本物のセーター?

あごひげあざらし

2010年12月30日 20:37


セーターって、本来はかなり実用的なアウタージャケットだったんですね。
本物(?)といわれるものは、高い撥水性と防風性をもってます。そんな本物といわれるセーターをいつかは手にしてみたいなぁ、と思う管理人です。アウトドアでガシガシ着込むのが格好良いんでしょうが、やっぱりタウンウェアにしてしまいそうですね。


【フライヤーフック社】 カウチンセーター サンダーバード柄(通常タイプ)

こちら、本物といわれるセーターのひとつ、カウチンセーターです。カナダに住んでいたインディアン、カウチン族が伝統的に着用してきたウェアですね。真冬のカナダでは、屋外作業に欠かせなかったアイテムだそうです。

雨や雪を弾く撥水性を持ったウールを使用しているのが特徴。脱脂を極力抑えることで、動物性油脂、ラノリンをたっぷり含んだ毛糸を使用してます。また、手編みでしっかりと編み目を詰めているので風も防いでくれるそうです。
現代の屋外用アウターに共通する特徴ですよね。現代ではもっと軽量なナイロンが使用されますが、それが生まれる前から撥水性・防風性に優れた素材を作っていたわけです。

このフライヤーフックというメーカーは、カナダで伝統的なカウチンセーターを作り続けるブランドです。もちろん、カウチン族は散り散りになってしまってますが、伝統的な工法は伝承されているんです。

で、このカウチンセーターは、フロントジッパーとすることで脱ぎ着がしやくすなってます。ボタンフライのセーターにも魅力を感じますが、ジッパーは実用上便利ですよね。
このセーター、価格もちょっとお高い。ウ~ン。。。。。。。
¥39900


Dale of Norway(ダーレ・オブ・ノルウェイ)ステティン Men’s

こちらはナチュラムさんでお取り扱い中のダーレ、それだあれ?なんていう親父ギャグはやめときます。。。。。
ダーレは北欧はノルウェーのブランド。ノルウェーといえば!
バイキングで有名ですね。こちらはそのバイキングの伝統が生きるセーターです。こちらは伝統と最新の素材を組み合わせて作られてますね。

表皮には4プライのノルウェーウールを使用して、撥水性を確保。こちらも油分を含んだウールを使用することで、雨や雪を弾きます。
さらにライニングにはゴアウィンドストッパーを使用することで、さらに防風性を高めてます。
ウールは透湿性に優れた素材でもありますが、ゴアウィンドストッパーを使用することで透湿性はそのままに、風をブロックする効果を高めてますね。プルオーバータイプでアウターにもミッドレイヤーにも着用可能です。
こちらも価格はそれなりに、というか本物価格です。
¥51450

ウ~ン、当分買うことはない、かな。



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