ポータブルクーラー(?)を作ってみよう!

あごひげあざらし

2018年08月03日 23:02

暑い暑いと何十回、何百回言ったところで暑さは和らぎません。でもついつい出てしまう「暑い」の言葉。
そんなこと言ってても仕方ないので、ちょっと工作をしてみよう、ということで、最近話題のポータブルクーラーを作ってみようかと思います。
材料は自宅に転がってたものを使用した廃品再生で。

ベースとなるのはクーラーボックス、ではなくて、発泡スチロールの箱。以前何か(何?)で使用したもので、紐のハンドルが付いてます。これのおかげで持ち運びもしやすい、と。

サイズは33×25×20cmくらいです。これを使用します。

冷たい空気の出口を作りましょう。

短辺側に横10cm縦6cmの口を作ります。が、ここで失敗。口の位置が高過ぎた!冷たい空気は下に溜まるので低目の方が効率が良さそうです。で、下側に1.5cmほど広げたら、切り出した発泡スチロールで上を塞いで、内側の底から2.5cmの高さに。


ボックス内には保冷剤や凍らせたペットボトルを入れるんですが、あまり重ねたりしない方が冷気が無駄になりにくいそうなので、仕切りをつけてみます。自宅にあった竹ひごとアルミ蒸着の断熱シートを使用しました。

竹ひごを左右に渡すように取り付けます。少し長めに切って発泡スチロールに刺して固定しました。そこにに断熱シートを取り付けます。

完全に下を塞いじゃうと冷気が流れないので3cmほどの隙間ができるように。本当は上には隙間がない方がいいようですが、そこは気にせず、保冷剤どうしが接触しないようにするだけです。

後は、フタに大き目の穴を開けて自然対流式にするか、それともファンを購入して強制的に送風するか。

で、どちらも選ばずに、自宅にあったものを代用。水槽用のエアポンプです。金魚水槽のポンプが弱ってきたので交換しよう、と思って持っていたこれ。

安心の日本製、静かさに定評のある水作のコンパクトなエアポンプSSPP-7Sです。30cm水槽用なので小さいし、空気量の調節もできない安価なものですね。金魚にはもう少し、古いポンプで我慢してもらいます。
低騒音、低振動で定評がある水作、その秘訣はゴムの足ですね。

これがソフトでいい感じに振動を逃しますよ。

で、エアパイプをここに通しましょう。

出口と逆側の上方に穴を開けてここからチューブで空気を送ります。ここならフタの開け閉めに影響しませんからね。
そしてここに出します。

ソヨソヨチョロチョロ、冷たい空気が出てきますね。

ファンに比べれば効率は悪いでしょうが、フタに大きな穴を開けないから保冷剤の持ちは悪くならないんじゃないかな、という思惑です。毎分2000ccとわずかな空気ですが、その分長く冷気が出るかな、と。
ただし、正直なところ全く物足りませんけど。やっぱりファンを使用した方が効果を実感できそうですね。これ、要改良です。

ちなみに有り物で作ったので新たに購入した材料費はほぼ0円です。ファンも1000円くらいで購入できるので改良してみましょう。

どちらにしても、冷たい空気は下に流れるので設置場所はできるだけ高いところにした方がいいですね。またスポットクーラーとして使用するなら体の近くに、です。

貧乏くさいポータブルクーラーですが、こんなものでも作らなきゃやってられない!くらいの暑さです。。。。。

参考になれば、ということで、材料になりそうなものを載せておきます。

発泡クーラーボックス8L

発泡スチロールのクーラーボックス。安価ですが軽量でリーズナブル。加工用ならこれでも十分でしょう。

追記
結局エアポンプ仕様は止めて、普通にファンを取り付けましたとさ。300円のファンだけど使えますよ。







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