今年は異常なくらい、里山に熊が出没してますね。
今日は中学校に立てこもり、先日は老人介護施設に立てこもり。
人里ですらこういった出没が起きる状況では、ちょっと里山に入ってしまうとなおさら遭遇の危険が高まりますね。
おじの住む長野県大町市でも目撃情報が入っているそうですし。
猛暑によるエサ不足や里山の放置など、熊が里に下りてくる原因は言われてますが、本当のところは「熊に聞いてくれ」ってところです。
ほんの少しでも山に入る機会のある方は、例年以上に熊避けアイテムを装備した方がいいのかもしれませんね。例えば、
ハイマウントマジックベアベル(消音機能付)
定番ですが、こういった熊避け鈴を携帯することがまず第一でしょうか。
人を恐れる熊にはかなり有効とされてます。熊の方もできれば人間なんぞに会いたくはないんでしょう。それはお互い様ですので。音で存在をアピールするのは有効とされてます。
鈴の音は高音なのでかなり遠くまで届くそうです。人間よりも耳の良いといわれる熊なら、もっと遠くから人間の存在に気が付いて近寄らないようですね。
鈴の他に、ラジオをつけながら移動したりするのもいいそうです。ただ、電波の入らないような深い山ではやはり鈴かなぁ。
このハイマウントのベアベルには消音機能がつきました。ベルトップのネジを緩めることで音を消すことができます。街中の移動ではこの機能は便利ですね。
カナダのリバーカヌーツーリングでは、キャンプ地でグリズリー避けにライフルの空砲を数発撃つそうです。その音で近寄らなくなるらしいです。
日本ではライフルなどを携帯するのは一般的じゃないので無理ですが、爆竹でも鳴らしたら効果があるんでしょうか?
1発ずつにして、時間をおきながら時々鳴らすといいのかな?もっとも他の登山者などには迷惑かもしれませんね。散弾銃の音と勘違いしそうですから。
現実的にはホイッスルなどを時々鳴らすのが一般的でしょうか。
スターウォータープルーフIDホイッスル M
携帯しやすいチェーン付きのホイッスルです。定期的に鳴らすようにすると良いんじゃないでしょうか。
万が一、出会ってしまったときのことを考えると、鈴以外に、
Guard Alaska(ガードアラスカ)ベアースプレー 20% ウルトラホットペッパースプレー【専用ホルスターセット】
熊の本場(?)、アラスカ生まれのベアスプレーです。唐辛子成分の刺激で熊を追い払えるアイテムですね。
もちろん、いざという時にすぐ使えるよう、取り出しやすい場所に携帯するのはもちろん、事前に取り出す練習もしておく必要があります。緊張状態で使用できるくらいに練習しましょう。
ただ、こういったアイテムを携帯するのは当然なんですが、山に入るということは、熊のテリトリーに自分が入っていっている、という認識も持つ必要があるでしょうね。
あくまでも、山の住人は熊です。人間はお邪魔させてもらっている、という気構えで行くべきでしょうね。それが礼儀じゃないか、とおもいます。