アブガルシアのエントリー向けロッドの一つ、管釣りトラウトロッドの
マスビートがリニューアルしました。
入門向けのロッドながら、コストを抑えながらも十分満足できる性能を持ったハイコストパフォーマンスシリーズ。初めてルアーをキャストする人も、管釣り初心者の方でもオススメできるシリーズですね。
新しいマスビートは、
マスビートⅡとなりました。
アブガルシア(Abu Garcia)マスビート MSII-662SUL
定価¥10479のところ、¥8383 20%割引
アブガルシア(Abu Garcia)マスビート MSII-662UL
定価¥10479のところ、¥8383 20%割引
現在のところ、ナチュラムさんに入荷しているのは6.6ftのロングロッドが2タイプです。ラインナップとしては、6.0ft、6.3ftもあるんですけどね。
昨年11月に発表されたマスビートⅡ、初代モデルと変わった点はトップガイドです。
初期モデルはガイドは全てハードガイドとコストダウンを図っていました。中級グレード以上では当たり前のように採用されているSiCに比べると、硬度・摩擦係数共に劣りますがリーズナブルなのが魅力。コスト重視のエントリーモデルにはよく採用されるガイドです。
ただ、長時間大型のトラウトに引っ張りまわされちゃうとラインが傷みやすかったり、雑に扱うと割れてしまったりすることもあるんですね。
今回のモデルチェンジで、最も負荷のかかりやすいトップガイドにSiCに採用したのがマスビートⅡの特徴でしょう。ガイドとラインの接触面がもっとも大きくなるのがトップガイドですからね。トップだけでもSiCにすることでラインへの攻撃性はグっと少なくなります。
3lb前後の細めのラインを使用する管釣りトラウトでは、ラインの傷みはできるだけ抑えたいもの。ラインの傷みはラインブレークに直結しますし、ラインの耐久性が落ちれば巻き替えなどのランニングコストにも影響しますからね。ガイドがグレードアップしたことで、そういったネガも少なくなりましたよ。
このほか変更されたのはグリップですね。形状はグリップトップをナローに仕上げたものに。先端が細くなったことで、ブランクタッチもしやすくなりましたね。リールシートもコルクメッシュから天然木へ。コルクに比べ、硬質な天然木は感度アップに貢献しますよ。
完成度を高めたエントリーロッド、マスビートⅡ。これから管釣りを始めたいにオススメできるロッドです。
SULは乗せ調子。スプーンをメインに使用するならこちらがおすすめですね。ULは掛け調子。小型のプラグも使用するならこちらでしょう。
同様のエントリーロッドでオススメなのは、
メジャークラフトトラパラ TPS-632SUL
気軽にルアーフィッシングを楽しんでもらいたい、そんなコンセプトで作られた
トラパラ。ガイドはハードガイドですが、ブランク性能はワンクラス上に迫るものがありますね。
豊富なラインナップは、各特性がわかりやすくなっているのも入門向けには親切ですね。
シマノ(SHIMANO)トラウトライズ 60SUL
管釣りブームに火をつけた(?)、シマノがリリースするエントリーモデル、
トラウトライズ。この価格帯でもシマノエアロガイドシステム搭載で、トップガイドにはSiCを採用しています。
ダイワ(Daiwa)PHANTOM(ファントム) AT 63XUL
エリア専用モデルとなる
ファントムAT。ラインが絡みにくいKガイドを搭載した最新スペックながらリーズナブルな価格が魅力ですね。
メジャークラフトネクスティーノ エリアモデル NTA-632SUL
エントリーモデルよりは上級にあたるメジャークラフトの
ネクスティーノ。2012年登場のニューモデルですが、比較的リーズナブルなプライス設定のメジャクラらしく、品質・機能性は高いですね。価格帯は1万円前後と少し上がってしまいますが、使用するシーンに合わせたチョイスが可能です。
今年は気温が低く、冷水性のトラウトも活性の悪い日があります。それよりも人間の活性が悪かったりもしますが、春に向けて気温も活性も高くなりますから、入門には最適ですよ。
トラウトロッドはこちらにも
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