トンガリテント増殖中?ロゴスからもリリースされました

あごひげあざらし

2013年02月19日 12:49


ここ数年で随分増えたなぁ、と思うのがモノポールテント、ワンポールテントと呼ばれる幕体です。
小川キャンパルがピルツシリーズをリリースしたことでぐっと身近になったんでしょうか。古くはシェラデザインのオリガミなど、ちょっとマニアックな印象のテントでしたが、たった1本のポールで立ち上げられる気軽さ(実際はコツもありますが)、シンプルな作りが魅力。
ソロユースでも使えるコンパクトモデルから、グループユースも可能な大型までバリエーションが豊富になりましたね。

そのワンポールテントのジャンルに、ロゴスからも新製品が登場しました。

ロゴス(LOGOS)LOGOS the Tepee 300

The Tepee300というモデルです。ネーミングもそのものズバリといった感じですね。モチーフはティピーですね。このワンサイズのみのラインナップとなってます。

フロアは6角形。サイズ的には同じ6角形フロアの小川キャンパルピルツ7より少し小さい位になりますね。大人が寝るなら2人がジャストサイズかな。ギリギリ3人でも寝られそうですが、シュラフが重なり合うのは覚悟しないといけませんね。大人2人に子供1人くらいなら何とかなりそうです。
フロア形状が6角形なので、ほぼ同じくらいのフロアサイズをもつノースイーグルのワンポールテント300よりデッドスペースが生まれてしまいますね。その分、使用人数を減らしてラゲッジスペースに振るのが正解なようです。

フルメッシュインナーが標準装備なのはコスパが高いと思います。フライシート単体で使用してもいいですし、メッシュインナーを使用して虫よけ対策をするのも可能ですね。フルメッシュなので防寒性能の点では期待できませんが、フロアシートがあるのでマットにシュラフというスタイルにも対応しますよ。
もちろん、ワンポールテントらしさを満喫するためにフライシート単体にコットで寝るのもオススメできます。

フライシートのトップには2つの開閉式ベンチレーターが採用されてます。結露対策として換気が可能です。シングルウォールテントといってもいい構造なので、結露はどうしても起きてしまいますから、ベンチレーターをまめに調整することである程度対応できますよ。

設営はもちろんポール1本で立ち上げできます。インナーテントを使用したほうが設営はしやすいですね。まずインナーテントを広げてフロアの位置決めを行えば綺麗に立ち上げることができます。その上からフライをかける、最初はこのスタイルがやりやすいでしょう。フライシート単体でも位置がわかるくらい慣れれば問題ないんでしょうけどね。

軽量なアルミポールを採用、インナーテントも標準装備で価格はかなりリーズナブルです。
定価¥12990のところ、¥11691 10%割引

SIERRA DESIGNS(シエラデザインズ)オリガミ3

最新のロゴスティピーに対して、こちらはロングセラーモデルのシェラのオリガミ3です。
至れり尽せり感のある国内メーカー品に対して、海外製のアイテムは多少作りが粗かったり、ネガティブな部分もあることが多いんですが、このオリガミ3もそういった要素は持ってるようです。雨漏りするとか、付属品が足りないとか。
とはいえ、そういった些細な(?)ことは気にならなくなるくらい、歴史に裏打ちされたメリットもありますよ。

こちらはフライシートとポールだけのアイテムで、とても軽量コンパクトに収納可能です。ワンポールテント+コットという組み合わせなら十分就寝可能ですね。ただし、冬キャンでは寒さが厳しいでしょう。インナーテントを組み合わせてすきま風が入らないようにするとかなり違うそうです。
フルメッシュインナーがナチュラムさんからリリースされてますから、持っていると重宝しますね。

フロア形状は5角形で、ロゴスのものよりも少し大きめになりますね。とはいえ、実質の使用人数は2人がジャストな広さというのは変わりません。3人だと狭さを感じますから。ペグダウンの箇所はロゴスのティピーより少し少なくなるので設営はほんの少し、楽になるでしょう。
¥27800

ファイントラック(finetrack)ポットラック アウター

こちらは日本製のファイントラック ポットラックですね。こちらもシェラと同じく五角形フロアのモデルです。フロアのサイズはロゴスより一回り以上大きいですね。
30Dの超軽量クロスを使用したアウターは軽量コンパクトにまとめられます。非常時のシェルターのような使い方も可能ですね。本体重量は約700g、付属品と合わせても約2kgに収まりますよ。

最大5人が横になれるほどの広さを持ちますが、余裕を持って使うならやはり3人くらいがジャストでしょう。品質は定評が有り、ちょっと懐かしい感じの色合いも今なら新しかも。
こちらもシェルのみになります。別売りでメッシュインナーも用意されますよ。
¥50820
ファイントラック(finetrack)ポットラック メッシュインナー

インナーを使用すると最大4人の就寝サイズになりますね。
¥33390

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ7

ファイトラックと対照的にブラックなワンポールテントが小川のピルツ7です。黒い幕体は意外と目立つんですよね。夜は反射材が光りその姿も独特。
フロアは6角形で2人で使うのがちょうどいい広さを持ってます。シェルの裾には雨風の巻き込みを防ぐ泥除けスカート付きで快適さを考慮してますね。小川らしい親切設計です。

こちらも幕体のみのモデルで、インナーテントは別売りとなります。ただ、ピルツにはフロアシートが付属しているんでシングルウォールテントとしても使えるんですね。また設営時にはフロアシートを取り付けたままで行うと位置決めが簡単というメリットもありますよ。

今年の小川のカタログではこのブラックなピルツが見当たりません。ピルツ7STというベージュのモデルが登場してますので廃盤かも。別売りののインナーテントを組み合わせるとかなり快適なテントになりますよ。
定価¥47250のところ、¥28770 39%割引
ピルツ7用のインナーはフルサイズメッシュインナーとハーフサイズのナイロンインナーが用意されてます。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ7フルインナーメッシュ

定価¥13650のところ、¥10920 20%割引
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ7ハーフインナー

定価¥15750のところ、¥12600 20%割引
同様に最もコンパクトなピルツ5も廃盤のようですね。こちらはソロユースにピッタリなコンパクトなワンポールです。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ5

パッキングサイズも小さく、重量も2kgを切る軽さです。グランドシートも標準装備ですね。
定価¥36750のところ、¥22800 37%割引
ピルツ5にもインナーテントが用意されてます。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ5フルインナーメッシュ

定価¥11550のところ、¥9240 20%割引
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ5フルインナー

定価¥14700のところ、¥11760 20%割引
現在は欠品中ですが、低価格なワンポールテントはこちらも。
North Eagle(ノースイーグル)ワンポールテント300

ロゴスのティピーとほぼ同じくらいの大きさになりますね。価格もほぼ同じくらい。インナーはメッシュではなくポリエステルになってます。
一回り小さなソロユース向けのモデルは販売中です。

North Eagle(ノースイーグル)ワンポールテントmini200

サイズはピルツ5くらいになります。ただ、ノースイーグルのモデルはスチールポールを使用しているため、重量はかさんでしまいます。このミニでも5kg近くなってしまいますね。
¥9800

もっと大型のワンポールテントなら小川キャンパルのピルツ9、ピルツ15、ピルツ23があります。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ9-DX

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ15-II

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ピルツ23


ワンポールテントはシンプルな形状で楽しさを感じるテントですが、設営に関しては慣れないとキレイに張れないものでもあります。ポールは1本ですが、ペグダウンの数は多いですからね。各コーナーをペグダウンで固定し、さらに張り綱を取る必要があります。フロアの角の分×2のペグが必要です。
また出入り口にキャノピーがないモデルだと雨天時などの出入りでフロアを濡らしたりしちゃいます。できればタープなどを組み合わせたほうが使いやすいですね。

とはいえ、このスタイルは魅力。人気もうなずけます。

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