先日発売されたダイワのリアルフォーエントリーモデル、
ニューフリームスを早速ゲットしてみました。
管釣り・メバリング・アジングに、ということでまたしても2004サイズを購入です(このサイズがダブりすぎて、レブロス2004を放出したのにね。。。。。)。
ダイワ(Daiwa)11フリームス 2004
エアローターに興味はある、でもセルテートまでは手が出せない、というジレンマな管理人にはピッタリな(?)モデルでしょう。
ざっくりと肉抜きされたローターが特徴的。まるで鳥の骨格を思わせるようなローターはいかにも「軽い!」と主張するかのようです。
手にしてみた時に感じたのは「思ったよりも軽くない。。。。。」ということ。あれ!?てなかんじですね。ある程度は予測してましたけどね。
ボディサイズの近いレブロスMX1003と比べてみました。
左がフリームス、右がレブロスMXです。もちろん、別物のリールではありますが、共通点もありますね。ハンドルはほぼ共通です。ノブのフタがちょっと違いますが、それ以外は同じです。なので、ノブにベアリングの入らない供回りハンドルは互換性がありますが、レブロスMXとフリームスのハンドルを交換するメリットはあまり感じません。強いて言えば1003のハンドルは45mmとフリームス2004より5mmショートなことくらい。
それよりも月下美人MX2004・2004WやエメラルダスINFのハンドルと交換するほうがメリットがありますね。
こちらの機種は供回りハンドルながらノブにはベアリングを入れることができますし、Wハンドル化も可能ですからね。
話がそれました。
一見、ちょっと似ているもののもちろんフリームスはカーボン樹脂のザイオンボディ。それに対してレブロスMXは汎用樹脂ボディ。重量の面ではザイオンに軍配が上がるはず。
ちょっと数字が見えにくくなっちゃいましたが、フリームスのボディ単体重量は128g。レブロスMXは144g。その差は16g、ほぼ同一サイズのボディですがやはりカーボン樹脂は軽いです。数字を見るまでもなく持った感触で重さが違うのがわかりますからね。
でもカタログ上、フリームス2004は220g、レブロスMX1003は210g、2004でも215gとホンの少し軽量です。なぜか?
それはやっぱり、スプールの重さですね。
フリームスのスプールは54g(ノブ込み)と思ったよりも重いんです。それに対してレブロスMXはエアスプールほどではないにしろ、34g(ノブ込み)と20gも軽い。ちなみに旧レブロス2004でも42g(ノブなし)ほどでしたから、ちょっとこのサイズのスプールとしては残念なくらい重いですね。
RCSのリアルフォー用スプールはワッシャーを使用することで搭載可能となってますので、重さが気になる場合は換装するのもありかもしれません。が、リール本体の価格を考えるとコスト的にどうかな、といったところです。
RCSの2004スプールはアルティメットドラグ搭載のアルミ製が35g、2004エアスプールだと25gとなりますね。
とネガティブな部分から書いてしまいましたが、ハンドルの回転フィールはとてもシルキーです。スムーズで軽く、管理人のものは異音なども発しません。レブロスMXがちょっとカラカラした無機質なフィーリングなのに対して、高級感すら感じるフィーリング。これで1万円台前半のプライスならメチャクチャコストパフォーマンスが高いですね。
エアローターにはマグシールドの変わりにオイルシールが採用されているので、セルテートに比べると少し機械的な抵抗は感じますが、直接比べなければわからない、といったレベルに収まってます。
ローターが軽いので、勝手に回り続けようとしないのもダイレクトな感じ。店頭回転性能(思いっきりハンドルをブンッと回していつまで回り続けるか、ってやつ)では、ローターの慣性が少ない分、すぐに止まってしまいますが、実釣回転性能では価格からは考えられないほどスムーズですよ。
ライトルアー用リールとしてはもう少し、スプールが軽ければ文句がなかったんですが、それは価格を考えたら仕方ないのでしょう。
レブロスMXといい、11フリームスといい、ダイワの低価格帯リールもあなどれなくなってますね。
そうそう、レブロスMXはヴェトナム製でしたが、スリームスは中国製でした。この辺はう~ん、て感じです。
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