ソルティーワン!ソルト用ベイトリールのエントリーに!

あごひげあざらし

2011年07月08日 13:24


上の画像はスコーピオンXT1500、今回紹介するソルティーワンとは違うんですが、血縁関係(?)があるため敢えて使用しました。

シマノからリリースされたソルトウォータールアー用ベイトリール、ソルティーワン。この「ワン」というネーミングからも分かるとおり、シマノ伝統の入門用モデルです。

シマノ(SHIMANO)ソルティーワンHG 左

バスフィッシングの入門用ベイトリールとしてお世話になった方も多いはず、現行バスワンXTの兄弟機ですね。

非常にリーズナブルに購入できる入門用ベイトリールというスタンスはバスワンXTと同様。このソルティーワンも実売価格7~8000円程度で購入できるコストパフォーマンスに優れたリールです。

ボディ形状やメインギアは上のスコーピオンXT1500と共通になります。スコーピオンXT1000ほどではないにしろ、比較的コンパクトで低く抑えたフォルムは手に収まりやすく、パーミングしやすいですね。
強度に優れたパワーアルミハウジングを使用したスコーピオンシリーズに対して、廉価版となるソルティーワンはおそらく亜鉛系のハウジングを採用していると思われますが、強度的には必要十分なレベルとなってます。

ベアリング数が2つ少なく、スプールも超軽量が売りのマグナムライトスプールではなくノーマルのアルミスプールと装備は簡略化されてますが、実用上は大きな不満が出ることはないでしょう。軽量なルアーをキャストする、というようなシーンでなければ飛距離も十分確保でき、バックラッシュも起こしにくいですよ。

ブレーキには上位モデルと同じく遠心ブレーキシステムのSVSを採用してます。従来シマノのエントリーモデルはマグネットブレーキを採用したものが多かったんですが、今回のバスワンシリーズからSVS搭載とグレードアップされてました。シマノのベイトらしい、後半で伸びるようなキャストフィールが味わえますよ。

ソルティーワンにはハイギアモデル(HG)とローギアモデル(PG)が用意されてます。ハイギアは7.1:1、ローギアは5.1:1のギア比です。バスワンXTが6.2:1とその中間に位置しますね。
単純にギア費を変えただけでなく、ギア比に合わせたハンドル長にしたところはすごいですね。結構しっかり作りこんでいる印象です。
HGは巻上げが重くなる傾向があるので、力を入れやすい45mmの長めのハンドルを。PGは逆に軽く回せるので回転性の高い40mmとショートなハンドル。ちなみにバスワンXTはその中間の42mmハンドルです。

ハイギアモデルはライトジギングやショアジギングなど、巻き上げスピードを重視する釣りに。ローギアモデルはボトムをスローに攻めたいロックフィッシュやトルクフルなタイが相手のタイカブラなどにもよさそうです。

ついでに言うと、バスワンXTもソルト対応なので、HG、PG、バスワンXTをそろえると3つのギア比を使い分けられる、なんていうことにもなりますね。ソルト・フレッシュ、どんなシーンでもこの3台でまかなえちゃうわけです。
3台そろえても2万円程度というコストパフォーマンスの高さは魅力です。

エントリーモデルということで若干、プラスチッキーな印象もありますが、ソルトで使い倒すのなら傷みを気にせずガンガン使える気がしますね。
現在のところ、ソルティーワンシリーズは、HG、PGの右ハンドル・左ハンドルともに
定価¥10395のところ、¥7270 30%割引
シマノ(SHIMANO)ソルティーワンHG 右

シマノ(SHIMANO)ソルティーワンPG 左

シマノ(SHIMANO)ソルティーワンPG 右


兄弟機になるニューバスワンXTはこちら。

シマノ(SHIMANO)バスワンXT 右

定価¥9450のところ、¥6330 33%割引

この他シマノのベイトリールはこちらからも
フィッシングタックルならこちらにも
アウトドア&フィッシング厳選ストア ウェブ館





関連記事