現在、シマノスピニングリールの中でクイックレスポンスシリーズのトップグレードとなるのが16ヴァンキシュ。カーボン樹脂CI4+を使用したマグナムライトローターは軽く、回転慣性も少ないため高感度なリールに仕上げてます。またボディはマグネシウムを使用したことでクラス最軽量となってます。
そのヴァンキッシュをチューンした専用モデルが登場してますよ。それがこの
ヴァンキッシュ FWです。
シマノ(SHIMANO) 17バンキッシュ FW チューン 1000SHG
シマノ(SHIMANO) 17バンキッシュ FW チューン 1000S
ラインナップはこの2機種になります。ギア比のみの違いで1000SHG(ハイギア)と1000S(ノーマルギア)ですね。
ボディサイズはヴァンキッシュ1000番と同じになりますね。16ヴァンキッシュの低慣性、軽量をそのまま受け継いでいます。
フレッシュウォーターチューンといっても、番手を考えるとトラウトゲームをメインとしたリールということになりますね。バスフィッシングにはちょっと小さ過ぎますから。
16ヴァンキッシュの1000番モデルはギア比4.3:1のローギア(PGS)のみのラインナップでしたが、このフレッシュウォーターチューンではノーマルギア比(5.1:1)とハイギア比(6.1:1)のラインナップです。
管理釣り場のトラウトゲームでは、止水のポンドエリアでマイクロスプーンをメインに使用する場合、ローギア比のリールはスローリトリーブしやすく適しているとされてます。その反面、巻き取りスピードが遅いのでミノーイングには使いにくいですね。またストリームエリアや渓流ではアップストリームキャストで巻き取りが間に合いません。
そして今回のFW-TUNEに採用される5.1:1のノーマルギア比はバーサタイルに使用できるリールになりますね。スプーニングからミノーイング、プラッギングに幅広く対応するギア比ですね。
もう1機種のハイギア比はストリームのアップストリームキャストでも巻き取れる6.1:1です。渓流域でのミノーイング・スプーニングにピッタリですね。
そしてもう一つ、フレッシュウォーター(淡水)専用たる所以が、コアプロテクトの省略です。海水域で使用しないという前提にすることで、ボディとローターの間の撥水加工を省略。ローターに採用されていたグリス入りベアリングも回転抵抗を減少のためオイルベアリングに置き換えてますね。潮噛み対策を省略することで軽い回転を重視したわけです。淡水専用ならではのチューンでしょう。
16ヴァンキッシュ1000PGSが高く評価されていたポンドエリアのマイクロスプーングに加え、管理釣り場のバーサタイルモデルとしての17ヴァンキッシュ FW1000S、そして渓流・ストリームエリアには速い巻取りを可能とするヴァンキッシュ FW1000SHGと使い分けが可能になりますね。
ヴァンキッシュFW 1000S・1000SHG共に
定価¥64800(税込)のところ、¥51840(税込) 20%割引
16ヴァンキッシュにもトラウトゲームにオススメできる番手が用意されてます。
16 ヴァンキッシュ 1000PGS
16 ヴァンキッシュ C2000S
16 ヴァンキッシュ C2000HGS
来月にはダイワから
17プレッソLTD登場します。トラウトゲームが熱くなるシーズンですね。
フィッシングタックルならこちらにも
アウトドア&フィッシング厳選ストア ウェブ館