく変わることはありません。インナールーフを取り付けるところが違う程度ですね。
そのインナールーフはバックルで着脱できるので装着は容易でしょう。まずポール先端にインナールーフのバックルを接続。次いで4つのコーナーフックをアウタールーフに引っ掛ければ完了です。バックルを接続する際はポールを一度倒すと手が届きやすくなりますね。
オールシーズン使える新しい幕体、TAKIBIタープ、人気が出そうです。
¥75384(税込)
またTAKIBIタープの
インナールーフは追加で購入も可能。たぶん、インナールーフが傷んだときの交換用、だと思います。専用設計なので他のタープとの連結はできませんから。
スノーピーク(snow peak) TAKIBIタープ オクタ インナールーフ
¥34560(税込)
ついでにもう一つ、スノーピークの新製品をご紹介しておきます。
ヘキサイーズ1です。
スノーピーク(snow peak) ヘキサイーズ
ソロユースのためのテント、ヘキサイーズ1。ヘキサタープに吊り下げ式のインナーテントを組み合わせたモデルですね。
ヘキサタープはソロユースには十分な
前室スペースを確保します。キッチン、リビングとして必要十分な広さです。オープンタープならではの開放感のある空間が作り出せますね。前後で長さの異なるポールを使用することで入り口の高さを稼ぎ出してますよ。また後方からインナーテントに入ることも可能です。
吊り下げ式のインナーテントは前後に出入り口を採用。用途に合わせて使い分けられそうです。フルメッシュ、フルクローズが可能なので、季節や気温、天候に合わせたアレンジができますね。
タープへの取り付けは
バックル式で着脱簡単。2箇所のバックルとペグダウンで固定しますよ。
インナーのフロアサイズは幅220cm、奥行き最大140cmです。台形のフロアで、ソロユースであれば狭く感じることもないでしょう。高さも最大110cm、確保されます。
またインナーテントをはずしてオープンタープとしても使用できます。こちらもニーズやキャンプスタイルに合わせたアレンジに対応できますね。
専用ケースに収納でき、ケースサイズは62×19×23cm、重量はフルセットで5.2kgとなってます。
¥42984(税込)