２０１６年モデルとして登場したダイワのベイトリール、
ジリオン ＳＶＴＷ。実勢価格で３万円を切るベイトリールとしてかなりのパフォーマンスを見せてます。上位モデルに見劣りしない機能性を持ってますね。
そのジリオンＳＶＴＷをベースに作られた限定モデルが登場してるんですね。バレーヒルでもおなじみの谷山商事さんが作るリミテッド仕様です。
ダイワ(Daiwa) ジリオンＳＶ ＴＷ ＸＨ－ＳＬＰＷ
ダイワ(Daiwa) ジリオンＳＶ ＴＷ ＸＨＬ－ＳＬＰＷ
谷山商事さんは、ダイワのリールをベースにしたスペシャルモデルを多数リリースしてますね。以前もアルファードというスピニングやメガバスの（要はダイワの）Ｔ３ベースのＦＸ６８ロッソなんていうのも出てましたね。
このジリオン ＳＶＴＷ ＸＨーＳＬＰＷも谷山商事オリジナル、数量限定のモデルです。見た目で分かる違いはメタリックブラックのボディですね。ガンメタのオリジナルよりも精悍な印象です。なんとなく色のまとまりが良くないように感じられたジリオンＳＶＴＷより、確実に引き締まってまとまった感じに見えますよ。格好良いですよね。
またハンドル、ハンドルノブにはＳＬＰワークスのものに交換されます。こちらは非売品ということなので、入手困難なアイテムです。ハンドルはカーボン樹脂のクランクハンドルとなります。ハンドルノブはオリジナルと同形状でカラーリングが異なりますね。
見た目以外にも変更点がありますよ。まず、ギア比はオリジナルのジリオンＳＶＴＷにはない、８．１：１となってます。ジリオンＳＶＴＷにギア比は５．５：１、６．３：１、７．３：１、９．１：１の４タイプで、８．１：１はラインナップしていません。この機種のためにギアを作った！？そこまでコストは掛けられないと思うんです。
おそらくベースが同じリールのモアザン ＰＥＳＶのギアを流用しているものと思われます。モアザンＰＥＳＶのギア比は８．１：１ですから。
ただ、これは断言はできませんけど。ジリオンのギアはタフデジギア、モアザンのギアはハイパーデジギア。ギアの素材が異なります。ハイパーデジギアは青銅系のＣ６１９１という硬い素材で耐久性に優れたものなんですよね。やるかな？
アルミ系のタフデジギアよりも重くなるはずのハイパーデジギア、ＳＶＴＷ ＳＬＰＷは実は１０ｇほど重くなってます。そう考えるとありそうなんですが。。。。。。。特に記載がないのでよくわかりません。
ただ、７．３：１ではやや遅い、でも９．１：１だと巻きの重さが気になる、そんなニーズにはまる８．１：１のギア比は魅力ですね。
さらにベアリングは２つ追加された１０ＢＢとなってます。これはハンドルノブが２ベアリングになったからです。定番のカスタマイズ、ベアリング追加をショップでやってくれた、という形ですね。
さて、ベースモデルのジリオン ＳＶＴＷは定価が４万円ほど、実勢価格で３万円弱。この限定モデルは、というと
￥４３９９０（税込）
ギア比とカラーリングに魅力を感じる人は買いでしょう。
ちなみにベースモデル。
ＺＩＬＬＩＯＮ（ジリオン） ＳＶＴＷ １０１６ＳＶ
ＺＩＬＬＩＯＮ（ジリオン） ＳＶＴＷ １０１６ＳＶ－Ｌ
ＺＩＬＬＩＯＮ（ジリオン） ＳＶＴＷ １０１６ＳＶ－Ｈ
ＺＩＬＬＩＯＮ（ジリオン） ＳＶＴＷ １０１６ＳＶ－ＨＬ
ＺＩＬＬＩＯＮ（ジリオン） ＳＶＴＷ １０１６ＳＶ－ＳＨ
ＺＩＬＬＩＯＮ（ジリオン） ＳＶＴＷ １０１６ＳＶ－ＳＨＬ
ＺＩＬＬＩＯＮ（ジリオン） ＳＶＴＷ １０１６ＳＶ－ＸＸＨ
ＺＩＬＬＩＯＮ（ジリオン） ＳＶＴＷ １０１６ＳＶ－ＸＸＨＬ
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