未だデング熱の感染が止まりませんね。もうかなりの範囲に広がっていると思ったほうがいいんでしょう。我が千葉県でも都内に行っていない方に感染が見つかりましたからね。管理人の住む地域とは離れてますが、こちらも東京のベッドタウン、わかりませんよね。
バスフィッシングなどでは、デング熱の感染源とされるヒトスジシマカ、要はやぶ蚊に刺される事は珍しくありません。こちらから蚊の生息域に出向いているわけですからね。キャンプでも同様のことが言えるわけです。
先日出かけた船橋市のアンデルセン公園でも、公園スタッフの方が腰に蚊取り線香をぶら下げてましたし、サンシェードの中に蚊取り線香を置くご家族も。そしてあちこちで虫除けスプレーを使用される方を見かけました。一日も早くこのデング熱禍が沈静化することを祈ります。安心して釣りやキャンプを楽しめるようになりますように。
まだ気温が下がりきらないので、蚊の活動は活発ですし、都心では冬でも排熱などによって生き残る蚊もいます。用心に越したことはありませんね。我が家でもハッカ油とエタノールで作った自家製虫よけと市販のディート系虫よけ、さらにノーマット蚊取り器で防衛してます。特に蚊に刺されやすい管理人は、毎朝虫よけを塗るのが日課となってしまいました。朝塗って、昼に塗って、夕方塗って、風呂上がりに塗って。。。。。。
これだけ頻繁に塗るとなれば、ディート系は怖いので、ハッカ油に頼ることになります。消費が激しいです。
そんなわけで、ハッカ油の在庫が尽きかけているので薬局に行ったら、売り切れてました。もともとそれほど売れないであろうハッカ油、多くは在庫してなかったんでしょうね。今週中に入るようなので、買いに行かなくちゃ。
児玉兄弟商会(コダマ) パワー森林香(赤色)30巻入り
屋外専用となっている
パワー森林香、これは効果が高いと言われます。何しろ、山仕事などの方向けに作られてますからね。プロ御用達です。
一般的な蚊取り線香に比べ、煙の量を増やすために太く作られてます。この煙に虫除け成分が含まれるわけですから、煙の量が多ければ効果もより期待できますよね。
専用の携帯器に入れて腰にぶら下げていけば、蚊による被害も防げますし、据え置きすればキャンプサイトの虫除けにピッタリです。価格は安くありませんが、デング熱感染が疑われる現在なら効果優先でオススメします。
ちょっと風向きによっては煙いかもしれませんけど、ね。
このパワー森林香、いわゆる蚊取り線香ではありません。殺虫性を重視したものじゃありませんからね。あくまで「防虫」を重視した虫よけ線香になってます。もっとも有効成分のメトフルトリンという成分は殺虫剤の原料にも使われているからややこしいですが。虫を寄せ付けないための線香だと思ってくださいね。
¥2052(税込)
児玉兄弟商会(コダマ) 携帯防虫器(森林香、パワー森林香専用)
こちらがその
携帯防虫器です。森林香は太さがある上に発熱量も大きいので、一般的な蚊取り器は使用できません。専用のものを用意してください。
こちらには予備の森林香を1巻き入れておけるスペースが付いてますので、長時間の使用にも向いてます。
¥1512(税込)
児玉兄弟商会(コダマ) 森林香(黄色)30巻入り
赤いパワー森林香はこの黄色い
森林香をパワーアップさせたものですが、こちらも屋外専用、プロ御用達のもの。線香の厚みがやや薄くなるので煙の量が少し少なくなりますね。効果的には十分なものなので、オススメです。こちらの方が若干安いのも魅力ですね。
¥1620(税込)
ハッカオイルなどを使用した天然成分系の虫除けは、効果の持続時間が短い傾向があります。ハッカオイルの揮発性が高いからなんでしょうね。揮発しきってしまうと効果がなくなってしまうみたいです。
またハッカオイルなどのナチュラルオイルは抽出に手間ひまがかかるのか、ナチュラル系の虫除けは安くもありません。使用頻度が高いと負担が大きいんですけど、体には優しいと思います。虫除け効果があるといわれるのは、ハッカ、ミントの系統のナチュラルオイルです。
アルマ用などのオイルで自作することも可能ですよ。その方が若干安上がりですね。
北見ハッカ(Kitami Hakka) ハッカ油スプレー
100%のハッカオイルを肌に直接つけるとかなり刺激が強いです。肌の弱い方だと危険ですらあります。なので、希釈して使用するほうがいいですね。
100ccの虫除けを自作するのなら、1~2ccのハッカオイルを10cc程度の消毒用エタノールで溶かして、精製水(もしくは水道水)で100ccまで希釈します。これをスプレー式の容器に移せばできあがり。水とハッカオイルだけでは分離してしまうので、エタノールでよく溶かしてから希釈してください。希釈後、よく振って溶かしてくださいね。
スプレーボトルはポリエチレン系(半透明の容器)のものでないと溶けることがあるのでご注意を。
手っ取り早い方法としては、スプレータイプの手指消毒アルコールに直接ハッカオイルを入れてしまう、というのがあります。そもそも手指消毒用なので肌に害がありません。ハッカオイルの濃度が1~2%になるように調整して容器をよく振って溶かせば出来上がるので簡単ですよね。ただし、目の周囲や傷口などには注意してください。またアルコール過敏症などの方は使用しないほうがいいですね。肌の状態や持病などには考慮してください。
自作用にこの北見ハッカのオイルを使用するのもいいですし、薬局などでもハッカ油は販売されてます。アロマ用はちょっと割高かも。
ちなみにシーブリーズ、こちらにもハッカオイルが使用されてます。が、濃度が不明ですし虫除け効果があるのか、と訊かれると答えにくいですね。シーブリーズにハッカオイルを足して濃度を上げれば虫除け効果はあると思います。分離させないよう、念のためエンタノールで溶かしてからシーズりーズに足すことで虫除けになると思いますよ。
ただ、シーブリーズによく似た商品も多数出てますが、ハッカオイルを使用していないものもあります。商品の成分表示を確認してから使用することをオススメします。ハッカオイルが入っていない場合でも濃度を1~2%程度に調整すれば虫除け効果は期待できますよ。
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