アウトドアギアに機能性だけでなくファッション性も取り入れたアイテムをリリースする
モンロー。デザインに強いこだわりを感じるブランドですね。
モンローのオリジナルアイテムももちろんなんですが、コラボレートアイテムもまた魅力的。で、会津漆器とモンローが出会うとこうなるそうです。
モンロー(monro) NODATE mug x Monro KOTODAMA-MUG/4 WORDS
伝統的な会津漆器の様式で作るマグカップ、ノダテマグをベースにモンローのデザインを取り入れたモデルです。
ノダテマグは関美工堂がリリースする漆器、漆塗りの木製マグカップですね。金属や樹脂製のものが多いアウトドア用マグカップですが、アウトドアで使うことを強く意識して作られた漆器製マグカップがノダテマグです。
漆器というと高級品、傷をつけちゃいけない、といったイメージが強いんですが、屋外でもカジュアルに使える漆器を目指して作られたアイテムだそうですよ。もっとも、カジュアルとはいえ削り出しから仕上げまで手作業で行われるハンドメイドなので、格安というわけにはいきませんけどね。でも会津漆器としてはリーズナブルな価格設定だと思います。
そして万が一割れた場合でも金継ぎなどの手法でリペアすることが可能です。元に戻すのではなく、割れた部分を金で継ぐことでまた違ったテイストを醸し出す手法ですね。接着剤でくっつけるのは無粋というもの、なんでしょう。
その
ノダテマグをモンローがコラボしたのがNODATE Mag×Monroなわけです。上のモデルは
KOTODAMAというタイプです。オリジナルのノダテマグと異なり、ポップなイメージと和のテイストを融合させたデザインという感じですね。
木の地肌を際立たせる白漆というものが使用されてるそうです。なので、もちろん白木のままではありませんよ。天然の防水剤である漆で仕上げてあります。
アウトドアユースを意識した
革紐は
吊り下げて収納したり持ち歩いたり。大人しく食器棚に収まっている気はない、と主張しているようですね。
そして同サイズなら
スタッキング収納も可能だったりしますよ。
このKOTODAMAは
¥13600(税込)
モンロー(monro) NODATE mug x Monro KIN-MAKI MUG/MICHI
ゴールドのラインが入る
KIN-MAKI MICHI。このゴールドのラインは本物の金粉末を使用して描かれた蒔絵なんですね。金箔でなく金粉末を使用することで、光沢を抑えたものとなります。これは会津漆器伝統の消金蒔絵という手法だそうです。マットゴールドで落ち着いた雰囲気となってますよ。
¥14800(税込)
モンロー(monro) NODATE mug x Monro KIN-MAKI MUG/TSUKI
TSUKIはまさに空に浮かぶ月をモチーフにしています。機械的な真円でないところがフリーハンドで描かれた味になりますね。同じものは2つと存在しませんよ。
¥14800(税込)
モンロー(monro) NODATE mug x Monro KIN-MAKI MUG/HOSHI
HOSHIは夜空に浮かぶ星をモチーフにしたもの。規則的に並んだ円も実は微妙に歪んでいたりする、その景色が魅力ですね。
¥16800(税込)
マグカップと思えば決して安くはありませんが、会津漆器とモンローのコラボだと思えば割安感もありますね。
マグカップ以外のモデルもありますよ。
モンロー(monro) HOLE-PLATE FISH TALE (STRIPE)
会津漆器のプレートです。モンローとのコラボで生まれたポップなデザインが新鮮ですよね。アウトドアユースを意識したホールプレートになってます。指を入れて持つことができるから、プレートを持ったまま歩いてもこぼしにくいし、テーブルなしでも食事ができますね。もちろん普通にテーブルの上で使ってもいいんですけど。
アウトドアユースはもちろんですが、自宅でカジュアルに漆器が使える、というのも魅力ですね。漆器がより身近になる感じです。で、このプレートも
スタッキング収納可能です。
¥7452(税込)
モンロー(monro) HOLE-PLATE SQUARE (STRIPE)
スクエアなタイプもありますよ。
¥7452(税込)
もちろん漆器なので、それなりの取り扱いというのはあります。木製ですから直火、電子レンジ、食洗機はNGです。たわしやクレンザーで洗うと表面に微細な傷が付き劣化しやすくなります。また長期間日光にさらしたり、多湿な場所に放置すれば変色や変形も起こします。
良い状態で使用するにはそれなりの取り扱いが必要というわけですね。
また、極まれですが、漆器でアレルギー反応を起こす方もいるそうです。漆器に触れる機会の少ないお子さんなどは最初は注意が必要かも知れませんね。
とはいえ、自然を楽しむという意味もあるキャンプなどのアウトドア。食器も自然素材を使用したものを使うというのも一興ですよね。
ちなみに、記事タイトルの「木製マグカップ×アウトドア=会津漆器×モンロー」に深い意味はありませんので悪しからず。
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