まずはエクセラー。低価格帯ながら、エアローターを搭載した注目のエントリーモデルですね。実は管理人のブログに「ダイワ エクセラー」なんていうキーワードでたどり着く方もかなり多いようです。注目度が高いのでしっかり印象を書かせてもらいます(とはいえ、ヘッポコアングラーなのでどこまで参考になるかは。。。。。)。
ヤマトヨテグスのエリアサイトバリューパック3lbを巻いて使用しました。S&SコンペティションはMax3lbなので強度いっぱいのセッティングですね。ヘッポコなのでマージンを取ったチョイスです。
2004Hはハイギアモデルなので、巻きが重いかな?と思ってましたがそんなことはなく。もちろんスタンダードギア比のものに比べれば重いのかもしれませんが、スローリトリーブが要求される管理釣り場では重く感じることはありませんでした。高速リトリーブとなるとちょっと印象は変わると思いますけどね。巻き取りスピードが速いので、意識的にゆっくり巻くようにしてたこともあって、巻きのフィーリングは悪くないですよ。もう少しハンドルは短いほうが管理人の好みですけど、巻きが重くなっちゃうかな?50mmではなく45mmくらいがいいように感じますね。
気になったのは時々何かが擦れるような感触が伝わってくること。個体差かもしれませんが、ちょっと気にはなりました。常に擦れているんじゃなく、リールの角度なのか、ラインの角度なのか、時々です。リールを何度かチェックしたものの理由は最後までわかりませんでした。
キャストの飛距離は特に可もなく不可もなく、ですね。1.8gのスプーンも気持ちよく飛ばせます。0.8gクラスでも必要十分な距離が出ますがこれはロッドによるところが大きいです。ABSスプールなので、やはり若干シマノのARーCには劣るようですが、必要十分な飛距離は出せました。これはロッドやラインのセッティング、使用するルアーでも変わってきますからね。不満なしです。
旧モデルとなるレガリスに比べると若干重量増となったエクセラー、ロッドにセットするとやはりグリップが重いかな?という印象です。細身で軽量なロッドと合わせたので予想はしてましたが。でも使いにくことはないですよ。ティップを高くしてリトリーブする時はかえって使いやすい感じがします。
エアローターによる感度の良さは、
11フリームス2004をメインに使用していることもあってあまり実感できず。フリームスはハンドルもショートなものに変えているしノブにもベアリングが入っているので、感度的にはフリームスが優っちゃってますからね。
ドラグの滑らかさという点では、ほぼ同価格帯の
シマノ 13ナスキーと同等か少し劣る感じですね。レガリスとあまり変わってない感じです。
決して引っかかるという感じではありませんが、滑り出しが唐突な感じ?出始めると安定してるんですけど。言葉ではうまく表現できないんですが、ナスキーの出方が「チリチリチリ」と表現するならば、エクセラーの出方は「ッチリチリチリ」かな。わかりにくい?
ハイギアの巻き取りスピードの速さは、やはりフッキングで有利に働くな、というのが今回の印象。特にフッキングパワーが伝わりにくいカーボンソリッドロッドでは、巻き合わせでしっかり掛けないといけません。同じハンドル回転距離ならハイギアの方が強くフッキングできますね。そのためか、管理人が使うと手元バラシが多かったS&Sコンペティション、今回はフッキングさせた魚はすべてキャッチできました(出来すぎですが)。掛かりが浅い傾向が強く、ネットインさせるとルアーが外れてることも多かったですが、それもなかったですね。
巻きアワセが上手な人にはローギアのリールでもいいのでしょうが、巻き合わせがうまくできない管理人にはハイギアは合うようです。今後のリールチョイスが変わってきそうですね。
価格を考えるとかなり頑張っている感のあるエクセラー、一昔前のエントリーリールを知る人からすれば驚くくらい出来のいいリールと言えそうです。もちろん質感その他では価格なりの部分はありますが。
それとラインローラーはベアリングチューンしたほうが安心な感じがしました。マイクロスプーンを使用する頻度が高い場合はラインのヨレが気になりますからね。