スミスのトラウトロッドシリーズの中では、エントリーモデルというポジションになるロッド、
フィールドリーム フォルツァⅡに追加モデルです。
先行販売されていた赤いブランクのＦＬＦⅡに加え、青いブランクのＦＬＦ/ＢＬが３タイプ登場してますね。昨年末、１２月２６日登場です。
スミス(SMITH LTD)トラウティンスピン フィールドリーム フォルツァ ＦＬＦＩＩ／ＢＬ－６０
フィールドリーム フォルツァⅡというロッドは、ＢＬの登場で同じシリーズに２タイプのロッドが用意されている、そんな印象になりました。
特にＢＬはユーザーフレンドリーな特性を持たせてますね。初心者でも扱いやすいのが特徴です。
赤いブランク（レッド）の方は、エントリー向けとしながらも管釣りロッド特有のスローテーパーなロッドです。非常にしなやかでマイクロスプーンのキャストにも適してますが、管釣りに慣れていない人だとちょっと扱いにくいかも、という印象もありました。キャストの際にそれが顕著で、バットまでしなやかに曲がるブランクは、時に背中を釣ってしまったり、テンプラ気味のキャストになってしまったり。
スナップキャストが身に付けば問題はありませんが、バスロッドなどのように大きく振るとトラブりますね。
今回登場した青いブランク（ブルー）は、レッドに比べるとベリー～バットにパワーを持たせたロッドになってます。負荷が掛かればバットまで曲がりますが、基本的にはレギュラーファストテーパーといった感じです。
そのため、振り抜けも良く、バスロッドから移行しても違和感が少ないですね。キャスト後のティップの収まりも早くて、ダルな印象はありません。もちろん管釣りロッドなのでティップはしなやかで軽量なルアーも十分飛ばすことができますよ。
こういった特性のロッドの方が入門には適してるでしょう。とはいえそこはスミス。入門用で終わらない、質の高いロッドですから、最初の１本であり、最後の１本としても十分通用しますね。多少トラウトをやり込んだ人でも不満は出ないはずです。
ティップ径・バット径共にレッドに比べるとブルーは一回り太くなります。先径がレッドの１．２mmに対して１．５mm、元径もそれぞれ０．１～０．４mm太くなってます。その分適応ルアーウェイトはレッドの１～３．５gに対し、１．５～４gとなり、スプーンから小型のプラグまでオールランドに使用できる特性になってますね。
ガイドにはステンレスフレームですが、Kガイドを採用してます。ラインが絡みにくく、絡んでも自動的に解けるのが特徴ですね。
リールシートのリングには樹脂パーツを採用してリールフットへの傷を最小限に抑えます。
上の６．０ftモデルはスタンダードなロッドと言えるでしょう。取り回しが良く、小規模ポンドエリアにピッタリですね。
定価￥１９４２５のところ、￥１５５４０ ２０％割引
スミス(SMITH LTD)トラウティンスピン フィールドリーム フォルツァ ＦＬＦＩＩ／ＢＬ－６２
６．２ftのモデルは、クランキングにも対応できるバーサタイルな特徴が強調されてますね。これ１本でいろいろなルアーを使いたい、そんなニーズにおすすめです。
定価￥１９４２５のところ、￥１５５４０ ２０％割引
スミス(SMITH LTD)トラウティンスピン フィールドリーム フォルツァ ＦＬＦＩＩ／ＢＬ－６４
遠投が要求される大規模ポンドエリアにはシリーズ最長の６．４ftがオススメ。長さを活かしたロングキャストはもちろん、ロッドのタメが効くので大型のトラウトとのやり取りもしやすいです。
定価￥１９９５０のところ、￥１５９６０ ２０％割引
入門用と呼ぶには惜しいスペックを持ったシリーズです。ステップアップにもオススメですね。
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