シンプルツーバーナー!プリムス ニョルドツーバーナー!

あごひげあざらし

2013年07月31日 11:17


今年のイワタニプリムス新製品ということで、ニョルド・ツーバーナーというモデルが登場してます。

PRIMUS(プリムス)ニョルド・ツーバーナー

シンプルなツーバーナーです。2つのバーナーヘッドと鉄板で連結しただけ、といった感じですね。風防などは採用されてません。これは本国でもほぼ同様のモデルがニョルド2バーナーストーブ(P2290)として販売されてます。

昨年までラインナップされていたファイヤーフレーム・ツーバーナー(P251)が廃盤となった代わりに登場した、ということでしょうね。コンセプトはPー251と同じですが、より簡素化されたモデルということになります。

似ているのは外見だけで、全くの別モデルと思った方がいいと思います。ニョルド・ツーバーナーの方が本国では昔からラインナップされていたので、設計は古くなりますね。とはいえ、そこはロングセラーモデル、完成度は高いです。

バーナーヘッドはファイヤーフレームツーバーナーと異なってます。ファイヤーフレームツーバーナーはPー2243と同じバーナーヘッドを採用していて、火力も1口あたり3600Kcalと強力でした。
ニョルド2バーナーはもう一世代前のスタンダードなバーナーヘッドを採用してます。そのため火力は1口あたり2400Kcalとパワーダウンしてます。決してハイパワーとはいえませんが、最大火力で素早く湯沸し、というような場合でなければ大きな不満は出ないでしょう。シンプルな構造はそれに代えられないメリットもありますしね。

ファイヤーフレームツーバーナーは頑丈なメタルフレームを採用してましたが、ニョルドツーバーナーはメインフレームに鉄板を被せたような構造になってます。そのため、重量は軽くなってます。ファイヤーフレームツーバーナーの約2.35kgから約1.8kgへ500g以上の軽量化ですね。
また収納サイズもコンパクトに。長さで約7cm、幅で約3cm、厚みで3cmそれぞれ小さくなったので一回りコンパクトになった感じです。厚みはバーナーヘッドの形状が変わったことが大きいんでしょうね。如くの直径も約4mm小さくなってますが(205mm径)、ここは実質変わらないといってもいいんじゃないでしょうか。

またファイヤーフレームツーバーナーに搭載されてた圧電点火装置は省かれてます。着火にはライターやトーチなどが必要になりますね。

装備をシンプルにしたツーバーナー、風防などは工夫次第でなんとかなります。軽くてコンパクトなツーバーナーなので、トレッキングなどでも持ち運びが容易になります。気負わず手軽にツーバーナーを使いたいというニーズにピッタリですね。
装備が簡略化されたことで、価格もグッと控えめになりましたよ。
定価¥9870のところ、¥8883 10%割引

またほぼ同じコンセプトと思われるツーバーナーがもう一つ。鹿さんマークでお馴染みのキャプテンスタッグからリリースされてます。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)ランカー コンパクトガスツーバーナーコンロ

箱にバーナーヘッドを2つ埋め込んだような形のツーバーナーですね。風防を持たない点はニョルドツーバーナーと同様です。シンプルにコンパクトに仕上げたモデルですね。
とはいうものの、こちらはサイズが大きいです。収納時の横幅が約53cmとスタンダードなツーバーナーと同じくらいの大きさ。また重量も約4.2kgとなるので、背負って歩くことはあまり考えないほうが無難ですね。

大きめのクッカーを乗せるときに邪魔になることがある風防を省いたことで、対応できるクッカーサイズが幅広くなるというのはメリットでしょう。風対策は別途用意することで実は使いやすかったりするかもしれません。
火力は最大2700Kcalとこちらも現代のレベルではハイパワーとはいえませんが、実用上は大きな不満が出ないレベルですね。圧電点火装置を備えているので取り扱いは簡単ですよ。こういったモデルのニーズも少なからずありますよね。
定価¥26250のところ、¥13230 49%割引

この他ツーバーナーはこちらにも 
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