ミックスナッツをスモークしてみた

あごひげあざらし

2014年12月28日 12:04

先日注文したミニ燻製鍋が届いたので、昨夜早速スモークしてみました。時間が遅かったのであまり多くの量をスモークするのは、近所にも家族にも迷惑でしょうから、チップは少なめに、スモークの香り付け程度に抑えることに。

届いた燻製鍋、コンパクトですが、ステンレス製でしっかりしています。これなら長く使うことができそうですね。

木製のつまみのついた蓋。このつまみの耐久性はわかりませんが、使用頻度を考えると管理人ならほぼ、一生モノかも(あと何年生きるかわかりませんけどね)。

スモークチップはSOTOの熱燻の素 さくらを使用。短時間のスモークで済ませるので、そこにブースターのような存在、ピートスモークパウダーも追加します。分量は相変わらずの「目分量」。チップをひとつかみ、ピートスモークパウダーはチップの表面に軽くふりかける程度に。加減がよくわからないので、多過ぎるよりは、ということですね。

余談ですが、ピートスモークパウダー入手前はインスタントコーヒーをほんの少し、加えてましたね。苦味というか、渋みというか、それが若干増すんです。ピートスモークパウダーもそんな感じになりますから、効果は同じようなものですね。
こちら、スモーク前のミックスナッツ。

こちら、スモーク後(約10分)のミックスナッツ。

画像ではわかりにくいかもしれませんが、いい感じに色がつきましたよ。スモーカーがコンパクトなので、少ない煙の量でも内部に十分煙が回るようです。この程度なら換気扇全開で室内への煙対流を抑えることができますね。ただし、窓は少し開けておかないといけないので、寒いんですけど。また屋外へも多くはないとはいえ、煙と臭いが出てしまいます。集合住宅や隣家との位置関係によっては気を使ってしまうこともあるでしょうね。

出来上がりのミックスナッツは、燻製の香りが十分感じられて別物に。熱いうちはカリッとした食感ではなく、クニャッという感じの歯ごたえで、それはそれでありかな。冷めるとカリッとしますけどね。
味見をしながら焼酎を飲んでいたら、カマンベールチーズを買っていたことを思い出しまして。

こちらも軽くスモーク。さくらのチップだけで燻したら軽い感じのスモークチーズに仕上がりました。ピートスモークパウダーを使わないほうがあっさりしますね。もっとも燻煙時間はやはり10分程度と短時間なのでそれもあっさりの理由かな。

燻製を作りながらキッチンで立ち飲み。こんなのもたまにはいいですね。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ステンレス ミニ燻製鍋

やっぱり小さいので、たくさんの食材を一気に燻す、なんてことはできません。ただ、工夫次第でもう少し容量アップができるかも、ということで、こんなことを考えてみました。

丸い焼き網を1枚加えるわけです。元々の食材を置く網は目が粗いので小さな食材を置くのには適してません。なので、その上に焼き網を載せることで小さな食材にもある程度対応できる2段式にしてみる、と。
ただし、上段も下段も高さに余裕がないので、結局どちらも大きめの食材は置けないんですけどね。小さめ食材をスモークする場合には使えそうな小ワザだとは思います。上段はちょっと火から遠くなるのでチーズなどにもいいかもしれません。
ちょっとネックかな、と思うのがこの隙間でしょうか。スモークすることは問題なくできると思いますが、煙の漏れが多くなるでしょう。


この2階建て(?)仕様、どんな網でもいいですが、管理人が使用しているのはこちらの24cm径の網です。

BUNDOK(バンドック) 焼き網φ24

大きすぎず、小さすぎずのジャストサイズ、だと思います。比較的低価格の網ですが、100均のものより太さがあってしっかりしている感じですね。使い捨てにするにはもったいないくらいの強度がありそうです。網枠も溶接で固定されていて耐久性が期待できますからね。

今後、チョイチョイ立ち飲みスモークをするようになってしまいそうな予感がします。





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