ダイワとシマノ、2017年ニューモデルにエントリー層向けのベイトリールがそれぞれ登場しました。エントリー向けといっても価格差がありますから同列では比較できませんが、これからベイトリールを使用してみよう、という人にオススメできるリールであるのは変わりません。
まずはダイワのニューモデル。
フエゴCTです。
ダイワ(Daiwa) FUEGO(フエゴ) CT 103H
ダイワ(Daiwa) FUEGO(フエゴ) CT 103HL
ダイワ(Daiwa) FUEGO(フエゴ) CT 103SH
ダイワ(Daiwa) FUEGO(フエゴ) CT 103SHL
ダイワの輸出用に同名のこの
FUEGO(フエゴ)というリールがあります。が、国内モデルは輸出用に比べるとグレードを抑えたモデルに仕上げている印象です。例えばベアリングの数で言えば輸出用は11ボールベアリングなのに対して、国内向けは5ボールベアリングになるという感じですね。
とはいえ、フエゴCTの価格帯では平均的なベアリング数でしょう。
ハウジングには強度の高いスーパーメタル(アルミ合金)を採用していますね。サイドプレートには樹脂を使用していますが、リーリング中のねじれも起しにくくしっかり感が伝わってきますよ。ドラグにはUTD(アルティメットトーナメントドラグ)システムで、一世代前の印象になりますが、ムラのない滑らかなドラグと高く評価されたもの。機能に不足はありませんね。
スプールはジュラルミン製で軽量・高強度。100番クラスの34mmスプールです。ラインストック量は14lbナイロンラインが約100mですね。
マグブレーキにはマグフォースZです。熟成されたブレーキシステムで、遠心力によってスライドするインダクトローターを搭載。バックラッシュしにくく飛距離を伸ばすことも可能なシステムですね。
ダイワのベイトリールの最新スペックであるTWS(Tウィングシステム)やマグシールドなどは採用されませんが、熟成されたシステムを搭載したスタンダードな仕上がりですね。トラブルの心配も少ないミドルクラスのベイトリールといえますね。なおギア比6.3:1のH(ハイギア)と7.3:1のSH(スーパーハイギア)にそれぞれ右ハンドル・左ハンドルが用意されます。輸出用にある8.1:1のエクストラハイギアは用意されませんね。
で、よ~く考えてみると、このフエゴCTというリール、もしかして
タトゥーラCTからTWSを外しただけのリール?という感じもあります。ベアリング数などは違うけど、ボディサイズなどは同じだし。スプールの深さ派は違うようだけど、基本、兄弟モデルといって良さそうですね。タトゥーラCTの廉価版のようです。
定価¥20952(税込)のところ、¥14666(税込) 30%割引
続いてシマノのエントリーモデルとしておなじみのバスワンがニューモデルに。
ニューバスワンXTです。
シマノ(SHIMANO) 17バスワン XT 150
シマノ(SHIMANO) 17バスワン XT 151
ニューバスワンXTはギア比7.2:1のみのラインナップとなってますね。右ハンドルが先行発売で、左ハンドルは5月リリースとなってます。
バスワンXTは樹脂製のフレームでコストを抑えてますが、なんと今年のモデルから遠心ブレーキシステムのSVSが搭載されてますよ。従来モデルではマグブレーキでしたが、より伸びのあるキャストフィールを得られる遠心ブレーキとなりました。シマノらしいキャストフィールが味わえます。
フエゴCTよりもリーズナブルな価格帯のリールなのでややチープな印象は拭えませんが、従来モデルよりも高級感のあるデザインとなりました。初めて使用するベイトリールとしては高い満足感を得られるはずですよ。
ボディサイズは200番から150番へとコンパクトになり、パーミングもしやすくなりました。34mmスプールで14lbナイロンラインを約110mストック可能です。
¥7182(税込) 30%割引
価格帯は大きく異なりますが、どちらも初めて使用するベイトリールとしてオススメできるモデルですね。
ついでにタトゥーラCT。
TATULA(タトゥーラ) CT タイプR 100H
TATULA(タトゥーラ) CT タイプR 100HS
TATULA(タトゥーラ) CT タイプR 100XS
TATULA(タトゥーラ) CT タイプR 100XSL
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