ダイワのニュー管釣りロッド!ピュアリストAT

あごひげあざらし

2011年10月13日 11:19


ダイワから新しい管釣りロッドが登場してます。ピュアリストAT(エリア トラウト)です。
ダイワの管釣りロッドといえば、プレッソというイメージもあります。カジュアルなイメージを強調した(?)カラーリング、プレッソオレンジが印象的。トーナメンターにも人気ですね。

で、ピュアリストは比較的おとなしいというか、オールドスタイルというか、オーソドックスというか。見た目は少し前のトラウトロッドのイメージを踏襲しています。とんがったデザインではないですね。とはいえ、グリップは現在主流のセパレートなんですけどね。

コンセプトとしては、プレッソの弟分、プレッソイプリミと被っちゃってる感じですね。もしかしてイプリミは廃盤にしちゃうのかな。価格帯もバッティングしてますし、後継機種といった感じなのかもしれません(最近ナチュラムさんでプレッソ・イプリミが半額になっているのはこのため?)。

ピュアリストATは、さすがに新しいロッドだけあって、ガイドには最新のコンセプト、Kガイドを採用。フレーム素材はステンレスですが、ライントラブルの少ないガイドです。チタンフレームのKガイドは価格的に無理がありますし、プレッソで採用されているカーボンガイドでもありません。でも十分ライントラブルのストレスを軽減してくれるガイドです。
PEライン用というイメージもありましたが、実際使ってみるとナイロンラインでも絡みにくく、非常に快適なガイドですね。

シリーズは全部で6タイプが用意されてます。シンプルなモデルラインナップで、用途が非常にわかりやすいですね。ちょっと本気でやってみようか、という人にもステップアップをしたいという人にも、選択しやすい構成です。その分、チョイスの幅が少ないかな、という気もしますが、ベーシックな使い分けが可能なラインナップとも言えますね。


ダイワ(Daiwa)Purelist(ピュアリスト) AT 60ULSS-2

最も汎用性が高く、ベーシックモデルと位置づけられているのがこのAT60ULSS-2です。
これからエリアフィッシングを始めよう、という人の最初の1本にオススメのロッドになりますね。1gクラスのスプーンから小型プラグまで対応できる器用さが魅力になります。

ティップはチューブラー(中空)で感度も高く、ラインでアタリを取れなくてもロッドでアタリを感じられます。最初の1匹に出会うための近道にオススメ。
テーパーはレギュラースローテーパーといったところでしょうか。ベリーからスムーズに曲がってくれます。そのため、ミノーをキビキビと動かすというような操作は苦手ですね。小型クランクなら十分対応できます。アタリを弾くことなくフッキングできるブランクという仕上がりですね。ミノーをキビキビ動かしたい場合は他のロッドをチョイスしたほうがいいでしょう。

6.0ftのレングスは、大規模なポンドエリアではもう少し長い方がいいかな、という印象もありますが、取り回しのよさや平均的な管理釣り場の広さを考えれば大きな不満は出ないでしょう。しなやかなブランクにルアーのウェイトをしっかり載せてキャストすればマイクロスプーンも十分飛ばせますよ。

バーサタイルロッドというとどうしても用途がぼけてしまいがちですが、1本のロッドで色々なルアーを使いたい、というニーズももちろんありますからね。ということでこれがベーシックなロッドとなるでしょう。
定価¥25095のところ、¥17560 30%割引

ダイワ(Daiwa)Purelist(ピュアリスト) AT 60XULSS-2

管理釣り場でもっとも出番が多いのがスプーンでしょう。管理釣り場向けでは1g以下のマイクロスプーンから3gクラスのスプーンまで幅広くリリースされてますからね。
このAT60XULSSはスプーニングに特化させたロッドです。テーパーはやはりレギュラースローといった感じですが、ULSSよりも柔らかいティップを搭載したXULパワー。その分ティップは細くより乗せ調子に仕上げられてますよ。

プレッシャーの高い管理釣り場では、トラウトのアタリもショートバイトが多くなります。小さな異変を感知してフッキングさせていかないと釣果を延ばすのが難しいんですね。XULパワーのこのロッドは小さなアタリでもティップがスッと入ることでオートマティックフッキングに近い感覚です。もちろん、しっかりと巻き合わせを入れるのは必須で、あわせないと掛かりが甘くなりますから。

スプーン専用ロッドというポジションなので、スプーニングロッドをお探しならオススメですね。
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ダイワ(Daiwa)Purelist(ピュアリスト) AT 56XULSS-2

同じくスプーニングロッドで操作性を重視したモデルがこちらのAT56ULSSです。同じくレギュラースローテーパーですが、0.4ft短くなるだけで印象はずいぶん違いますね。

ショートになる分、飛距離は劣りますが、その分正確なキャストが可能になります。漠然とロングキャストを繰り返すよりもマスボールやストラクチャー周辺にピンポイントキャストした方が釣果の出ることも多いですからね。バット径・ティップ径は6.0ftロッドと同じですが、ショートロッドなので少し硬い印象を受けます。それもキャストしやすさにつながってますね。

スプーンの操作性にも優れているので、テクニカルな印象となります。アタリも弾かないですね。やはり乗せ調子です。

ヒットした後、ランディングまでではショートロッドは「ため」を利かせにくいというネガもありますが、5.6ftクラスならその心配も少ないですよ。
大規模ポンドではちょっと物足りないですが、一般的なポンドエリアなら十分です。
定価¥24675のところ、¥17270 30%割引

ダイワ(Daiwa)Purelist(ピュアリスト) AT 56LFS-2

こちらはプラッギングロッドというポジションのAT56LFSです。特にミノーイングに適してますね。
キビキビとミノーを操作できるファストテーパーに仕上げられてます。小型ミノーも思いのままに動かせる張りのあるロッドですね。

バットからベリーまでは十分なパワーを持たせて、そこにしなやかなティップを組み合わせてます。極端なファストテーパーではありませんが、ジャークやトゥイッチングもやりやすいですね。スローテーパーのロッドよりも0.1mm細いティップはアタリも弾きにくく、それでいてフッキングパワーも十分伝えられます。
小型クランクもこのティップなら操作しやすいでしょう。
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ダイワ(Daiwa)Purelist(ピュアリスト) AT 51XULFS-2
ダイワ(Daiwa)Purelist(ピュアリスト) AT 70LRS-2
こちらの2本はちょっと個性的なロッドですね。
AT51XULFSは5.1ftのショートロッドながら、ファストテーパーに仕上げられてます。ティップにはカーボンソリッドのメガトップを搭載。そのためティップは食い込み抜群なんです。
スレきった管釣りでショートバイトを確実に拾っていくためのロッドですね。さすがに飛距離は期待できませんが、小規模ポンドエリアやサイトでの近距離戦では面白そうなロッドです。

AT70LRSは長さを活かしたロングキャストが得意ですね。大規模ポンドエリアの沖を攻めるようなシーンにオススメです。さすがにこの長さでスローテーパーは持ち重りが激しくなりますから、レギュラーテーパーに仕上げてますね。
ロッドパワーもあるので、7cmクラスのミノーでも十分キャスト可能です。イトウが潜むようなエリアでもオススメできますね。

ピュアリストATは、比較的リーズナブルな価格で本格的なエリアロッドを入手できるシリーズになりますね。またピュアリストにはストリーム・自然湖向けのシリーズ、ピュアリストNT(ネイティブトラウト)もラインナップしてますよ。

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