’11エルフが登場!ハイコストパフォーマンスモデル!
ハイコストパフォーマンススピニングリールのエルフ(ELF)がモデルチェンジして11年モデルとなりました。
旧モデルもナスキーの兄弟機でしたが、
11エルフも
10ナスキーの弟分となります。ちょっと好みが分かれてた旧型のブルーから、落ち着きのある光沢系のシルバーにカラーも変更されてますね。
今回のモデルチェンジでも、ナスキーとエルフの差は見た目以外はベアリングだけとなってます。
ベアリング数はナスキーの4つから3つへ。減らされた箇所はおそらくマスターギアの右側じゃないでしょうか。ピニオン・マスターギア左側・ラインローラーの3ベアリングでしょう。
初期の巻き心地が若干重い感じのしたナスキーですが、マスターギアのベアリングが1つ減らされたことで11エルフのハンドル回転フィールは多分重めです。
ただ、従来からマスターギア右側にはカラーを採用することの多かったシマノのスピニング。旧アルテグラアドバンスでもそうでしたが、十分実用レベルだったのでエルフも気にしなければ問題ないレベルじゃないかと思います。
また、10ナスキーはグリスが飛んでギアがなじむと回転フィールがずっと軽くなったので、エルフも使ううちに滑らかになるんじゃないかと思いますよ。
もう一つ、エルフとナスキーのベアリングには違いがあります。ナスキーに採用されているベアリングは、防錆性に優れたA-RBですが、エルフは一般的なベアリングとなってます。耐塩性についてはナスキーに軍配が上がりますね。
もちろん、A-RBだってソルトで酷使すれば錆びるわけで、使用する環境やメンテナンス頻度によってその差を埋めることは可能でしょう。淡水専用で使用するのならほぼ、差を感じることはないはずです。
共通の機能は、AR-Cスプールやエアロラップ、樹脂製の軽量ボディなど。
リーズナブルな価格ながら、評価の高いドラグ性能やライントラブルの少なさなど、コストパフォーマンスに優れたシリーズです。
入門用としてはもちろん、上級者のサブタックルにもオススメできますね。
ちなみに、A-RBベアリングを採用していなくても、シマノのサイトではソルトOKとなってます。淡水専用のリールじゃありませんよ。
で、3月5日現在ナチュラムさんに入荷しているのは、以下のサイズです。
シマノ(SHIMANO)エルフ C2000
シマノ(SHIMANO)エルフ C2000S
シマノ(SHIMANO)エルフ 2500S
シマノ(SHIMANO)エルフ C3000SDH
シマノ(SHIMANO)エルフ C5000
まだ入荷直後ということもあって、上位モデルのナスキーとの価格が逆転しちゃってますが、そのうち価格も下がるでしょう。そうなると、エントリー向けスピニングリールは、ナスキー・エルフ・レブロスMXの3つ巴って感じになるでしょうね。
ドラグ性能・耐久性ならシマノの2機種、スムーズな回転フィール・ライントラブルの少なさではレブロスMXとなりますが、総合すればこの3機種の差はほんのわずかですね。
この価格帯でも十分、使えますよ。
シマノ(SHIMANO)10ナスキー 2500S
ダイワ(Daiwa)レブロスMX 2506
シマノのスピニングはこちらにも
ダイワのスピニングはこちらから
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シマノ(SHIMANO)エルフ C2000
●PE糸巻量:1号/300m、1.2号/200m、1.5号/140m
●ナイロン糸巻量:2号/150m、2.5号/125m、3号/100m
●フロロ糸巻量:2号/120m、2.5号/105m、3号/85m
●最大巻上長(ハンドル1回転):66cm
●スプール寸法(径/ストローク):42/12mm
●ギア比:5.0
●自重:210g
●実用ドラグ力:39.2N/4.0kg
●最大ドラグ力:49.0N/5.0kg
●ベアリング数(ボール/ローラー):3/1
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