リールねたが続きますが。シマノから新しいスピニングリールが登場します。
エクスセンスBBです。
エクスセンスはご存知シマノのシーバスブランド、ということでシーバスルアーフィッシングにジャストサイズなC3000Mと4000Sの2機種がラインナップされます。
なんとかBBというネーミングは、セフィアBBやソアレBB同様、ブラッドブラザーの略です。
管理人、最初は「なんだ、また09アルテグラベースのシーバスチューンか」と思ったんですけどね。よく見ると、絶対違う、確実に違う!
シマノ(SHIMANO)エクスセンスBB C3000M
シマノ(SHIMANO)エクスセンスBB 4000S
まずは見た目から。
C3000Mは現行のバイオマスターによく似ていて、左サイドにボルトが1箇所見えてるボルトレスデザインじゃないボディ。
で、4000Sは上位モデルのエクセンスのようにボルトが見えないボルトレスデザイン。
エクスセンスBBは2種類のボディがあるの?サイズによってボディを変えている?だとしたら結構コストが掛かるんじゃないかと思うんですが。どちらも何か(次期アルテグラ?)の流用でコストを抑えるんでしょうね。
ボディ材質は09アルテグラと同じく、
アルミハイブリッドです。リールフット側がアルミで、フタのほうが樹脂になってますね。絶対的な剛性ではオールアルミにかないませんが、特に付加のかかるリールフット側がアルミなので、強度不足を感じることはないでしょう。
重量的にはメチャクチャ軽量というわけじゃなく、11バイオより少し重い程度に収まっているので、シーバスタックルにセットした場合はバランスもとりやすいんじゃないかと思います。もちろん超軽量を売りにするロッドとの組み合わせではグリップヘビーに感じるかもしれませんけど。
ちなみにスプール互換表を見ると、C3000Mは11バイオや11ツインパと互換性がありますが、4000Sはエクスセンス・エクスセンスCI4とのみ、互換性があります。4000Sのローターサイズはエクスセンスと同じってことなんでしょうね。多分エクスセンスCI4のローターを流用したんでしょう。C3000Mはバイオマスターの流用かな。
ハンドル形状から判断するに、ねじ込み式ではなく共回りハンドルのようですが。
ノブの形状はエクスセンス・エクスセンスCI4と共通のEVAノブです。ベアリングは入ってないかもしれませんが、同じもの、かな。
見た目もさることながら、エクスセンスBBには「
X-SHIP」が搭載されてます。もちろん他のBBシリーズには搭載されてませんね。09アルテグラがベースですからね。
X-SHIPが搭載されているってことは09アルテグラベースではない、ってことに。
X-SHIPに関してはいまさら多くを語る必要もないでしょうが、シマノらしいウルトラスムーズな巻上げと高付加でも巻き上げフィーリングが変化しにくい特性です。従来モデルでもシマノのスピニングはスムースでしたが、そこに耐久性と巻き上げトルクを追加したのがX-SHIPですね。
パワフルなランカーを相手にする(相手にしたい)シーバスルアーフィッシングでは、X-SHIPのパワーと耐久性が魅力ですからね。今後登場する下位グレードのスピニングにも順次、X-SHIPを搭載していくということなんでしょう。トータルのベアリング数は減ると思いますが、ピニオンとマスターの配置やピニオン前後にベアリングを入れるあたりは変更されないでしょうからね。
11月発売予定とされるエクスセンスBB、ナチュラムさんでも即納ではなく4~7日となってます。まだデリバリーは安定しませんが、シーバスルアーフィッシングの入門リールとしてかなり魅力ですね。
選択肢が増えるのは良いことでもあり、選択するときに悩みの種でもあり。シマノファンにはうれしい悩みかもしれませんね。
最近ランカー狙いに有効、といわれる「
時間月齢方式」を駆使すればランカーシーバスともすぐ出会えるかも!
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