センターファスナーマミーシュラフ特集!?

あごひげあざらし

2010年10月19日 05:53

唐突ですが、センターファスナーマミーシュラフの特集みたいなものを。

マミーシュラフの多くはサイドファスナーですよね?
これって何ででしょう?以前、あるメーカーの方にうかがったところ、「保温性を重視するからです」とのお話でした。

ファスナーはシュラフへの出入り・温度調整には欠かせないものですが、保温性の面ではデメリットになるんだそうで。ファスナー部分からシュラフの中の熱が逃げてしまう、「ヒートロス」を起こすポイントになってしまうんだそうです。
なので、最も熱を貯めておきたい体の中心部(体幹)からずらした横にファスナーを持ってくるわけです。
そりゃそうですよね、ファスナー部分は保温材を入れられませんからね。ドラフトチューブという保温材の入ったチューブを裏面に当てて最低限のヒートロスに抑える努力はしているそうですが、完全には抑えられないみたいです。

とはいえ、サイドファスナー。これって慣れないと出入りがしにくくないですか?特に出る時ですね。
右利きの人が多いためか、ファスナーを右側に配置したシュラフが多いんですが、首元近くのファスナーを開けるときは右手じゃやりにくかったりします。管理人はまず左手を右肩付近に持ってきて少し開けて、途中から右手に持ち替えたりしますが、皆さんはどうしてますか?

そんな扱いにくさのないのが、センターファスナーのマミーシュラフです。右手だろうが、左手だろうが、どちらの手でも開閉可能です。極限での保温性では劣るかもしれないけど、冬山でもない限りある程度は対処が可能なんじゃないでしょうか。
冬の車中泊やファミリーキャンプであれば、センターファスナーのシュラフでも温度にあったシュラフを使用すれば問題なく寝られますからね。
春・秋でもそれは同じことでしょう。

要は、使用する環境(温度)に合ったシュラフであれば、センターファスナーのほうが扱いやすいということで。上下スライダーのファスナーで、上から下までフルオープンできるタイプであれば椅子などに座った状態でも足先だけを出せば使用可能です。車中泊や防災アイテムとしても使えますね。
暑い時なら、足元だけを開けたり、胸元を開けたり、という使い方にも対応できるのでアレンジも多彩になります。
そんなわけで、今ナチュラムさんで売れているマミーシュラフは、センターファスナーのナンガだったりしてますしね。
で、センタファスナーを採用したマミーシュラフをそろえてみました。

続きをどうぞ!

ナンガ(NANGA)センターZIPバック 350


ナンガ(NANGA)センターZIPバック 600DX


イスカ(ISUKA)スーパースノートレック1500


イスカ(ISUKA)スノートレック1100


deuter(ドイター)スターゲイザー(-10℃)


deuter(ドイター)スターキャッチャー(-5℃)


Coleman(コールマン)コルネット/-10


モンベル(montbell)エクセロフトカモワッチ バッグ


クロスター(CROSTER)人型シュラフ


意外と数は少ないもんですね。モンベルのカモワッチバッグは腕が付いてますし、クロスターは腕を出せる上に足まで付いてたりしますから、ちょっと方向性は違うかもしれません。
ウィンターシュラフ、3シーズンシュラフがありますから、使用する環境やお値段でチョイスしてみてください。ダウンのものは収納性が高いですし、化繊中綿のものはリーズナブルな価格のものが多いですね。

この他マミーシュラフはこちらにも
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