2012年モデルのエギングリール、
ダイワ12エメラルダスがリリースされました。
旧モデルとなったエメラルダス同様、ルビアスをベースにエギングチューンを施したシリーズとなってますが、旧エメラルダスはルビアス登場後に発売されたのに対して、12エメラルダスは12ルビアスに先行してのリリースです。秋のエギングシーズンに間に合わせるため?
で、新しいエメラルダス。まず見た目が大きく変わってますね。特に印象を変えるのがボディカラーでしょう。旧エメラルダスはホワイトボディにエメラルダスグリーンを配したデザインでしたが、12エメラルダスではエメラルダスグリーンのボディに。ローターはガンメタリックですね。
パッと見ると、弟分の
エメラルダスINFと共通のイメージになった、という印象ですね。実用性能ではカラーリングに意味はありませんが、見た目も大事。エメラルダスシリーズのロッドと組み合わせると、統一感が出て格好いいですよ。
ボディ素材にはすっかりお馴染み、カーボン樹脂のZAION(ザイオン)を採用してます。07ルビアスから採用されたこの素材、軽くて、硬くて、錆びないとリールに求められるスペックを高いレベルでクリアしてます。延性・展性はないので、限界を超えるとポキッといってしまうようですが、その限界点が高いので高い負荷がかかっても変形せず、巻き心地が変化しにくい安定感も魅力ですね。
ローターには
エアローターを採用。こちらはイグジストのザイオンとは違い、汎用樹脂製になりますね。エアローターに関しても説明し尽くされた感がありますが、メリットは大きいです。
機能説明でよく言われる「初動の軽さ」。巻き始めの軽さは正直なところ、あまり実感することは少ないように感じますね。現在のリールは駆動系もよくできていいて、巻き始めが重いと感じるのは一部のハイギアリールくらい。ギア比5:1前後のノーマルギア比では特別意識しないでしょう。
ただ、ハイスピードジャークやファストリトリーブのストップ&ゴーでは違いを感じます。リーリングを楽に止められる、というか、疲れにくいんですね。ピタッピタッと止められる感じです。
もちろんエアローター採用モデルには防水性の高い
マグシールドを採用してます。磁性体オイルで防水するマグシールドを採用したことで、水洗いもしやすく、耐久性もアップしますね。
旧エメラルダスから大きく変わった点に、ドラグとギア比があります。
ドラグには旧エメラルダスのトーナメントドラグに対して、
アルティメットトーナメントドラグ(UTD)に強化されました。滑り出し初期の食付きを抑え、滑らかに、フラットにラインが引き出されます。高密度フェルトワッシャーと新型ドラググリスの採用で、ライトラインでも安心のドラグへと進化。
また、MAX7kgに設定されているので、ハードなシャクリでもラインがズルズル引き出されません。イカがヒットしたらドラグを最適な位置に緩めることで急激なジェット噴射の備えることができますよ。
マックス7kgならシーバスやテンヤマダイゲームなどにも転用でき、オールシーズン使用でることも可能ですね。
ギア比は旧エメラルダスの4.8:1に対して、2つのギア比を用意しました。ダブルハンドルの12エメラルダス2508PEーDHは従来同様、4.8:1のノーマルギア比に。シングルハンドルの12エメラルダス2508PEーHはハイギアの5.6:1に設定されます。スピニングでも7.0:1のモデルも登場した中ではハイスピードとは言えませんが、エギの回収やイトフケを取るのが早くなり、テンポよく使えそうです。
旧エメラルダスに採用されていたハイパーデジギアの搭載は見送られました。アルミより高強度のC6191は高い強度を持つ反面、生産性が悪いのと初期馴染みに時間がかかるというネガティブも持ってましたからね。アルミ製のデジギアⅡでも耐久性を大きく損なうことはないでしょう。
若干深溝となって2508サイズとなったスプール。スプールエッジに硬質コーティングを施してますね。
シマノからもカーボン樹脂ボディの12セフィアCI4+がリリースされ、秋のエギングシーズン前にエギングリール戦線が熱くなってます。
ダイワ(Daiwa)12エメラルダス 2508PE-H
定価¥42000のところ、¥33600 20%割引
ダイワ(Daiwa)12エメラルダス 2508PE-DH
定価¥44100のところ、¥35280 20%割引
ライバルはやはりこちら?
シマノ(SHIMANO)セフィアCI4+ C3000HGSDH
シマノ(SHIMANO)セフィアCI4+ C3000HGS
価格はセフィアの方がリーズナブルになってますね。
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