スピンキャスト80・アンダースピン80がやっと入荷!

あごひげあざらし

2014年09月20日 22:57


個人的に注目してた今年のダイワニューモデル、アンダースピン80、スピンキャスト80がナチュラムさんにやっと入荷してきました。待っていた方はかなり少数派になるでしょうが、このリールならではの面白さがあるので、管理人は大歓迎。生き残って欲しいリール形式です。

ダイワ(Daiwa) アンダースピン80

管理人が狙ってるのがこのアンダースピン80です。本当はスピンキャスト80が欲しいというのが本音なんですが、今スピンキャスト80に合いそうなロッドを持っていないですし、市販のロッドにもジャストフィットしそうなものがあまり見当たりません。シングルハンドルのガングリップが理想ですが、中古で探すか、自分で作るかというのが現実的でしょう。ちょっとそこまではしたくないので、スピニングロッドにも使用できるアンダースピン80が現実的なチョイスかな、と。

と、ここまで話を引っ張っておいてなんですが、現代のレベルでいうとかなり、というか、相当古臭いメカニズムのリールです。最新スペックのリールに慣れた人には不満も多いとは思います。ニューモデルとはいえ、進化が止まったようなモデルなのがこのアンダースピン80・スピンキャスト80ですから。

ベアリング、入ってません。アンダースピン80は1BBでした。インフィニットストッパー、付いてません。デジギア、採用されてません。一昔というより、もっと昔の構造がそのまま採用されているといっていいですね。ドラグはスプリングで抑える力を調整するフリクションタイプで、高性能と言えるかどうか。。。。。。。デメリットについては以前も書いたので省略しますが、進化の止まったリールになってしまってます。

ネガティブな部分は少なくありませんが、使ってみて面白いという点はオールドタックルに通じるものがあるかもしれませんね。
以前のモデルよりもフロントカバーのライン放出口は大きくなってます。ラインの放出抵抗が少なくなり飛距離は若干伸びたかも。もともと飛距離を期待するリールじゃありませんが、飛んだほうがいいですからね。

ブラックのボディカラーにレッドのフロントカップ、昔どこかのメーカーが出していた名品のクローズドフェイススピニングリールを意識しているようですね。格好良くなったのは確かなので、これは歓迎でしょう。
そうそう、レバーブレーキのように突き出ているレバーはクラッチのオンオフのためのものです。ブレーキレバーじゃありません。

価格は思った通り、お安いので、おもちゃ感覚でいじるのも面白いと思うんです。と、能書きを書いている暇があったら、ポチッとしたいところですが、諸事情により少し待ちましょう。
¥3219(税込)

ダイワ(Daiwa) スピンキャスト80

こちらがスピンキャスト80。基本的にはどちらもほぼ同様の構造ではありますが、こちらはロッドの上にベイトリールのように取り付けて使用します。クラッチのオンオフはボディ後部のボタンで行います。
¥3219(税込)

管理人、好き者でしょうかね。。。。。。何に使うのか、それも決めてないんですから。管釣りかバス、かなぁ。

追記
あ~!入荷待ちになってしまった!アンダースピン80!(2014・9・21)
さらに追記
説明が足りなかったので補足してきます。
アンダースピンのレバー(スピンキャストのボタン)は厳密に言えばクラッチじゃありません。レバーを引くことでスプールカバーが前方に押し出され、ラインはフロントカップとスプールカバー先端によって固定されます。ピックアップピンは引っ込みます。スピニングリールで言えば、ベールを起こして指でラインを押さえている状態と同じですね。ロッドを振ってもラインは出ていきません。

上の画像のようにスプールカバーが前に出てます。これでカップとカバーでラインを押さえるわけです。

レバーを離すとスプールカバーが後ろに戻ります。この時、ラインを引っ掛けるピックアップピンは引っ込んでいる状態なので、ラインはフリーです。キャストすればスルスルとラインが出ていきます。スピニングならベールが起きている状態ですね。

この状態です。ピンが引っ込んでいるのがわかるでしょうか。

ハンドルを回転させるとピックアップピンが飛び出してきてラインを拾い、リトリーブが可能になります。ピンが出るのはスピニングでベールを戻した状態と同じになります。スピニングのラインローラーと同じような役割をするのがこのピンなんですね。

この状態です。ピンが飛び出てますよね。このピンにラインが引っかかりリトリーブ可能に。
これがスピンキャストリールの大雑把な動きです。ファイト中にレバーを引くとラインがロックされるので、レバーブレーキリールのブレーキロックと同じような使い方も可能ですよ。
アンチリバースレバーでフリーにすれば、レバーブレーキリールのようにラインを送り出すこともできるのも魅力です。使いこなせれば面白いリールですよ。

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