ニチネン製ヒーター取り扱い始まりました!

あごひげあざらし

2013年12月18日 16:58


以前から、ナチュラムさんで取り扱いしてくれないかな、と思っていたニチネンの製品、取り扱いが始まったようですね。
特にカセットガスのヒーターが気になってたんですよ。ライバルのイワタニよりちょっと安くて性能はほぼ同等のヒーターです。

ニチネンミセスヒート

屋内専用となっているニチネンのカセットガスヒーター、ミセスヒートです。
屋内専用なので、安全装置がしっかり採用されます。不完全燃焼防止装置、転倒時消火装置、立消え安全装置、圧力感知安全装置などです。屋内で使用するならこういった装置は不可欠ですからね。

屋内。テントの幕の中も屋内、と勝手に解釈させていただいて、これ、テント内でも使用できます。まぁ、自己責任が問われることもあるかもしれませんが。もちろん換気やテントへの引火などには十分注意する必要はありますよ。

直接のライバルとなるのがイワタニのカセットガスストーブ。どちらも屋内専用のカセットガスストーブですからね。
暖房能力ではイワタニの1Kw(900kcal)に対して、ニチネンミセスヒートは0.93Kw(800kcal)とやや劣ります。この差がどれほどなのかは使用してみないとわかりませんが、おそらく天幕内で使用した場合は大きく変わることはないでしょう。温風式ではないし、セラミックバーナーをどちらも採用しているので一度暖まると意外と熱量が高いですし。

ボディサイズはほぼ同じ、というか、幅・奥行・高さともミリ単位しか違いませんね。幅が約30cm、奥行が約20cm、高さが約30cm。十分コンパクトでボディ形状は違いますけど、ボンベの位置なども同じになってます。重量はイワタニの約2.6kg、ニチネンの約2.5kgとこちらも誤差の範囲内?

最も大きな違いは火力調整機能の有無でしょう。イワタニは火力調整不可ですが、ミセスヒートは火力調整が可能です。最大火力での燃焼時間は大差ありませんが、火力を抑えることでミセスヒートの方が燃焼時間を長くできますね。また、最大火力じゃ暑すぎる時などに便利な機能です。イワタニは点けるか消すかしか選択肢がないけど、ニチネンは点ける・消す・弱めるという選択肢になりますよ。使い勝手という点ではニチネンに分がありそうです。
しかも若干ですがお安いですね。

ガスストーブは燃焼後に暖まるのが早いので、家庭であればトイレやキッチン、脱衣所など普段暖房しにくい場所へ手軽に持ち運べます。メインヒーターにするにはちょっと弱いですが、家庭のサブヒーターにぴったりです。暖まりやすく持ち運びもしやすいですからね。持ち運びしやすいから、キャンプにもオススメなわけです。
¥7980(税込)

ニチネンミセスヒート イヴ

アップグレードバージョンということでしょうか?ミセスヒートイブです。
ボディ自体の大きさはあまり変わりませんが、脚を低くしたことで高さが約5cm低くなりました。でも重量は若干ながら重くなってます。ボディを強化した、ってことかな?

ミセスヒート同様、火力調整が可能です。エコゾーンと名付けられた位置につまみを合わせることで火力を抑え燃焼時間を伸ばします。とはいうものの、ミセスヒートとの違いはほとんど見当たらないのでボディ変更だけなんでしょうか。
¥8980(税込)

ニチネンミスターヒート

屋外専用となるのがミスターヒート。屋内用と違い、安全装置が一部省略されます。圧力感知安全装置は採用されているので、使い方さえ間違えなければ十分安全に使用できますよ。

安全装置類を省いたためか、軽量コンパクトに仕上がってます。セラミックヒーターなどの性能はミセスヒートと同様、800kcalですね。タープ内の暖房などにいいですよ。カセットガス1本で3~3.5時間の燃焼が可能です。こちらも火力調整ができますよ。
¥6970(税込)


イワタニ産業(Iwatani)カセットガスストーブ

で、こちらが屋内用、ミセスヒートのライバル、イワタニカセットガスストーブ。火力は若干高く、火力調整はできません。
定価¥15750(税込)のところ、¥9800(税込) 37%割引

グリーンウッド(Greenwood)GCP-161 カセットボンベ式ポータブルヒーター

屋外用では同じくセラミックヒーター搭載のグリーンウッドのモデルがライバルでしょうか。こちらは火力が最大1400kcalと強力です。火力調整も可能ですから、燃料節約も可能ですね。最強では2時間ちょっとでカセットガス1本を使い切ります。角度調整ができるのはニチネンにはない機能ですね。
¥7780(税込)

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