ダイワファントムニューモデル!ファントムAT入荷します

あごひげあざらし

2011年10月28日 15:46


管理人が初めて手にしたトラウトロッド、思えばファントムでしたね。あの頃はトラウトロッド=渓流ロッドみたいなイメージが強くて、今のエリア用スプーニングロッドとはまったくの別物でした。もちろん、管理釣り場でのトラウトフィッシングというのもまだそれほど一般的ではなかった時代ですから、専用ロッドは望むべくも無く、他のアングラーも渓流ロッドやバスロッドなどを転用していた人が多かった時代です。

初期のファントム(トラウトロッドのね)は張りが強くて、テーパーもレギュラーファストかレギュラーというものが多かったと思います。現在のロッドのようなモデラートテーパーのものは見かけなかったと思いますよ。
ロッドデザインも今と比べればクラシカルなイメージで、ウッドのリールシートにショートコルクグリップとなってましたね。ミノーのトゥィッチが決めやすいロッドでした。
そのファントム、一応、まだ手元には置いてますが使う機会はまったくなくなってしまいましたね。
所有のロッドはファントム56ULRS-Siというロッドで、FujiのSiCガイドを搭載してます。まだまだ使えるんですが、他のロッドに主役を奪われてほこりを被ってます。。。。。。。

そのファントムも、ファントムTR、ファントムTR 2NDとモデルチェンジを重ね、今年エリアフィッシング専用ブランドとして分かれたのが「ファントムAT」です。トラウトロッド専門ブランドとしてはもっとも安価なシリーズですが、ダイワのクロスオーバーシリーズ、クロスビートやリバティクラブよりもしっかりと作り込まれているので満足感も高いんです。
管釣りエントリーロッドとしては高性能で、上達してからもサブロッドとして十分使えるスペックを持ってますね。

ダイワ(Daiwa)PHANTOM AT 63XUL

今回登場したファントムATのコンセプトは「キャストする・フッキングさせる・バラさない」と3拍子揃った高バランス設計のエリアトラウト専用ロッド、ということだそうで。
渓流ロッドから脱却したシリーズになってます。おそらくファントムNTなんていう渓流ロッドが新たに登場するのではないかと。

それはさておき。コンセプト通り、初心者でも扱いやすい特性のロッドになっているようです。ロッドラインナップも非常にわかりやすいですしね。ロッドパワーはXULとULの2タイプのみ。あとは長さの設定違いだけです。用途がわかりやすいですね。

XULパワーのロッドは、基本的にスプーニングロッドというポジションです。管釣りでメインに使用される軽量スプーン用ロッドですね。テーパーの記載はありませんが、おそらくレギュラースローくらいでしょう。ちょっと胴に入る感じのアクションになると思います。
軽量スプーンの巻きの釣りがしっかり出来るロッド、というスタンスです。

ULパワーのロッドは、ミノーイングロッドというのではなく、スプーンから小型プラグまでにアジャストさせたロッドでしょう。ミノーをキビキビと動かせるという特性じゃありませんね。こちらのテーパーはレギュラーくらいになります。抵抗のあるクランクベイトでもアタリを弾かないくらいのしなやかさを持ってます。
ロッド1本でスプーンからプラグまでバーサタイルに使用したい方にオススメですね。

どのモデルもこの価格帯としては軽量に仕上げられているため、長時間使用しても疲れにくいでしょう。

またガイドにはFuji工業のKガイドフレームSiCを採用しています。ラインが絡みにくくストレスの少ないガイドフレームに、ラインに優しいSiCガイドリングの組み合わせは、ライトラインを使用するエリアフィッシングでも魅力です。
細いラインを使用するため、ガイドに絡んだりすることで傷が付けばライン強度は一気に低くなってしまいますからね。あわせ切れなどの原因になりやすいガイドへのライン絡みが少ないのは良いことですね。SiCも強度が高く摩擦係数も低いのでラインを傷めにくいです。

まだ全てのモデルが入荷するまでは時間が掛かるかもしれませんが、現在のところ4タイプが入荷予定です。
ダイワ(Daiwa)PHANTOM AT 60UL

¥9850
ダイワ(Daiwa)PHANTOM AT 56UL

¥9560
ダイワ(Daiwa)PHANTOM AT 56XUL

¥9560
ダイワ(Daiwa)PHANTOM AT 63XUL

¥10100
ダイワ(Daiwa)PHANTOM(ファントム) AT 60XUL
¥9850
ダイワ(Daiwa)PHANTOM(ファントム) AT 66UL
¥10220
ダイワ(Daiwa)PHANTOM(ファントム) AT 66XUL
¥9980

今年管釣りを始めよう、という人や、奥さんや友人を巻き込んじゃえ!なんていう人にいいんじゃないでしょうか。

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